愛車のブレーキパッドの残量は?ブレーキパッド交換時期について
2016/11/28
parukichi15
みなさは、ブレーキパッドの交換時期を知っていますか?ブレーキパッドの交換時期を過ぎた車に乗っていると、突然ブレーキが!!というような事故が起こり得ます。いつも快適で安全なドライブのためにブレーキパッドの交換時期を知っておくと便利です!
タイトルを読んで、ブレーキパッドの交換時期っていうけど、ブレーキパッドってどれのこと?どんな役割をしているの?と思った方はいませんか?
本題であるブレーキパッドの交換時期に関する紹介をする前に、まずはブレーキパッドの紹介をしたいと思います。
車のブレーキ
この写真の赤いカバーの中にブレーキパッドと呼ばれるものがついています。
では、ブレーキパッドとは一体どんな役割を果たしているのでしょうか?
ブレーキパッドは車輪と連動して回転しているブレーキディスクを挟み込み、摩擦力を利用して車の減速・停止を行う制動装置のことです。
新品のブレーキパッドの厚さは10mmですが、ブレーキを踏む度に少しずつ磨耗していきます。
ブレーキパッドの残量が残り僅かになると、ブレーキの効きが悪くなってきます。
ブレーキパッドは消耗品なのです。
ブレーキは安全には欠かせない機能です。だからこそブレーキに携わる部品の不調や交換時期の経過を正確に見極めなければ、事故を起こす危険性を高めます。
ブレーキの部品交換はしっかり、かつ適切な交換時期に行わなければいけません。
そこで、今回はブレーキパッドの交換時期の目安について紹介します。
ここからは本題であるブレーキパッドの交換時期に関する紹介をしていきます。
ブレーキパッドの交換時期を見極める目安になるポイントは4つあります。
まず、ブレーキパッドの交換時期の目安ポイント①は走行距離です。
ブレーキパッド交換時期の目安となる走行距離は、「普通車で3万~4万km」、「軽自動車で4万~5万km」ほどともいわれています。
ただし、ブレーキの使い方次第でブレーキパッドの減りが変わってくるため、交換時期に関してはそれぞれの乗り方やライフスタイルで違ってきますので、そのくらいの距離になったらブレーキパッドを確認して交換時期を見極めてみてください。
ただし、坂道が多い地域やスポーツ走行などでブレーキを多用する場合は交換時期が早い場合も有りますので、もっと早めのチェックをして交換時期を見極めてください。
次にブレーキパッドの交換時期の目安ポイント②となるのはブレーキパッドの残量です。
前述したように、ブレーキパッドはブレーキを踏むたびに摩耗していきます。
そのため、写真のように少しずつ減っていっています。
ブレーキパッドの残量が「3mm~5mm」の時にはブレーキパッド交換を検討し、「2mm以下」の場合は直ちにブレーキパッドを交換するようにしましょう。
つまり、ブレーキパッドの残量でいえば5㎜を切ったあたりから3㎜になるまでの間が適切な交換時期ということです。
このように新品と使い切ったブレーキパッドではこれほどに厚みが変わります。
交換時期を見極めて、早め早めに交換しておきたいですね。
そしてブレーキパッドの交換時期の目安ポイント③となるのはブレーキを踏んだ時の音です。
多くのブレーキパッドには「パッドウェアインジゲーター」という金具が装着されています。パッドウェアインジゲーターは、直接ディスクブレーキと擦れると「キーキー」という音を発します。
バイクのリアブレーキの異音です。
摩耗しきっているようで、手で回しながらブレーキをかけてもキーキーと音がしています。
この音を目安にしてもいいのですが、この音は必ずしもブレーキパッドの減少を意味するわけでは有りません。
音が聞こえた場合はブレーキパッドの残量を確認するようにしましょう。
もしも、ブレーキパッドが減っていないのに音が出る場合は、ほかの不具合の場合もあるので直ちに整備士の方に見ていただきましょう。
最後のブレーキパッド交換時期の目安ポイント④はブレーキ警告灯の点灯です。
ブレーキ警告灯は車種によって出る場所が違うので、取扱説明書などでチェックしておくと、いざというときに慌てずに済みますね。
ブレーキ警告灯はブレーキパッドの減少によってブレーキオイルがタンクの下限ラインを下回ることで点灯するようになっています。
警告灯がついたらブレーキパッドの残量を確認し、交換してください。
ブレーキ警告灯
ブレーキパッドの摩耗による警告ではないようですが、警告灯がついたことで整備をされたようです。
ただし、これもブレーキオイルが漏れている場合やサイドブレーキに不具合がある場合にも点灯しますので、ブレーキパッドに異常がない場合は、直ちに整備士の方に見ていただきましょう。
いかがでしたか。
ブレーキパッド交換時期の目安となるポイントを紹介しました。
どれも簡単に交換時期を見極められそうでしたね。
ただ、ブレーキは安全のために必ずきちんと整備しておかなければならないところです。
紹介した以外にも、ブレーキを踏んだらハンドルがブルブル震えた!停止時にハンドルをキッていないのに勝手に曲がる!マフラーから冷却水のにおいがするなど、いつもと違うなと違和感を持った場合はすぐにブレーキ周りの点検をしてもらいましょう。
安全で快適な運転のために、定期的なブレーキパッドの残量確認を行い、交換時期を守って交換してください。
交換時期を過ぎているブレーキパッドでの運転は重大な事故を引き起こす可能性があるので、十分注意して、素敵なカーライフ、バイクライフを送りたいものですね。
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