車のブレーキ、異音は非常に不安!その異音についてまとめました!!
2016/01/24
Tadahisa
車の代表的な消耗品、ブレーキパッド。今回はそんなブレーキパッドの残量について調べてみました。自分でできる、残量確認方法はあるのでしょうか?ブレーキパッドの残量を知らせてくれるものとは?ブレーキパッドの残量について、気になるとを一緒に見ていきましょう!
車に欠かせないブレーキ。このブレーキは幾つかの部品で作られています。そして、そのブレーキを構成する部品の一つがブレーキパッドです。
ブレーキパッドの残量
ブレーキパッドとは、タイヤに連動して回転しているブレーキディスクを挟み込み、摩擦により制動する装置です。その摩擦により、車が減速、停止するので、ブレーキパッドは摩耗していきます。
ブレーキパッドの残量
古いパッドと新しいパッド。
残量の差が一目瞭然!
このブレーキパッドが滑りにくい素材なら、ブレーキが良く効く、ということになります。ただし、その分良く効くブレーキは、ブレーキパッドの減りが早い、と言うことになります。
ブレーキパッドは、車種により、7mmから11mmの厚みがあります。これがだんだんと削れていくので、定期的な交換が必要になります。
使っていくうちに摩耗してしまうブレーキパット。残量が気になりますね。
残量を確認するには、どうしたら良いのでしょうか?
ブレーキパッドの確認方法の一つにブレーキパッドを直接見る、と言う方法があります。
面倒ですが、直接残量を確認できるので安心です。
ブレーキパッドの残量
点検窓からの残量確認
まず、タイヤを外してからホイールを外します。ブレーキキャリパーに点検窓が付いているので、そこからチェックします。
この時、内側と外側のブレーキパッドの残量が均等であるかを確認しておきましょう。
ブレーキパッドの残量
外からブレーキパッドが見える場合も。
アルミホイールの場合、デザインによっては外から残量を確認できるものもあります。
しかし、外側のブレーキパッドしか見えないので、やはりホイールを外して直接確認するのが確実です。
ブレーキパッドの残量を確認する方法として、ブレーキフルードの量を見る、と言うやり方があります。
ブレーキフルードは、漏れなどが無い限り、極端に減ることはありません。しかし、ブレーキパッドが摩耗してくると、その摩耗量に応じてブレーキピストンが移動し、液面が下がります。
ブレーキパッドの残量
ディスクブレーキの仕組み
まず、ボンネットを開けて、運転席の正面付近にあるマスターシリンダを探して下さい。マスターシリンダーのリザーブタンクの中に、ブレーキフルードが入っているのが分かりますね。
ブレーキパッドの残量
マスターシリンダーのリザーブタンク
先ほどもご紹介したように、このブレーキフルードは、ブレーキパットの摩耗と連動して液面が下がります。その為、ブレーキフルードの補充をしていなければ、ブレーキパッドの残量が分かるんですね!
ブレーキから、キーキー音がしたことありませんか?実は、それもブレーキパットの残量を知る目安なんです。
あのキーキー音は、何なのでしょうか?
ブレーキパッドの残量
黄色の矢印が、ウエアインジケーターです。
ブレーキパッドの『ウエアインジケーター』をご存知ですか?このウエアインジケーターはブレーキパッドの残量が、およそ2mmになると音が鳴り始めます。ブレーキパッドの使用限界が1mmなので、このウエアインジケーターの警告音がしたら、ブレーキパッドの残量が減っている、交換時期が来ていると考えられます。
定期的な交換が必要な消耗品、ブレーキパッド。残量がギリギリなのに、そのままにすることは無いですが、万が一交換しないままでいるとどうなってしまうのでしょうか?
ブレーキパッドの残量
左のブレーキパッドは、残量がゼロ!
ブレーキパッドの残量が無い場合、ブレーキディスクを傷つけてしまうだけでなく、ブレーキキャリパーの損傷や、ブレーキフルードの沸騰など、ブレーキ全体の故障に繋がってしまいます。
ブレーキパッドの残量についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?ブレーキパッドは、普段から目にするものでは無いため、ついチェックを忘れがちになってしまうこともあるでしょう。しかし、ブレーキパッドは消耗品なので、確実に残量は減っていきます。
ブレーキパッドの残量が少な。いことが分かっている場合は、早めに交換して下さいね
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