ちまたで人気の軽自動車!!タイプ別のおすすめをご紹介します!
2015/12/20
chocorilakkuma
軽自動車は走行距離が5万キロを超えると「そろそろ寿命かな」と気にされ、中古車購入時には「走行距離は何キロ?」と気にされます。また軽自動車にはメーカーが一定の走行距離毎に交換するよう奨励している部品があります。今回は軽自動車の走行距離に関するあれこれについて。
スピードメーターや燃料計とともに、メーターパネルの中に必ずついているのが、「オドメーター」と「トリップメーター」です。どちらも走行距離を表示する「積算計」です。
軽自動車の走行距離
上の写真では上の数字「213117」がオドメーターです。オドメーターに表示されるのは、その軽自動車が製造されてから今までに走ってきた総走行距離。メーターパネルを交換しない限り、数字が戻ったりゼロにリセットされることはありません。整備をするタイミングの目安にしたり、中古車を購入する際に状態を知る判断材料にしたりします。
上の写真では下の数字「363.5」がトリップメーターです。トリップメーターは、いつでもリセット可能。出発するときにリセットすれば、その日のドライブでの走行距離を知ることができますし、燃料満タン時にゼロにしておけば、次の給油時に入れたガソリンの量で、燃費を計算することもできます。
軽自動車の走行距離
一昔前までは、普通車は5~7年で、軽自動車は3~4年で乗り換えるものでした。しかし、今や「使えるものは使えるまで使う」という欧米のような流れになってきました。
軽自動車「マツダ・キャロル」
普通車の場合、日本では走行距離が10万Kmを超えると、故障が増えて修理費・維持費が高額になるからそろそろ寿命だと思う人が多いようです。軽自動車の場合、走行距離の目安は一般的に5~7万Km程度だと言われることが多いように思います。
軽自動車「マツダ・R360」
では軽自動車の寿命っていったい何年くらいなでしょう?
クルマは部品の集まりです。壊れた部品があればそれを新品に交換すれば、いつまでも性能を維持したまま乗り続けることができます。
極論をいえば、軽自動車は、交換部品がある限り壊れた部品を交換すればまた復活するわけです。
軽自動車の寿命
軽自動車は壊れた部品を新品に交換すれば寿命が延びる
年式や走行距離は、中古車の価格を大きく左右する要素です。中古車を購入するにあたっては、年式と走行距離、どちらをどの程度重視するべきなのでしょうか?
軽自動車「スバル360」
中古車は、同じ車種の場合は基本的に低年式(古いもの)の方が価格が低い傾向にあります。また、走行距離も価格に影響する要因です。同じ車種の場合で、「低年式+走行距離が多い車」と、「高年式+走行距離が少ない車」で比較した場合は、前者のほうが価格が低く設定されるでしょう。
軽自動車「スバルR-2」
年式の高い軽自動車で価格が高めに設定されているのは、やはり走行距離も少なくコンディションの良い軽自動車が全体的に多いことと、性能の良さが理由です。
軽自動車「スバル・レックス」
低年式の車でも、走行距離がそれほどでなければ、エンジンそのものは痛みが少ない場合が多いですが、やはり低年式ですので、エンジンの性能が最新の車と比較して劣っていることは否めません。
また、年式があまりに低いと、サビが出てきたり、ゴム系の部品が劣化していたりなど、修理代が高額になることも考えられます。
ご存知の通り、軽自動車にはたくさんの一定の走行距離毎に交換する部品があります。
「最近の軽自動車は壊れにくい」と言いますが、それでも一定の走行距離毎のメンテナンスや部品の交換は必要です。
物によっては壊れてから交換しても間に合うこともありますが、先送りにするとかえって高くつくこともあります。
軽自動車のメンテナンス
軽自動車にはメーカーが一定の走行距離毎に交換するよう推奨する「交換部品」があります。
下は、マツダが推奨している交換部品です。メーカーによって交換周期(経過年月数や走行距離)には差があると思われます。
軽自動車「マツダ・シャンテ」
マツダが一定の走行距離毎に交換するよう推奨している部品には、エンジンオイル、オイルフィルター、バッテリー、エアフィルター、燃料フィルター、冷却水、スパークプラグ、タイミングベルト、ドライブベルト、タイヤ、ドライブシャフトブーツ、ATF、ブレーキパッド、ブレーキフルード、エアコンフィルター、ワイパーブレード、発煙筒、デポジットクリーナーなどがあります。
軽自動車の走行距離に関するあれこれについての説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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