2016/05/01
lalala.rararaura
未コーティングのフロントガラスが濡れてしまうことによる視界の悪化は、ドライバーにとっての天敵の一つです。なんと雨の日の1時間あたりの車両事故件数は晴天時の約5倍にものぼります!事故を起こさないためにも、フロントガラスにコーティングを施してみましょう!
まずはこちらの動画。
こちらは「エクスクリア ゼロワイパー」というフロントガラスのコーティング用製品のPR映像なのですが、冒頭部分の未処理とゼロワイパー塗布後のフロントガラスの比較部分を見てください。
ご覧の通り、視界のクリアさが全く違います。ここまでとは行かなくとも、水を塊にして視界を確保し、さらに水はけもよくする。フロントガラスコーティングの効果は絶大で、雨の日の車の安全性をぐっと底上げしてくれます。
もしかしたらそういう方もいらっしゃるかもしれません。
でももし、今までに経験したことのない、フロントガラスの視界が歪みまくりの豪雨の中で運転する機会が訪れたら・・・
はたまた対向車が水をはねて自分の車のフロントガラスに大量の水が突発的にかかったら・・・
突然大量の水がかかった時の水はけの早さはかなり重要です。
もし水がフロントガラスにへばりついてなかなか視界がクリアにならなかったら・・・?
ガラスコーティング剤には、大きく分けて2種類あります。「撥水コーティング」と「親水コーティング」です。では、双方の違いと、フロントガラスへの向き、不向きについてをご説明していきましょう。
撥水コーティングは、水をとにかく弾き、水滴にすることで視界を確保、水はけのしやすさを高くするコーティングのことです。
先ほどPR動画をご紹介した、「ゼロワイパー」もこちらのタイプです。
理由は後に説明しますが、フロントガラスのコーティングには一番適している形で、各社から多く発売されており、製品の数もかなりあります。
親水コーティングは、撥水とは反対に、ガラスの上で水を大きな膜にしてしまうことで視界を確保するコーティングです。
一見するとこちらのほうが視界が良くなりそうですが実際はそうではないのです。
要因はおもに2つ。まずはこちらの動画を見れば分かるのですが、ある程度速度の出たフロントガラスには風が当たります。フロントガラスに風があたったときに、撥水コーティングによって水が小さな塊になっていれば、この動画のようにワイパーがいらないくらい水がスルスルとはけていきます。
もう一つは、フロントガラスにはワイパーが備え付けられています。
そのワイパーによる水はけが、撥水コーティングされた状態なら、フロントガラスが水を弾くため、し易いというわけです。
親水コーティングは、水を膜にするというものです。これはどういうことかというと、風で水がはけるとは言えない、ワイパーですぐにはけるとも言えないという、視界は確保できるものの、ワイパーや風での水のはけやすさがあまり良くないということになります。
違うんです。親水コーティングは確かにフロントガラスには向いていないかもしれませんが、サイドミラーやリアウインドウなど、風の当たりにくい、ワイパーの付いていない箇所ならどうでしょう?
そうです、少しテーマから逸れますが、親水コーティングはフロントガラスではなく、それ以外のガラスや、ミラーなどに有効なのです。
はけやすさを求めない、フロントガラス以外の箇所には有効。
フロントガラスには撥水コーティング、フロントガラスのような風やワイパーによる水はけを期待できないそれ以外のミラー、リアウインドウなどには親水コーティングが適している。ということです。
しかしこれはあくまで筆者の考えですので、鵜呑みにはしないで下さい。
車種によってフロントガラスの傾斜が違っていたり、人によって車の使用方法が違ったりもします。
性能はもちろん、さらに長い耐久性を誇る撥水コーティング系のフロントガラスに向いたコーティング剤です!
冒頭でご紹介した「ゼロワイパー」です。
その名の通り、ワイパーが動く前に当たりにくい必要ないくらいフロントガラスに向いてる商品です!
一応親水コーティング系の商品もご紹介。
いろんな所から無許可のコピー品が販売されてしまうくらいに有名で、高性能な商品です!
コーティングは車を構成する要素として、あまり目立つ要素ではありませんが、なかなか奥の深い世界なのです!
ここまで読んでくださったそこの車好きさん!ガラスのコーティングに手を出してみてはいかがでしょう?きっと今よりもずっと快適なカーライフが送れるはずです!
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