2016/08/16
maruge
寒い日や夏の雨の日、あっという間に曇ってくるフロントガラス。出発してしまうと、フロントガラスの曇りを取る為にタオルで拭いたりしていられませんね。今回は、このフロントガラスが曇る原因と、簡単にできる曇り解消法をご紹介します!
フロントガラスの曇り
取っても取っても、すぐに曇ります。
寒い日や気温の高い雨の日、車を運転していると突如曇り始めるフロントガラス。だんだんと視界が悪くなり、あっという間にフロントガラス全体が曇ります。
運転中は、タオルで拭くわけにもいきません。かと言って、放っておくこともできませんね。それでも赤信号などで何とかフロントガラスを拭いても、またあっという間に曇り出すことも・・・。
今回は、このフロントガラスの曇りの原因と、曇りを防ぐ方法、曇り始めた時の対処法などを調べてみました!
そもそもフロントガラスの曇りは、何が原因で起こるのでしょうか?
空気中にはたくさんの水蒸気が含まれています。空気は温度が高いほど、たくさんの水蒸気を抱え込むことができます。
冬の場合、外気温に比べて車内の温度は高くなりますね。窓も締め切っているので、温度の上昇とともに、呼吸などから湿度も上がっていきます。一方、フロントガラス表面は、外気によって冷やされています。車内の暖かく湿った空気がフロントガラスに当たることで、空気中に含まれた水蒸気は結露します。これが、冬のフロントガラスの曇りの原因です。
フロントガラスの曇り
外気温の高い時と低い時
そして、梅雨の時期などの暑い時期には、車内はエアコンを効かせて涼しくしますね。車内の温度を下げすぎた場合、これとは逆にフロントガラスに当たった外気が冷やされます。すると、フロントガラスの外側に結露ができて曇ります。
それでは、気温の高い時と、気温の低い時、それぞれに適したフロントガラスの曇りを取る方法をご紹介します!
フロントガラスの曇り
梅雨時期などのフロントガラスの曇りは、冷えたコップに水滴が付くのと同じ!
先ほどご紹介したように、梅雨などで外気温の高い時のフロントガラスの曇りは、フロントガラスの外側に水滴が付いて曇ります。ワイパーで結露を取っても、またすぐに曇り出しますよね。
こんな時は、フロントガラスを温めれば外気温との差が少なくなり、曇りが取れます。
フロントガラスの曇り
内気循環にして下さいね。
この時、エアコンの冷風を窓に向けるのは逆効果です。冷えたガラスを更に冷やしては余計に曇りますね。
効果的なのは、エアコンの風をフロントガラスに当てないこと。そして、内気循環にして車内に湿気を入れないこともポイントです。車内の冷え過ぎを感じたら、設定温度を上げて下さい。
一気に解決したい場合は、一度窓を開けて外気温との差を無くすのが効果的です。
フロントガラスの曇り
寒い時には、内側が曇ります。
暑くて湿度が高い時の曇りとは違い、寒い時のフロントガラスの曇りは、内側の結露に因るものです。フロントガラスの内側が曇る時には、車内の湿度を下げることが効果的です。
フロントガラスの曇り
寒い時にはデフロスターを使います。
A/Cボタンを押し、デフロスタースイッチを押しましょう。車外循環にして、外の乾いた空気を取り込むと、フロントガラスの内側の曇りが取れますよ。
フロントガラスの曇りは、あっという間に視界を奪っていきますね。
この曇りを防ぐ方法はあるのでしょうか?
フロントガラスを拭くときに、雑巾などを使っていませんか?実は、フロントガラスの曇りを防ぐには、ガラスをきれいに保つのが一番です。フロントガラスが汚れていると、細かい結露が発生しやすくなるんだとか!
フロントガラスの掃除には、市販のガラスクリーナーでも中性洗剤を薄めたものでもOK。
汚れをしっかり取って、きれいに拭く。根気がいりますが、自分できれいにするには、シンプルな方法が良いですね。
蒸し暑い雨の日、寒い冬の日、何かと曇りやすいフロントガラス。曇りを取るために、あれこれ手を尽くしても、イタチごっこだったりして気が滅入りますよね。
フロントガラスの曇り対策は、外気温によって変わってきます。
フロントガラスの曇りで困った時には、ここでご紹介した方法を試してみて下さいね。そして、ぜひフロントガラスはピカピカに磨いてみて下さいね。
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