2016/06/07
たるみん
車検の期限の見方を知っていますか?どこで確認すれば車検の期限が迫っていることが分かるのでしょうか。車検の期限が近付いてくると車屋さんから案内のはがきが来るからよく知らない人もいるのではないでしょうか。今回は車検の期限の見方などをご紹介します。
毎日、車に乗る人も、たまにしか乗らない人でも、車で公道を走るなら必ず車検を受けていなければいけません。
では、車検の有効期限はどれくらいなのでしょうか。
車が保安基準に適合することを定期的に確認するための検査が「自動車検査」、通称は「車検」です。
道路運送車両法にもとづいた国の制度で、一定期間ごとに車検を受けなくては公道での走行ができないことになっています。
車検の有効期間は種別ごとに決まっています。
自家用乗用車の車検の有効期限は、新車登録から初回の検査が3年間で、以降は車齢にかかわらず2年ごとに車検を受ける必要があります。
キャンピングカーなどの特種車(8ナンバー)の場合は、初回検査が2年となり、以後も2年ごとの車検が基本となります。
バイクもエンジンの排気量が250ccを超えるクラスは、初回3年、以後2年ごとの検査となっています。
それ以下のバイクは車検の必要はありませんが、自賠責保険を切らさないよう注意が必要です。
車検の有効期限が満了となる日は、車検証に記載してあり、車検自体は有効期期限が満了となる1ヵ月前から受けることができます。
1ヵ月前以内に検査を受けても次の有効期限は元の満了日からの期間です。
ただし1ヵ月以上前に受けたり、有効期限を過ぎたりした場合は、その日から有効期間が起算されることになります。
では、車検の有効期限はどのように確認すればいいのでしょうか。
まずは車検証で有効期限を確認する場合をご紹介します。
車検証の左下の方に【有効期間の満了する日】が記載されてあります。
その日にちが車検の有効期間が終了する日になります。
その有効期限の日から1ヵ月前以内に車検を受けましょう。
車検の期限の確認は車検証を取り出さなくても確認できるようになっています。
それは検査標章というステッカーによるものです。
ステッカーでの有効期限の確認方法をご紹介します。
検査標章(ステッカー)は車検の有効期限を示すもので、前面ガラス中央上部に貼り付けておくことが義務付けられています。
そのステッカーに表記されている数字で車検の有効期限がわかります。
では、うっかり車検の有効期限が切れていた場合はどうすればいいのでしょうか。
うっかり車検の有効期限が切れてしまったら、そのまま公道を走ることはできませんので、運転せずに以下の手順を取って、速やかに車検を受けるようにしましょう。
車検の有効期限が切れている車を運転すると6か月以下の懲役または30万円以下の罰金の罰則を受けることとなります。
車検の期限が切れている場合、たいていの場合は自賠責保険の期限も切れているものですので、さらに一年以下の懲役、または50万円以下の罰金が追加で科されることとなります。
車検の期限が切れた場合は業者に電話し、積載車で車を取りに来てもらって車検を受けるか、自賠責保険に加入してから必要書類を持って市役所で仮ナンバーを借りて自分で車検を受けに行ったり、車屋にもっていくしかありません。
間違っても車検の有効期限が切れた車両をそのまま乗ってはいけません。
万が一、事故でも起こせば罰金や一発免停などの罰則が下るだけでなく、最悪は会社を解雇されるなどの社会的制裁も受けなければなりません。
いかがでしたか。
車検の期限を過ぎた車を運転すると、かなり重い罰則を受けることがわかりましたね。
車検の有効期限は初年度登録だったり、車種によって1年ごとだったりとまちまちですので、しっかりと確認しておく必要があります。
ついうっかり車検の期限を過ぎていた場合、積載車の手数料や仮ナンバーの手数料を余分に払う必要もありますので、無駄な出費も増えます。
車検の有効期限を確認して、ちゃんと期限内に車検を受けるようにしましょう。
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