記事ID13094のサムネイル画像

モデルチェンジでここまで進化した新型トヨタシエンタをレビュー

トヨタのコンパクトミニバン、シエンタが2015年にモデルチェンジしました。前作のトヨタシエンタとはルックスのイメージを大きく変えて、エンジンや室内装備、走行性能をブラッシュアップ。モデルチェンジでトヨタシエンタが進化したポイントを紹介します!

トヨタシエンタがモデルチェンジ!

トヨタの1.5リッタークラスコンパクトミニバン、シエンタがモデルチェンジしました。

トヨタシエンタモデルチェンジ

外観のイメージがモデルチェンジでガラリと変わったトヨタシエンタ。

モデルチェンジ前のトヨタシエンタ

モデルチェンジ前はキュートなルックスが特徴だったトヨタシエンタ。12年の進化のポイントはどこにあるのでしょうか?

今は小さなクルマに代替えするユーザーが増えているが、コンパクトなミニバンは意外に車種数が少ない。排気量が1.5リッター前後のエンジンを搭載するのは、トヨタ「シエンタ」、ホンダ「フリード」、日産「NV200バネットワゴン16X-3R」のみだ。この品揃えを考えると、 2015年7月9日に実施された『シエンタ』のフルモデルチェンジ は注目されるだろう。

出典:http://autoc-one.jp

よく考えればトヨタシエンタのような6〜7人が乗れるコンパクトサイズのミニバンは案外少ないですね。今回のモデルチェンジがいかに注目されるのかが理解できます。

トヨタシエンタ エクステリアのモデルチェンジ

それではトヨタシエンタの外観の違いが、モデルチェンジでどのように変わったのでしょうか。ポイントを見ていきましょう。

トヨタシエンタ エクステリアのモデルチェンジ1

新型トヨタシエンタでは、ヘッドライトの顔つきがツリ目になって、モデルチェンジする前よりいかついデザインになりました。

トヨタシエンタ エクステリアのモデルチェンジ2

新型トヨタシエンタでは、ブラックガーニッシュ(プラスチックの黒い部分)を効果的に使っているのがモデルチェンジ後の特徴です。

ボディは新型になって拡大された。新型の全長は4235mmで、旧型の標準ボディよりも135mm長い。全幅は5ナンバーサイズいっぱいの1695mmで変更はなく、全高は1675mmで5mm増えたがほぼ同じだ。

出典:http://autoc-one.jp

ホイールベースも5センチ延長しています。モデルチェンジで高速道路などでの長距離ドライブで、走行性能も高まっている点に期待したいですね。

トヨタシエンタ インテリアのモデルチェンジ

続いては新型トヨタシエンタのインテリアの違いについて、モデルチェンジの要点をチェックしていきます。

トヨタシエンタ インテリアのモデルチェンジ1

12年経過のモデルチェンジは進化を実感するところ。トヨタシエンタは未来的なデザインに生まれ変わりました。インテリアの質感は安っぽさがなく非常に高いです。

メーターは旧型ではインパネの中央に装着していたが、新型はハンドルの奥側の高い位置に備わる。新型は視線移動を抑えたが、メーターの位置が高いために少し圧迫感が伴う。またシンプルだった旧型のインパネを好むユーザーもいるだろう。

出典:http://autoc-one.jp

新型トヨタシエンタは、オートエアコンとマニュアルエアコンの内装グレードが若干違うのも注意したいポイント。購入時は試乗車をしっかり見て確認しておきたいですね。

トヨタシエンタ インテリアのモデルチェンジ

旧型のトヨタシエンタと比較しても、室内空間はそんなに広がっていません。ところが床が低くなり、乗降性が段違いに良くなっています。

トヨタシエンタ モデルチェンジ後の燃費性能

ガソリンエンジンは前作と同じく1500CCですが、ハイブリッドモデルもありますので、こちらは大幅にパワフルになりました。

トヨタシエンタ モデルチェンジ後のエンジン

ハイブリッドシステムを採用したのもモデルチェンジのトピックです。パワー、燃費ともに向上しています。

燃費:27.2km/L(JC08モード燃費)

トヨタシエンタ モデルチェンジ後の燃費

普通のガソリン車は残念ながらパワーダウン。車重も重くなっていますので、その違いは顕著に出ています。ただし燃費性能は前モデルよりもかなり良いです。ハイブリッドとの価格差を考えたら、ガソリン車を選ぶのもありです。

トヨタシエンタ モデルチェンジで乗り心地は向上!

モデルチェンジではボディ剛性が向上して、乗り心地も良くなっています。

車線変更もラクチン安定!

新型トヨタシエンタは、ハンドルを切った時の安定感が、前作と比較しても大幅に良くなっています。

トヨタシエンタの基本骨格

プラットフォームは軽快な走りのアクアと、快適な室内空間を実現したウィッシュの混合で、それぞれの良さが引き立っています。

トヨタシエンタ モデルチェンジのまとめ

いかがでしたか?

以上新型シエンタの進化したポイントをまとめてみました。

最後に価格とスペックを紹介します。

新型シエンタ価格とスペック

全長×全幅×全高:4,235×1,695×1,675mm
ホイールベース:2,750mm
車重:1,380kg
エンジン:直列4気筒DOHC 1,496cc
最高出力:54kW(74PS)/4,800rpm
最大トルク:111N・m(11.3kgf・m)/3,600~4,400rpm

燃費:27.2km/L(JC08モード燃費)

価格:2,329,855円(税込)

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