ホンダ・NシリーズN-WGNの実燃費と詳細をまとめてみました。
2015/11/12
neko.shinohara
「いつかはクラウン」というキャッチコピーで知られる、トヨタの正統派高級セダンのクラウン。その中でも走りを追求したクラウンハイブリッド アスリートの燃費と実燃費、そしてその評価を検証します。さらにクラウンハイブリッドとライバル車の燃費を比較してみましょう。
独立シリーズとして展開していたハイブリッドモデルを「ロイヤル」、「アスリート」両シリーズに設定・編入。エンジンは排気量を3.5Lから2.5Lにダウンサイジングし、これにモーターを組み合わせた「FR専用ハイブリッドシステム」として、2013年に発売されたのが現行のクラウンハイブリッドシリーズです。
今回はクラウンハイブリッドシリーズの中でも、走りを追求したクラウンハイブリッド アスリートを取り上げてみたいと思います。
■ハイブリッドシステム(2.5Lエンジン+モーター)
最高出力 220馬力
直列4気筒次世代D-4S+ハイブリッドシステムで、V6 3.0L車に匹敵する力強い加速性能を発揮するパワーユニットです。
■アスリート 4,217,143円(税込)
■アスリートS 4,824,000円(税込)
■アスリートG 5,590,963円(税込)
グレードは3種類で、駆動系は2WD/4WD、、ミッションはCVTとなります。
さて、クラウンハイブリッド アスリートの注目のカタログ燃費はどれくらいなんでしょうか。
高級セダンの燃費としては良い部類ではないでしょうか。プリウスなどのハイブリッド専用車や、コンパクトディーゼル車などでは、もっと低燃費な数値を誇るものがありますが、やはりクラウンハイブリッドですから、同じ土俵で論じるわけにはいきませんね。
カタログ燃費より劣る実際の走行では、どれくらいの燃費が出るのでしょうか。それでは実燃費はどうなのか見てみましょう。
・高速道路の実燃費 19~22km/L
・郊外路の実燃費 17~19kkm/L
・市街地の実燃費 13~16kkm/L
いやぁ、思ってたよりずっと燃費が良いですね。さすがはトヨタと言わざるを得ません。
高級セダンであるクラウンハイブリッド アスリートでこの燃費は少し驚きです。
ここまでクラウンハイブリッド アスリートの燃費と実燃費を見てきましたが、クラウンハイブリッド アスリートの燃費に対する評価はどのようなものでしょうか。
特に高速道路や郊外路でのクラウンハイブリッド アスリートの実燃費の伸びはすばらしいですし、市街地でも思いのほか良い燃費を叩き出しています。
クラウンハイブリッド アスリートのボディサイズや重量、排気量を考えると、クラウンハイブリッド アスリートの実燃費は高級セダンとしては及第点以上だと思います。
クラウンハイブリッド アスリートの燃費を伸ばす運転法とは?
一般的な低燃費運転と言われている、「ゆっくりアクセル」はクラウンハイブリッド アスリートには意味がありません。大事なのはトロトロ加速してゆっくり走ることではなく、巡航速度まで数秒で加速したら即座にエンジンを止めることです。
そのためにはインジケーター100%前後のアクセル開度で、クラウンハイブリッド アスリートを法定速度まで数秒で加速します。その後すぐにアクセルを戻してエンジンを止め、次の信号減速時までインジケーター25%以下のEV走行で流すのがベストです。
また信号に捕まること無く順調に流れている道路では、インジケーター25%前後のEV走行と75%のエンジン走行(じわじわ加速させる)の繰り返しになります。エンジン走行時は、必ず少しずつ加速するアクセル開度にしてください。そうしないと、いつまで経ってもEV走行に切り替えることが出来ませんので。
それでは最後にクラウンハイブリッド アスリートと競合するライバル車と燃費を比較してみましょう。ライバル車としては日産 フーガハイブリッドとBMW アクティブハイブリッド3を対象にしてみます。どちらもハイスペックな高級セダンです。
JC08燃費 16.6 km/L
実燃費 11.6 km/L~14.2 km/L
JC08燃費 16.5 km/L
実燃費 10.1 km/L~13.8 km/L
いかがでしたか。燃費面ではクラウンハイブリッド アスリートの方が断然良いようですね。
しかしライバル両車はエコのためというより、ハイスペックなエンジンを補助するためのハイブリッドという一面もあるようで・・・。
以上、クラウンハイブリッド アスリートの燃費について検証してみました。購入を考えている方々の参考になれば幸いです
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