スバル フォレスター新型プラグインハイブリッドカー2016年発売！自動運転が可能に？
2016/02/10
bruklyn
まじめなクルマ作りの理想形 フォレスターマイナーチェンジの内容
スバルはマイナーチェンジのサイクルが早く、このフォレスターも例外ではありません。デビューからいくどもマイナーチェンジを繰り返した、最新型フォレスターはどのように進化していったのでしょうか？フォレスターのここが変わったマイナーチェンジの全容を解説します。
目次
フォレスター マイナーチェンジ
フォレスターが頻繁にマイナーチェンジを行う理由は、メーカーの姿勢にありました。
スバルは日本の自動車メーカーの中でも、技術にこだわりを持ったメーカーです。
インプレッサ、レガシィ、レヴォーグなど、さまざまなモデルがありますが、
実は車種構成を絞り、なおかつ共通プラットフォームとしています。
そのため問題があったり、改良したい部分が出てきたりしても、
すぐに対応が出来るだけでなく、
ひとつの改良がすぐ他車種へ波及できるメリットがあります。
これが作業の迅速化にもつながり、妥協しないクルマ作りが可能なのです。
それではフォレスターのマイナーチェンジのポイントを解説していきましょう。
フォレスター マイナーチェンジ
見える部分から見えない部分も。フォレスターは生産年数を重ねるごとにマイナーチェンジを行い、熟成されていきます。フォレスターが息の長いモデルサイクルが可能なのも、こういった部分もあるからです。
フォレスター マイナーチェンジ
バックミラーの根本に付いた２つの出っ張り。マイナーチェンジでフォレスターのアイサイトはさらに安全性が向上しました。
新型フォレスターがマイナーチェンジで進化した重要なポイントは、ズバリ安全性の向上です。
緊急自動ブレーキを作動できる運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」が、「スバル レヴォーグ」や「インプレッサ」シリーズのノーマルエンジン車と同様のバージョン3に進化した。センサーとして使われるステレオカメラの視野を拡大して望遠性能も向上。カメラ映像のカラー化も行われ、歩行者や車両の検知性能を高めた。
アドバンスドセイフティパッケージ
マイナーチェンジで、フォレスターで初めてアドバンスドセイフティパッケージを導入しました。
レーダーを用いて、後続車両をキャッチ。
さらに急な車線変更で近寄るクルマもとらえて、
ドアミラーのランプを点灯させ注意喚起します。
フォレスターはハンドル操作に合わせてライトの向きも変わります。
それがアダプティブドライビングビームという機能です。
その結果、意外な効果も生まれるのです。
アダプティブドライビングビーム
アイサイトで対向車を検出して、ライトの向きが変わります。
アイサイトのステレオカメラが前方の対向車、先行車を検知すると、ヘッドランプ内部のシェードを作動させて相手車両の部分だけハイビームの照射を抑える。ロービームに切り替えるわけではないから、ハイビームの優れた視界を確保しつつ、対向車や先行車の眩惑を抑えることが可能だ。この装備はアドバンスドセイフティパッケージに含まれる。
さらにヘッドライトはディスチャージ式からさらに消費電流の少ないLEDになりました。
フォレスター マイナーチェンジ
マイナーチェンジ エクステリアの変更点はフロントバンパー部分が大きく変わっています。黒塗りの部分が増えているのは、現在のトレンドでしょうか。
マイナーチェンジで、フロントフェイスも新しくなったフォレスター
フォレスター マイナーチェンジ
テールランプの配色の違いは、フォレスター マイナーチェンジを見分けるポイントになります。
ボディの後部ではテールランプに手を入れた。赤いレンズが上側に集約され、ボディの後部が持ち上がったように見える。ボディの前側は低くワイドに、後ろ側は少し高めに感じさせることで、前傾姿勢の躍動感を演出している。
マイナーチェンジで、フォレスターのテールランプもデザイン変更しています。
フォレスター マイナーチェンジ後の走り
フォレスターはマイナーチェンジでボディ剛性が向上しています。
今回のマイナーチェンジでは、走行性能の向上にも注目したい。大きく変わったのは走行安定性と乗り心地だ。前側のクロスメンバー(左右方向に配置されたプラットフォームの基本骨格)の剛性を高め、スプリングの硬さ、ショックアブソーバーの減衰力や作動時の滑らかさも変更している。
フォレスター マイナーチェンジ ステアリング
ステアリングのギヤレシオもマイナーチェンジで変更。新型フォレスターはより安定性が向上した分、ややクイックなハンドリングになっています。
全長x全幅x全高：4610x1795x1735mm
ホイールベース：2640mm
最低地上高：220mm
車両重量：1510kg
乗車定員：5名
エンジン種類：水平対向4気筒「FB20」型
DOHC 16バルブ デュアルAVCS ガソリンエンジン
総排気量：1995cc
最高出力：148ps(109kW)/6200rpm
最大トルク：20.0kgf-m(196N･m)/4200rpm
トランスミッション：マニュアルモード付リニアトロニックCVT
タイヤサイズ：225/60R17
参考価格：2,808,000円
