永遠のライバル!フェラーリとランボルギーニ、色々と比べてみた
2016/01/20
Nor.M
イタリアのランボルギーニ社が、創業50周年記念車として送りだした、ランボルギーニヴェネーノ!世界中で最も希少で、車大好きな人なら間違いなく憧れる、ランボルギーニヴェネーノ!世界NO1のスーパーカーとは?そのヴェネーノの全貌と魅力に迫る!
はたして、ランボルギーニヴェネーノとはいったいどんな車なのか?ここでは、ランボルギーニヴェネーノを詳しく紹介しましょう。これであなたも、ヴェネーノ通になれるはず!
ランボルギーニヴェネーノ
ヴェネーノは、この時が初お目見えです!かっこ良すぎます!
ランボルギーニヴェネーノは、イタリアのランボルギーニ社が創業50周年記念車として、ランボルギーニアヴェンタドールをベースに作られた、特別限定モデルのスーパーカーです。ちなみに「ヴェネーノ」とは、イタリア語で「毒」の意味だそうです。そのヴェネーノの由来は、伝説的な闘牛の名前からきているそうです。
ランボルギーニアヴェンタドール
こちらが、ランボルギーニヴェネーノのベースとなった、ランボルギーニアヴェンタドールです。
ランボルギーニヴェネーノは、2013年3月にスイスのジュネーブで行われたモーターショーにて実車が初公開されました。また、ヴェネーノは世界で3台だけの限定で制作され、その3台はいずれも制作予定の時点ですべて完売だったというから驚きです!
ジュネーブモーターショーにて公開された展示用モデルを含めて、ランボルギーニヴェネーノは計4台ということになります。その1台、「ナンバー0」は当然ながら、ランボルギーニ社の管理下に置かれているそうです。
ランボルギーニヴェネーノ
たくさんの熱い視線を注がれるヴェネーノ!やはり、注目度ナンバー1みたいです!
ランボルギーニヴェネーノのボディーカラーは、グレーのメタリックにて塗装され、カーボンファイバーのパーツが黒く輝いてとても綺麗です。モーターショーでの展示車には、緑・白・赤の3色がアクセントラインとして施されています。ランボルギーニの母国、イタリアの国旗を象徴しています。
また、販売された3台においては、それぞれ、緑・白・赤のうち1色のアクセントラインが施されています。高級感あふれるスタイル・一際輝くボディーカラー・希少価値、ランボルギーニヴェネーノはどれをとっても魅力満載の、まさにスーパースポーツカーといえますね!
2013年3月に、ランボルギーニヴェネーノが発表されてから7ヶ月後の10月。ランボルギーニ社が新たな50周年記念車として「ランボルギーニヴェネーノ・ロードスター」を発表しました。ヴェネーノと違う点は、何といっても「オープントップ」でしょう。
ランボルギーニヴェネーノ・ロードスター
赤のボディーカラーに、オープントップ。装いは違えど、やはり存在感抜群です!
このヴェネーノ・ロードスターも、同じく限定生産でヴェネーノの「3台」に対し、こちらは「9台」と3倍の台数。まあ、それでもものすごく希少なのには、変わりありません。しかも、この9台も発表段階ですべて完売したそうです。これまた驚きです!
それでは、これからランボルギーニヴェネーノがどんな車なのか、実際に詳しく紹介していきます!
まずは、ランボルギーニヴェネーノの性能について見ていきたいと思います!スーパースポーツカーの基本性能とは!?要チェックです!
これが、ヴェネーノのエンジン音!!
ランボルギーニヴェネーノのエンジンは、「ランボルギーニアヴェンタドールLP700-4」と同じであり、排気量6.5リッターV型12気筒パワーユニットを搭載。最大出力は、552kW/750hp。0→100km加速は、わずか2.8秒。最高速度は、なんと355km/h!!まさに、スーパーエンジンですね!
ランボルギーニヴェネーノ
エンジン!トランスミッション!サスペンション!全てが高性能!!
ランボルギーニヴェネーノの駆動方式は、フルタイム4WDで、組み合わされるトランスミッションは、超高速シフトの7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド。わかりやすくいうと、シングルクラッチ・セミオートマチック)に、5種類の走行モードが備わっています。足回りには、プッシュロッドサスペンションと水平に配置されたスプリングとショックアブソーバーが搭載されています。
ランボルギーニヴェネーノ
これは、ヴェネーノの背びれなのか?どんな役割なのでしょう!?
ランボルギーニヴェネーノのエンジンカバーには、巨大で特徴的な「シャーク・フィン(サメの背びれ)」が設けられており、これには、リアの安定性を高める効果とブレーキング時の制動力を高める効果があり、さらに高いヨー角にダウンフォースが強まり、高速時でのコーナーリング性能がUPします。
ランボルギーニヴェネーノには、全てにおいて特徴的な性能が備わっており、フェラーリやマクラーレンにもひけをとらない、まるでサーキットで走るレーシングカーの様です!まさに、スーパースポーツカー!その高性能な走りを公道で、そして一度はこの目で見てみたいものです!
ここからは、ランボルギーニヴェネーノのデザインと技術を紹介していきます!気になるその実態とは!?
ランボルギーニヴェネーノ(フロント)
こちらが、正面から見た、ランボルギーニヴェネーノ。威圧感があります!
