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軽自動車の定員って知ってる?子どもの人数はどう考えるの?

昨今、税金の安さ、燃費の良さ、室内空間の広さで軽自動車の人気が上昇しています。そんな軽自動車の乗車定員の考え方はご存知でしょうか。今回は軽自動車の乗車定員の考え方や定員オーバーした時の危険性などをご紹介します。軽自動車は最大で何人乗れるのでしょうか。

軽自動車の定員って何人?

各車には乗車定員が決まっているのを知っていますか?
同じ車種でもグレードや装備が違えば乗車定員が違っていることがあります。
今回は軽自動車の乗車定員に焦点をあてて紹介したいと思います。

広々とした空間、カッコよさやかわいらしさを象徴したデザインで子育てママだけでなく、趣味を充実させたいパパはもちろん、ファミリーカーとしても人気の軽自動車。
その軽自動車の定員とは一体何人なのでしょうか。

軽自動車の規格で『軽自動車は、乗車定員4名以下又は最大積載量350kg以下の個人用モビリティとして、車の大きさを必要最小限〔車体の長さ3.4m以下、車体巾。1.48m以下、エンジン排気量660C.C.以下〕に制限して…』と文言があります。

これを見る限りでは、軽自動車の乗車定員は4人です。
ここでいくつか疑問が生じます。
定員をオーバーしている場合、軽自動車はどういう動きをするのか、子どもの人数はどのように計算するのかです。

今回は軽自動車の乗車定員がオーバーしている際の車の動きや子どもの人数をどのように考えるか、どのように計算するのかをご紹介していきたいと思います。

軽自動車の定員をオーバーしていると?

まず、軽自動車の乗車定員がオーバーしている場合、車の動きはどのように変わるのでしょうか。
実際に定員オーバーで起こった事故などをもとに見ていきたいと思います。

実際に軽自動車で定員オーバーして起こった死亡事故では、大人5人が乗車していたようです。
定員オーバーと事故の因果関係はないものの、定員を守って、全員がシートベルトをしていれば、死者を出すことはないというような事故だったと言われています。

定員オーバーの場合、単純にシートベルトの数が足りませんし、その人数分の重さが増します。
例えば、トラックなどでたくさん荷物を積んでいる場合、ブレーキの制動距離が空荷の時と比べて長くなります。
定員オーバーしている軽自動車でも同じことが言えます。

また軽自動車は車幅が狭く、背が高いタイプが人気のため、車が重い時は曲がる際に大きなロールが発生したり、加速が悪く、燃費も悪いという状況が生まれます。
軽自動車の定員オーバーには様々なリスクが付きまといます。

軽自動車の定員の考え方

軽自動車の乗車定員が4人であることはわかりましたし、それをオーバーすることによって危険であることもわかりました。
では、小さな子どもの人数はどのように考えればいいのでしょうか。
ここでは子どもを含む乗車定員の考え方をご紹介します。

子どもの人数の考え方としては12歳未満の子どもは3人で大人2人分という計算をすることになっています。
つまり、12歳未満の子ども3人と大人2人が乗車した場合、理論上は乗車定員を守れていることになっています。

その計算式は「大人+12歳未満の子供×2/3」(端数は切り上げ)です。
ややこしいと感じる方は、単純に12歳未満なら3人で大人2人と考えると覚えておきましょう。

軽自動車の定員をオーバーした際のシートベルト

定員オーバーしている際に問題となるのはシートベルトの数が足りないという問題です。
子どもの人数が多い場合のシートベルトはどのように対処すればいいのでしょうか。

6歳未満の乳幼児が含まれている場合、その分のチャイルドシートやジュニアシートが必要となります。
その場合、軽自動車なら尚更ですが、人数分の座席の確保が難しいため定員オーバーする方は少ないと思います。

特に現在は後部座席のシートベルトが義務化されていますが、『座席にあるシートベルト数よりも乗車人数が多いので適切に使用できない』ということを理由に着用しなくても、罰則は免除されるようです。

しかし安全面での保証がありませんので、その場合はあくまでも自己責任となることを肝に銘じて、
安全運転を心掛けてください。
子どもの人数の考え方を用いれば、定員オーバーすることもありますが、子どもの安全を確保するならば避けた方がいいようです。

軽自動車の定員のまとめ

いかがでしたか。

軽自動車の定員は4人と決まっていますが、子どもが小さい場合は例外もあるようです。
軽自動車が人気の昨今では、子育てママのみでなく、ファミリーカーとしても軽自動車が使用されているため、そのような場合も多いのかもしれません。

軽自動車に限らず、家族や乗せる人が増えた場合はシートベルトが一人一人にいきわたるように十分な余裕を持って人数調整をしましょう。
以上が軽自動車の乗車定員に関するまとめでした。参考になれば幸いです。

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