2016/03/21
k86y
自動車の運転免許を取得する際に、路上で運転する練習をしますよね。その時に必ず必要になるのが仮免許です。仮免許は試験を受けなければいけませんが、問題が難しくてなかなか受からない方もいると思います。そんな方に問題を解くコツなど、仮免許について詳しく紹介します!
仮運転免許は、自動車運転免許を取得する前の路上教習で必要になる免許証です。
仮免許を取得すると公道での路上練習が可能になり、運転免許試験場での本免許技能試験や教習所の卒業検定を受験するときに仮免許がないと試験を受けられないので、自動車の免許を取得しようと思ったら必ず仮免許が必要になります。
仮免許には普通仮運転免許と中型仮運転免許と大型仮運転免許の3種類があり、仮免許の有効期限は交付された日から6か月になります。もし期限が切れた場合は、修了検定や仮免許学科試験を再度受けなければなりません。
仮免許学科試験のルールを確認しましょう!
仮免許試験には、運転の技術を見る技能検定と学科試験があります。
学科試験は、○×問題の二者択一となります。(記入はマークシート方式)
・制限時間:30分
・問題数 :50問
・合格基準:100点満点中、90点以上で合格です。
ちなみに本免学科試験は○×問題で問題数が90問(1問1点)、イラスト式危険予測問題5問(1問2点)を50分で解き、90点以上で合格になります。このように仮免許試験よりさらに難しくなるということですね。
学科試験は○×問題なので簡単と思われがちですが、結構引っ掛け問題が多くて難しいですよね。今回は仮免許学科試験で間違えやすい問題やコツ、合格するためにできることをまとめてみました。
仮免許学科試験の問題を解く時のコツ①
道路標識や表示は同じようなのが多く間違えやすい上に、よく出るので覚えておきましょう。
道路標識や表示は、よく出題されるので一つでも多く覚えておきましょう。標識はたくさんありますが、その中でも規制標識、指示標識、警戒標識は出題率が高いので確実に覚えておくと安心です。よく出てきそうな標識をまとめてみました。
規制標識「通行止め」
すべての交通(歩行者・車・路面電車)は、通行してはいけません。
規制標識「車両通行止め」
車(自動車・原動機付自転車・軽車両は、通行してはいけません。
規制標識「車両侵入禁止」
車はここから侵入してはいけません。(一方通行の出口などに設けられています。)
規制標識「二輪の自動車以外の自動車通行止め」
自動車は通行してはいけません。ただし、二輪のもの(大型自動車二輪車と普通自動二輪車)は通行できます。
規制標識「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」
車は、追い越しのために道路の右側部分にはみ出して通行してはいけません。
指示標識「横断歩道」
横断歩道であることを示します。
指示標識「安全地帯」
安全地帯であることを示します。車は通行してはいけません。
指示標識「駐車可」
車は駐車することが出来ます。
警戒標識
右(左)背向屈曲あり
警戒標識
落石の恐れあり
警戒標識
車線数減少
警戒標識
幅員減少
他にもたくさんあるので、地道に覚えていきましょう。その他の標識はこちらを参考にしてください。
仮免許学科試験の問題を解く時のコツ②
ややこしい表現も多いので注意!
試験問題の中には、引っ掛け問題がいくつかあります。問題を最後までしっかり読んで、回答するようにしましょう。それでは、間違えやすい表現をまとめてみます。
①数字の確認はもちろん、「以内」「以上」「より」「未満」「こえる」の文字に注意しましょう。
②前半は正しくても後半で否定する場合があります。例えば「赤の点滅信号では、一時停止する必要はない」など、最後に否定するパターンがあるので最後までしっかり問題を読みましょう。
③問題の中には反対語でひっかけることがあります。例えば「高く→低く」「長い→短い」「急に→ゆっくり」など、反対語に注意しましょう。
仮免許学科試験の問題を解く時のコツ③
仮免許試験の前の効果測定を有効に活用しよう!
仮免許試験を受ける前に恐らく何度か受けることになる効果測定というテストがあります。これは、試験の予行演習のようなもので、仮免許試験と同じような問題が出題されます。ここでしっかり、予習を行うことによって、自分が間違えやすい部分をチェックしておけば、本番の仮免許試験にも生かすことが出来ます。
また、効果測定だけでなく、ネット上には仮免許試験の練習問題を出題してくれるサイトが色々あります。そのようなサイトを利用して、模擬問題に合格するまで何度も繰り返しやると、表現がややこしい問題の傾向がつかめてきたり、自然と標識などを記憶出来ていたりするので、自信をもって本番に挑むことが出来ると思います。
仮免許学科試験について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
仮免許学科試験を合格するには、とにかく練習問題をやることだと思います。これから受ける方も、何度受けても受からないという方も、今回紹介したコツを意識してチャレンジしてみてください!
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