ストップ!意外と見落としがちな一時停止の標識についてのまとめ
2016/02/04
kaori7
ドライバーならだれもが知っているはずの標識、駐車禁止の標識。最もポピュラーな標識の部類かもしれません。ですが、いざつっこまれて聞かれると、細かいところまでは知らなかったり忘れてしまったりしてませんか?いい機会ですので、駐車禁止の標識について、復習しましょう♪
本題である駐車禁止の標識について復習していく前に、
そもそも道路標識とはどんなものなのかというところに立ち返って
ご紹介していきたいと思います。
駐車禁止 標識
道路標識とは、道路の傍らに設置され、運転者や歩行者に対し必要な情報を提供する
表示板のことをいいます。
交通事故を未然に防ぐための規制や危険箇所への注意喚起、
指示や案内を行うことで交通の円滑化を図ることなどを目的に設置されています。
道路標識は様々な種類があり、具体的には下記の8項目に分類されます。
1.危険警告標識
2.優先標識
3.禁止制限標識
4.義務標識
5.特別規制標識
6.情報、施設、サービス標識
7.方向、位置、指示標識
8・追加表示板
駐車禁止 標識
道路標識は法令で以下のように大きさが定められています。
警戒標識 : 一辺45cm
円形の本標識 : 直径60cm
三角形の標識 : 一辺80cm
正方形の標識 : 一辺60cm
補助標識 : 横40 - 60cm、縦10cm以上
さらに、材質や色などもそれぞれに応じた法令の中で明確に定められいます。
道路標識についての基礎知識は以上です。
次からは本題の駐車禁止の標識について学んでいきましょう!
まずは駐車禁止の標識の定義から復習していきましょう!
駐車禁止 標識
駐車禁止の標識は、画像の通り、赤い丸に車線の入った標識です。
この駐車禁止の標識がある箇所では、車を駐車してはいけません。
駐車禁止 標識
また、標識の上の部分に数字の記載がある標識がありますが、
この数字は時刻を指し、数字の示す時間帯だけは駐車禁止となるという
意味なので注意が必要です。
駐車禁止の標識の定義がお分かり頂けたところで、
次は駐車禁止の標識と最も間違いやすく注意が必要な標識を
ご紹介しておきたいと思います。
駐車禁止 標識
駐車禁止の標識と間違いやすい標識として知られるのが、画像の駐停車禁止の
標識です。
赤丸に車線が駐車禁止の標識だったのに対し、駐停車禁止の標識は
赤丸に×の表記になっていますが、色合いが良く似ているので注意が必要です。
駐車禁止 標識
具体的に両者の違いをご紹介しますと、駐車禁止の標識のある道路では停車しても構いません。
どのくらいの時間が停車なのかは明確な定義がありませんので、
警察官や駐車監視員に「移動してください」と警告されたらすぐに移動すれば
ほとんどの場合は大丈夫です。
駐車禁止 標識
一方、駐停車禁止の標識のある道路では、停車しただけで違反になります。
移動してくださいなどという警告はなく、停車すればいきなり取り締まり対象になってしまうので
注意して下さい。
違反点数や違反金も「駐車禁止」違反だと2点の15,000円ですが、
「駐停車禁止」違反だと3点の18,000円になってしまいます。
気をつけるようにしましょう!
もうひとつ確認しておきたい駐車禁止の標識の基礎知識として、本標識と補助標識
に関するポイントがあります。
ぜひ最後に一緒に復習しておきましょう!
駐車禁止 標識
標識には「本標識」と「補助標識」があります。
画像を見ると、丸い標識が本標識で、本標識の下にある小さな四角い標識が補助標識です。
本標識の意味はお分かりの通りだと思いますが、補助標識はどうでしょうか。
補助標識とは、本標識について捕捉説明をする役割を持ち、
距離や区間、時間帯や対象となる車両の種類などを文字や数字、絵によって
表しています。
駐車禁止 標識
駐車禁止の標識にはこの補助標識により、駐車禁止となる時間帯や日にち、曜日
などの指定がなされていることがほとんどです。
駐車禁止の標識とともに、補助標識に関しても見落としなどのないように
注意するようにしましょう。
駐車禁止 標識
お疲れさまでした。
駐車禁止の標識についての基礎知識の復讐は以上です。
いかがでしたか?
駐車禁止違反は先述の通り減点と罰金対象になってしまいますので、
見落としなどに注意し、快適なカーライフを過ごしましょう♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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