ニスモの歴史とその技術でチューニングされた日産車を紹介します。

ニスモは「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社」の略称です。
１９８４年に日産の宣伝部と追浜工場の車両実験課を母体とする子会社として設立されました。
ニスモの主な事業はモータースポーツ車両の開発、製作および販売やレースの技術支援などです。ル・マン２４時間レースや全日本GT選手権など、国内外のレースに参加し、多くのタイトルを獲得しています。

日産ジューク ニスモRSは「日産ジューク 16GT FOUR」をベースとして、馬力は190psから214psにUP。CVT（マニュアルモード）は7段から8段へ、ボディも16箇所が補強されました。内装もレカロ製のバケットーシートをレーシング仕様に仕上げられています。

全長×全幅×全高＝4165×1770×1570mm／ホイールベース＝2530mm／駆動方式＝4WD
車両重量＝1410kg／エンジン＝1.6リッター直列4気筒DOHC・ターボ
最高出力＝214ps/6000rpm／最大トルク＝250Nm/2400-6000rpm
トランスミッション＝CVT（8速マニュアルモード付き）・タイヤサイズ＝225/45R18

日産フェアレディZ ニスモは、先代の「フェアレディＺ Version ニスモ」のスペックは引継ぎながら外見に何点かの変更が加えられたものです。
主な点は、フロント・リアのバンパーとサイドステップ、フェンダーモール・リアスポイラーおよびカラーリングが２トーンカラーとなりました。

全長x全幅x全高=4405x1870x1315mm／ホイールベース=2550mm／駆動方式=FR
車両重量=1540kg(AT車は1550kg)／エンジン=3.7リッター V型6気筒 DOHC
最高出力=355ps(261kW)/7400rpm／最大トルク=38.1kg-m(374N･m)/5200rpm
トランスミッション=6速マニュアルトランスミッション(マニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチックトランスミッション[7M-ATx])
タイヤサイズ=(F)245/40R19 94W・(R)285/35R19 99W

日産ノート ニスモSにはベース車に設定されていない1.6L自然吸気DOHCのHR16DE型のエンジンが搭載されいて、それにニスモがチューニングを行い103kW(140ps)/163N・mの性能を誇ります。

全長x全幅x全高=4190×1695×1515mm／ホイールベース=2600mm／駆動方式=FF
車両重量=1080kg／エンジン=1.6リッター 水冷直列4気筒DOHC
最高出力=140ps(103kW)/6400rpm／最大トルク=16.6kg・m(163N・m)/4800rpm
トランスミッション=5速マニュアルトランスミッション
タイヤサイズ=(F)205/45R17 84W・(R)205/45R17 84W

日産マーチ ニスモSにはベース車に設定されていない1.5リッター4気筒エンジンを搭載し、ニスモのチューニングが施されています。また、マーチでありながら変速機は5MTのみです。

全長x全幅x全高=3870×1690×1495mm／ホイールベース= 2450mm／駆動方式=FF
車両重量=1010kg／エンジン=1.5リッター 水冷直列4気筒DOHC
最高出力=116ps(85kW)/6000rpm／最大トルク=15.9kg・m(156N・m)/3600rpm
トランスミッション=5速マニュアルトランスミッション
タイヤサイズ=(F)205/45R16 87V・(R)205/45R16 87V

日産GT-R ニスモは「絶対的な速さ」が追求された車です。GTマシンのような空力デザインが採用されたバンパーやリアウイングなど、標準モデルとは大きく異なるエアロパーツが装備さえているののが一目でわかります。そのスタイリングは、見るからに「絶対的な速さ」が伝わってきます。

全長x全幅x全高=4680×1895×1370mm／ホイールベース= 2780mm
駆動方式=フルタイム4WD／車両重量=1720kg
エンジン=3.8リッター V型6気筒DOHCツインターボ／最高出力=116ps(85kW)/6000rpm
最大トルク=15.9kg・m(156N・m)/3600rpm／トランスミッション=6速MT
タイヤサイズ=(F)255/40ZRF20(97Y)・(R)285/35ZRF20(100Y)