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軽自動車の乗車定員、何人までOK?子どもがいるとどうなるの?

小回りが利いて、かわいい車種も多い軽自動車。お子さんがいる家庭で、軽自動車を持っている方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな軽自動車の乗車定員について調べてみました!大人だけの時の乗車定員と、子どもがいる時の乗車定員は変わるのでしょうか?

軽自動車って、そもそもどんな車?

小さくて、小回りが利いて、意外と荷物もたくさん積めて、かわいい車が多い!そんな軽自動車ですが、具体的には、軽自動車とはどのような車のことを言うのでしょうか?

『軽自動車』には四輪、三輪、二輪と、それぞれにありますが、今回は四輪の軽自動車について見てみたいと思います。

軽自動車の条件

いつの時代も人気の軽自動車。規格は道路運送車両法で定められています。

人気の軽自動車ハスラー。
発売当初からずっと人気ですね。

・全長・・・3.40m以下
・全幅・・・1.48m以下
・全高・・・2.00m以下
・排気量・・・660cc以下
・定員・・・4名以下

この様に6つの項目で、規格が定められています。この内1つでも規格を超えてしまうと、軽自動車ではなくなってしまいます。

軽自動車の乗車定員は?

軽自動車の規格として先述しましたが、軽自動車の乗車定員は4人です。
この乗車定員は、もちろん運転者を含めた人数。運転者を除いた、軽自動車の乗車定員は3人と言うことになりますね!

運転者も、乗車定員の1人です。

2人乗りのコペンの様に、乗車定員がより少なく設定されることはありますが、5人以上に増えることはありません。

軽自動車の乗車定員、子どもがいても4人まで?

お子さんのいる家庭で、軽自動車を持っている方も多いのではないでしょうか。そこで気になるのが、『子どもの人数は、大人と同じなのか、違うのか?』と言うこと。特に、後部座席のシートベルトも、着用が義務になったし、チャイルドシートやジュニアシートを使用している場合もあるし・・・と、乗車定員が限られているだけに、迷うこともあります。

軽自動車の後部座席。
シートベルトは2人分です。

それでは、早速軽自動車の乗車定員について、具体的に調べてみましょう!

軽自動車の乗車定員①乗車定員に於ける『子ども』は11歳まで!

入場料や運賃などでも別料金扱いの事が多い『子ども』。乗車定員を数える時にも、大人と子どもは分けて考えられます。
それでは、乗車定員に於ける『子ども』とは何歳までなのでしょうか?

乗車定員で、『子ども』扱いになるのは、11歳までです。

軽自動車に限らず、自動車の乗車定員で『子ども』と言うのは12歳未満の子どものこと。つまり、乗車定員では11歳までは『子ども』、12歳以上からは『大人』に分類されます。

軽自動車の乗車定員②子ども3人=大人2人

乗車定員を見る時に、間違えやすいのが『子どもの人数を大人に換算すると何人になるか』と言うこと。よくある間違いで、『子ども2人=大人1人』と考えてしまうことがあります。『子どもが2人だから、大人は3人まで乗れる』と考えてしまいがちです。しかし、これは間違いです。

正しくは『子ども3人=大人2人』です。軽自動車の乗車定員4人に照らし合わせると、『子どもが2人の時は、大人も2人まで』と言うことになります。

軽自動車で大人が運転者1人ならば、
12歳未満の子どもは4人まで乗れます。

乗車定員の計算は『大人+12歳未満の子ども×2/3』です。端数は切り捨てではなく、切り上げです。
軽自動車の場合、大人は運転者の1人だけとすると、子どもは最大4人まで乗車可能になります。計算は、『1+4×2/3=3.6666・・・』となり、端数を切り上げるので4人です。子どもを5人乗せるとなると、乗車定員オーバーになってしまいます。

軽自動車の乗車定員内でも、後部座席のシートベルトが足りない!

上記の計算で、軽自動車の乗車定員4人で子どもを含めると、最大で次の様に乗れることが分かります。

・大人4人
・大人3人、子ども1人
・大人2人、子ども3人
・大人1人、子ども4人

軽自動車の場合、運転席と助手席に1人ずつ乗ると、後部座席に子どもが3人乗れる、と言うことになります。しかし、ここで疑問が出てきます。それは『後部座席のシートベルト、義務なのに足りない・・・』と言うこと!
この場合、違反で捕まってしまうのでしょうか?

乗車定員内でシートベルトが足りない場合は・・・?

実は子どもを含めた乗車定員以内で、シートベルトが足りない場合、シートベルト着用は足りない分の着用義務が免除されます。また、6歳未満の子ども義務のチャイルドシートも同様に免除されますが、出来る限りチャイルドシートを使うことが必要です。

軽自動車に設置されたチャイルドシート。
可能な限り使用することが必要です。

乗車定員の範囲内でチャイルドシートを使用すると全員が乗れなくなるときは、チャイルドシートは免除されます。しかし、乗車させる全ての子どもについて使用義務が免除されるのではなく、可能な限り多くのチャイルドシートを使用させる必要があります。

出典:http://www.police.pref.kanagawa.jp

上記は神奈川県警HPからの引用です。乗せている子ども全員が免除になる訳ではない、と言うところに注意が必要ですね!

軽自動車の乗車定員、いかがでしたか?

軽自動車の乗車定員について調べてみましたが、いかがでしたか?どの世代からも人気の高い軽自動車。大人と子どもが一緒に乗る場合には、乗車定員の数え方迷ってしまうことも。
また、乗車定員内ならば、シートベルトが足りない時は免除になることも分かりましたね!しかし、シートベルトをしていない場合の危険度は、シートベルト着用時と比べて、高くなってしまいます。ぜひ安全に配慮して、運転して下さいね!

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