こまめにチェックしてる?車のタイヤの空気圧について調べました!
2016/02/17
kaori7
タイヤが突然破裂!パンクとは違い、突然起こるタイヤのバーストは思わぬ大事故を引き起こす原因にも。今回はそんなタイヤのバーストの原因について調べてみました!タイヤのバーストの原因を知って、バーストしないように対策しましょう!
タイヤのバースト。よく耳にする言葉ですね。タイヤのトラブルとして多いものに、このバーストとパンクがあります。この2つは、何が違うのでしょうか?
タイヤのトラブルで、やはり一番多いのが、パンク。パンクはタイヤに釘が刺さるなどして、穴が開きそこから空気が漏れることを言います。
一方バーストは、タイヤが一気に破裂すること。タイヤがバーストしてしまうと、かなりの確率で事故に繋がってしまいます。モータースポーツなど、高速運転している時などは、バーストの衝撃で車体が一部破壊されてしまうこともあるとか。
タイヤのバーストの原因
パンクしたタイヤ
上はパンクしたタイヤです。下はバーストしたタイヤ。一目で違いが分かります。
タイヤのバーストの原因
バーストしたタイヤ
修復可能なパンクに対して、バーストは修復不可能です。
突然起こるバースト。この危険なバーストの原因にはどんなものがあるのでしょうか?
タイヤのバーストの原因として考えられるものの一つに、タイヤの劣化があります。
実は、毎日乗る車よりも、あまり乗る機会の無い車のタイヤの方が劣化しやすいことも。ゴムでできたタイヤは、長時間紫外線にあたったり、高温の場所に放置されているとヒビが入ってしまいます。これがバーストの原因になってしまいます。
タイヤのバーストの原因
ヒビ割れしたタイヤ
タイヤには、劣化防止剤が含まれていますが、いつまでもその効果が持続する訳ではありません。
長年使っているタイヤなどはヒビ割れしていないか、チェックするようにしましょう。
タイヤを縁石などに擦ったときにできる傷。これもバーストの原因になってしまいます。また、悪路走行などでタイヤが衝撃を受けると、タイヤ内部のカーカスコードが切れることがあります。
どちらも、通常走行する分には、特に異常を感じることはありません。しかしこれが重大な原因になることも。
ただ、カーカスコードが切れると、タイヤのサイドウォールの一部が盛り上がるので、注意して見れば気付きます。
タイヤのバーストの原因
タイヤのピンチカット
その時は異常を感じなくても、高速走行などでダメージが蓄積しバーストに至ることがあります。
タイヤのバーストの原因
空気圧が低く、タイヤがつぶれています。
バーストの原因で一番多いのが、空気圧不足。空気圧不足で高速走行すると、タイヤがたわむ『スタンディングウェーブ現象』が起こります。この現象により、タイヤは熱を持つようになり、それに耐えきれなくなりバーストしてしまいます。
空気圧不足は、見た目には分からない場合もあります。ガソリンスタンドで見てもらうなど、原因を作らないようにしましょう。
バーストは、発生と同時に車の操作性を失い、大事故に繋がる恐れがあります。
もし、運転中にバーストしてしまった場合は、落ち着いて車を路肩などの安全な場所に停車させて下さい。
スペアタイヤに交換できる場合は交換し、できない場合はロードサービスに救援を求めて下さい。
タイヤのバーストの原因
自分で対処できない時は、ロードサービスを!
突然起こるバーストですが、前兆を感じることもあります。
主に、スタンディングウェーブ現象が起きたときに感じる異常ですが、次のようなものを感じることがあるそうです。
タイヤのバーストの原因
スタンディングウェーブ現象を起こしたタイヤ
・足回りの小さな振動
・車体全体の振動
・ゴム臭がする
タイヤのバーストの原因
異常を感じたら、路肩に停車
このような異常を感じたら、一般道なら路肩などの安全なところに停車しましょう。高速道路の場合は、路肩に停するのは車非常に危険なので、スピードを落とし、パーキングエリアやサービスエリアまで行くほうが良いようです。
バーストの原因を把握し、未然に防ぐには、日頃のチェックが重要になってきます。
・高速道路に乗る前、また定期的に空気圧をチェックする。
・ヒビや傷が無いかをチェックする。
・タイヤに異常な膨らみ(ピンチカット)が無いかをチェックする。
タイヤのバーストの原因
定期的なチェックで、バーストの原因を無くしましょう
日頃からタイヤの状態をチェックすることで、バーストの原因を無くし、未然に防ぐことができます。
もし異常を発見したら、タイヤ専門店などで相談してみて下さい。
タイヤのバーストの原因についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
突然起こるバーストは、時に大事故を引き起こし、人の命に関わる場合があります。
しかしバーストの原因は、日頃のタイヤチェックで見つけることが可能です。ぜひ、この機会にタイヤをチェックし、バーストを未然に防ぎましょう。
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