ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
スズキのジムニーは、軽自動車でありながら本格的なオフロード車であるとして発売以来、根強い人気を誇りファンも多い車ですが、そのエンジンはどのようなものなのでしょうか?ジムニーが発売されてから現在に至るまでのエンジンについて見ていきましょう!
ジムニーは、スズキが製造・販売している軽自動車のオフロード四輪駆動車です。「ジムニー(Jimny)」という名前は、「発音のしやすさ、覚えやすさなどから作ったもの」でした。
1970年から販売されており、当時販売されていた四輪駆動はトヨタ・ランドクルーザーなど大型が多かったのに対して、軽自動車で四輪駆動という珍しさから大きな注目を集めました。
ジムニーは、高い走破性を得るためにモノコックではなくラダーフレーム構造を骨格に採用しており、林業や土木などの仕事で使われる商用車から一般ユーザーでも手軽にアウトドアを楽しめる乗用車まで幅広いニーズに対応した車となっています。
ジムニーは軽自動車であるため維持費が安く抑えられるにも関わらず、高い走破性と機動力を兼ね備えているという特徴から高い人気を誇り、多くのファンを持つ、愛される車となっています。
そんな多くの人に愛されるジムニーですが、どのようなエンジンを搭載してきたのでしょうか?
次は、ジムニーのエンジンについて見ていきましょう!
初代のジムニーは1970年に販売されました。
このジムニーには、スズキの軽トラック・キャリイに搭載されていたエンジンが搭載されていました。
初代ジムニーに搭載されたFB型エンジンのスペックです。
初代のジムニーは空冷エンジンを搭載しており、現行車に至るまで唯一の空冷エンジンモデルとなっています。
また当時の軽自動車のエンジンの排気量規格は360ccであったため、このエンジンの排気量は359ccです。
2代目のジムニー(SJ30型)は、1981年から販売されました。
ジムニーは1代が長く、初代の発売以来11年ぶりのフルモデルチェンジとなり、居住性や操舵性が向上しました。
この型のジムニーに搭載されていたエンジンは、LJ50型と呼ばれる2ストロークエンジンでしたが、減速時燃料制御機構と二段式消音システムの採用によって2ストロークエンジンによる排煙などのデメリットを抑えていました。
最後の2ストロークエンジンであるLJ50型エンジンのスペックです。
1988年まで販売されましたが生産終了となり、2ストロークエンジンを搭載したジムニーは姿を消しました。また、2代目ジムニーは2ストロークエンジンを搭載した最後の日本車となりました。
このジムニーは、2ストエンジンを搭載した最後の車種であるということや、2ストエンジンならではのパワフルさから未だに人気のある車となっています。次は現行ジムニーのエンジンを見てみましょう。
2016年現在、現行のジムニーは、1998年にフルモデルチェンジされて登場した3代目がマイナーチェンジを繰り返したものです。
3代目のジムニーは2代目までと異なって丸みを帯びたデザインとなっており、また改正された軽自動車規格に沿って大型化されました。
現行ジムニーに搭載されているK6A型エンジンのスペックです。
現行ジムニーのエンジンは、軽自動車のエンジンの排気量が660ccまで引き上げられたことで64PSの出力となりました。
また吸排気管の配置にも配慮し、エンジンの振動や騒音を抑える工夫がなされています。
ここまで、スズキの軽オフロード四輪駆動であるジムニーとそのエンジンについて見てきましたがいかがだったでしょうか?
ジムニーは、軽自動車であるために維持費も安く気軽に乗れるにもかかわらず、本格的なオフロード走行を楽しめるという一石二鳥な車でした。また最後まで2ストエンジンを搭載した車がジムニーであるというのも驚きでしたね。
読んでいただいてありがとうございました!
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