2016/02/14
ゴンタ
免許証の有効期限が迫っている人はいませんか?うっかり期限切れ、やむを得ない理由で期限切れになったなど様々でしょう。失効したからといって焦る必要はありませんが、期限切れの免許証の再取得には期限切れになった理由に応じて異なる条件もあるので詳しく見ていきましょう。
車やバイクの運転に必要な免許証にも期限があるのを知っていますか?
免許証の期限はそれぞれの免許証の色や罰則などで期限が違っています。
免許証の期限が切れると免許証を失効してしまうため、更新を忘れないようにする必要があります。
免許証の期限は免許証の色がついた帯のところに記載されています。
その年の自分の誕生日の前後1カ月以内に免許証を更新しないと期限切れとなります。
免許証の更新手続きを有効期間内に行わなかった場合は、期限切れとなり免許証失効することになります。
その場合、無免許運転となり罰則を受けますので注意が必要です。
しかし、失効後所定の手続を行うことによって保有していた免許証を再取得することが出来る場合があります。
期限切れの免許証を再取得する際にはいくつか注意点があります。
期限切れが発覚した場合は直ちに車の運転をやめ、免許証再取得の手続きをしましょう。
都道府県によって異なりますが、期限切れの免許証の再取得手続きは警察署では扱っておらず、運転免許センター(運転免許試験場)でしかできない場合があります。
また再取得手続きは平日(月〜金)しか扱っていない都道府県が多いようですので、手続きをする前に手続き予定の運転免許センター等でご確認のうえ手続きを行ってください。
期限切れの免許証再取得手続は住民票がある都道府県の運転免許センター等で手続きを行うこととなりますので、例えば東京に住民票がある場合は東京の運転免許センター等でしか手続きが行えず、大阪など他の都道府県では手続きが出来ません。
この場合、大阪で再取得手続きをしたいのであれば、大阪へ住民票を移さなければなりません。
期限切れの免許証の再取得手続きには必ず本籍地記載の住民票が必要となります。
しかし、海外渡航などで日本に住民票がない方は住民票の代わりに
・「戸籍の附票 or 戸籍抄本 or 戸籍謄本(いずれも本籍地の市区町村役場で交付)」
・「一時帰国証明書(居住証明書) or 宿泊証明書(ホテル宿泊の場合)」
最低でもこの2種類の証明書が必要になります。
いずれにしても住民票がない場合、必要書類は運転免許センターによって異なる場合があるので、事前に手続き予定の運転免許センターへお問い合わせのうえ手続きを行ってください。
まずは免許証の期限切れから6カ月以内に再取得の申請をする場合をご紹介します。
期限切れから6カ月以内であれば、学科試験と技能試験が免除され、所定の講習を受講すると失効させてしまった理由に関わらず、保有していた運転免許を再取得することが出来るようになっています。
期限切れの免許証を復活させるために必要な書類は
・失効した運転免許証
・申請用写真1枚(縦3cm×横2.4cm)
・本籍地記載の住民票(コピー不可)
・外国人登録証明書等(外国人の方)
・高齢者講習終了証明書(70歳以上の方)
・パスポート(出入国記録証明)、入院証明書(診断書)、在監証明書等のやむを得ない理由を証明するもの(やむを得ない理由があった方のみ)
写真の大きさは「縦3cm×横2.4cm」で、無帽、正面、上三分身、無背景で申請前6ヶ月以内に撮影されたものとなっていますので、きちんと免許証用の写真を撮っていきましょう。
また、外国人登録証明書を遺失された方は、「登録原票記載事項証明書と外国人登録証明書交付予定期間通知書」でも大丈夫です。
期限切れの免許証を再取得する手数料は、「各都道府県・再取得する免許の種別・運転者区分(講習区分)」によって異なりますので、最寄の運転免許センター、警察署等でご確認ください。
ちなみに期限切れ後6ヶ月以内で、東京都(普通免許)の場合は以下の通りとなります。
講習区分 受講手数料 講習手数料 合計
優良運転者講習受講者 3,900円 500円 4,400円
一般運転者講習受講者 800円 4,700円
違反運転者講習受講者 1,350円 5,250円
初回更新者講習受講者 1,350円 5,250円
期限切れ後6ヶ月以内で、かつ海外渡航などやむを得ない事情で失効させた場合はゴールド免許を引継ぎ再取得する事が可能ですが、6ヶ月以内でも更新を忘れてしまった、またはやむを得ない事情でも失効後6ヶ月を経過した場合はゴールドを引き継ぐ事はできません。
兵庫県の期限切れ免許証再取得の手数料
所定の講習時間は、通常の更新手続きとほぼ同様です。
免許証の区分によって講習内容や時間が変わります。
次は期限切れから6カ月以上1年以内の場合の再取得に関する情報をご紹介します。
特別な理由がなく、うっかり更新手続きを忘れてしまった場合で、期限切れ後6ヶ月超〜1年以内の方は、大型自動車、中型自動車、普通自動車の免許保有者だった方に限り、一部試験(学科試験、技能試験の仮免許試験)が免除され、仮免許証が交付されることとなっています。
期限切れから6カ月以上1年以内の再取得に必要な書類は
・失効した運転免許証
・申請用写真1枚(縦3cm×横2.4cm)
・本籍地記載の住民票(コピー不可)
・外国人登録証明書等(外国人の方)
この際の期限切れ免許証の再取得の手数料は、「各都道府県・再取得する免許の種別・運転者区分(講習区分)」によって異なりますので、最寄の運転免許センター、警察署等でご確認ください。
この場合、新たに免許を受けた日が免許取得年月日となります。
最後にやむを得ない事情で免許証の期限切れになり、期限切れ後6カ月以上3年以内の場合の再取得手続きに関するご紹介をします。
海外旅行、海外勤務、入院等、「やむを得ない理由で期限切れ後6ヶ月以内に手続ができなかった方で、その事情が止んで1ヶ月以内、かつ失効後3年以内」の方は以下の手続き等を行うことによって保有していた運転免許を再取得することが出来ます。
上の条件に当てはまる方は学科試験、技能試験が免除で、所定の講習を受講すると保有していた運転免許を再取得することが出来るようになっています。
ただし、やむを得ない理由について詳しくは、最寄の警察署、運転免許センターでご確認ください。
やむを得ない理由等で期限切れの免許証を再取得するのに必要な書類は
・失効した運転免許証
・申請用写真1枚(縦3cm×横2.4cm)
・本籍地記載の住民票(コピー不可)
・外国人登録証明書等(外国人の方)
・高齢者講習終了証明書(70歳以上の方)
・パスポート(出入国記録証明)、入院証明書(診断書)、在監証明書等の、やむを得ない理由を証明するもの(必須)
この際の期限切れ免許証の再取得にかかる手数料は、「各都道府県・再取得する免許の種別・運転者区分(講習区分)」によって異なりますので、最寄の運転免許センター、警察署等でご確認ください。
いかがでしたか。
免許証の期限切れは結構痛い出費につながるうえに、手間も時間もかかります。
どんな理由であれ期限切れにならないように気をつけておくほうがよさそうです。
特別な理由がなく、うっかり更新手続きを忘れてしまった場合、期限切れから1年超の方は残念ですが、はじめから運転免許証を取得しなければなりません。
そうなるとさらに痛い出費ですし、再取得の多くの方はなかなか合格しにくいものなのだそうです。
免許証の期限切れが迫っていませんか?
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