ヴェネーノのフロントは、矢印型のフォルムになっています。それと、角張ったY字型のヘッドランプが特徴的です。フェンダー部分は車体から独立し、スポーツプロトタイプの基準をベースとし、空力学的な流れを最適化しています。
ランボルギーニヴェネーノ(リア)
ヴェネーノの後姿がこちら。リアにもY字型が!!
ヴェネーノの後姿も、これまた特徴的。まず、エンジンカバーは中央のシャーク・フィンと一体化されており、6個の楔型の開口部が設けられています。ここから、エンジンからの熱を効果的に逃がします。リアウイングは可動式で、このデザインはリアディフューザーによる空気の流れとの相乗効果で、ベストパフォーマンスを生み出します。
ランボルギーニヴェネーノの後姿で最も特徴的なのが、ブレーキ灯・表示灯・フォグランプを含むリアライト。フロントと同様にここでもY字型のテーマが採用されています。
その下には、スプリッターで分割された4本の大きな排気エンドパイプがあります。これは、堅固なディフューザーとの一体化により、アンダーボディーへの空気の流れをスムーズにして、ダウンフォースを増加させる役目をしています。また、リアで唯一密閉されたエリアを除き、大きな開口部があるが、そこは、エンジンルームを換気し、リアウイングへ空気の流れを誘導します。
ランボルギーニヴェネーノ(ホイール)
こちらが、ヴェネーノのタイヤ&ホイール。黒と赤の色使いがベストマッチですね!
ランボルギーニヴェネーノには、独自のセンターロック式アロイ・ホイールが装着されており、フロントが20インチ、リアが21インチです。また、ホイールリムにはカーボンファイバー製のリングが装着されており、これは、ブレーキディスクを冷却するためにタービンのような役割を担っています。
ランボルギーニヴェネーノ
こちらが、ヴェネーノの内装。ホイール同様、赤と黒が基調にされています!
ヴェネーノのインテリアにおいてほとんどを占めるのが、カーボンファイバーです。まず、2つの軽量バケットシートには、「フォージドコンポジット」が使われています。これは、ランボルギーニ社が独自で開発した特許素材です。
ヴェネーノのコックピット全体、ルーフライニング、シートの一部には、カーボンファイバーが使われています。また、マットもカーボンファイバーでできており、スタイリッシュでどのような形状にもフィットし、軽量化になっています。
ランボルギーニヴェネーノ
カーボンファイバーでできた、ヴェネーノのコックピット。スイッチ類にもイタリア国旗が!!
完全にリデザインされたインストルメントパネルは、Gメーターなどさらなる機能をとりいれ、車のコントロールに必要な情報をドライバーに提供します。また、エアバッグからESPハンドリングシステムまで完全に組み込み、安全システム装備も完璧です。
ランボルギーニヴェネーノ
こちらが、新たなグラフィックがデザインされたGメーターです。優れた情報を伝達してくれそうです!
ヴェネーノは、CFRPを基にしたデザインで軽量化し、車体の乾燥重量はわずか1450kg!これは、ベースになったアヴェンタドールと比べると、125kg軽いことになります。この軽量化が想像を超えるパフォーマンスを産みだし、355km/hという最高速度を可能にしているのでしょう!!
ランボルギーニヴェネーノのデザインには、全く新しいもの、アヴェンタドールから得たもの、モータースポーツでの経験から産まれたもの、力学的なものなど、様々なアイデア・知識が融合されてできたデザインがあり、また技術も然りです。
独自で開発した素材を活かしての軽量化や、独自のホイールなど、そのどれをとっても非常に素晴らしいものです!まさに、スーパースポーツカーといえるんじゃないでしょうか!!
これだけの魅力あふれるランボルギーニヴェネーノ!憧れるヴェネーノ!一体、お幾らするのでしょうか!?
ランボルギーニヴェネーノ
車好きとしては、一度は乗ってみたいヴェネーノ!果たして買えるのでしょうか・・・?
ランボルギーニヴェネーノは、2013年3月に発表され、世界限定3台の販売されました。その価格はというと、『300万ユーロ』!この当時のレート、1ユーロ・121円換算すると、『365.357.142円(税別)』!なんと、3億円オーバーです!!ちなみに、消費税だけで、1800万ほどです!!
これは、さすがに手が届きません・・・
しかし、これだけ希少価値があり、レーシングカー並みの装備が施してある車です!やっぱりそのくらいの価格でなければ、いけませんよね!
ランボルギーニヴェネーノ
ガルウイング!ランボルギーニといえばこれも外せません!!
これまで、ランボルギーニヴェネーノの魅力について色々と紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか!?まだまだ、ヴェネーノの魅力はこんなものではないと思いますが、その魅力はぜひ乗ってみて体験してみてください!といいたいとこですが、なかなか乗れるものではないです。ですがそこもまた、ヴェネーノの魅力の一つということにしましょう!!
ランボルギーニヴェネーノには、世界1の車だ!と思わせる魅力が、たくさんあったと思います。名前の由来、性能、デザイン、技術、希少価値、そして驚愕の販売価格!!
これこそ、「公道仕様のレーシングカー」と言えるのではないでしょうか。
ランボルギーニヴェネーノこそ、まさに、『世界NO1のスーパースポーツカー』だと思います!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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