ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
トヨタ自動車が製造・販売している車種の中には、トヨタのエンブレムではなく他のエンブレムを付けているものがあるのを知っている人も多いと思います。一体どんな種類のエンブレムがあるのでしょうか?トヨタ車のエンブレムについて調べてみました!
トヨタ自動車は、豊田佐吉が創業した豊田自動織機製作所自動車部をルーツに持ち、1937年に設立されました。愛知県豊田市に本社を置いており、日本で最大の車会社です。また2016年現在、生産・販売台数で世界一の自動車メーカーです。
近年では、ハイブリッドカー「プリウス」を大ヒットさせるなど日本の自動車産業を牽引する企業となっています。
トヨタ自動車の本社は愛知県豊田市にありますが、元々は挙母市という名前でした。
トヨタ自動車は、市名さえも変更してしまうほどの大企業なのですね。
今と昔のトヨタ自動車のエンブレムについて紹介します。
この現在のエンブレムは,1989年にトヨタ自動車設立50年を記念して発表されたものです。その企画にはなんと5年も費やされたそうです。
その意匠は3つの楕円を組み合わせてトヨタのTをかたどっており、楕円の二つの中心はユーザーとトヨタの心を表しているそうです。
もともとは創業者である豊田佐吉の名前からTOYODAと濁っていましたが、語感や画数が良いということでトヨタと濁音をとった社名になりました。
1937年に量産された「トヨダAA型」に付けられていたエンブレムです。
漢字の「豊田」を図案化したものになっています。
これはトヨタのトラック「G1」に付けられていたエンブレムです。
漢字の豊田に加えて、シャチホコがデザインされています。
昔は「トヨタ」ではなく「トヨダ」だったのですね!
次は、トヨタの販売店特有のエンブレムについて見てみましょう。
トヨタは販売チャンネル(ディーラー)特有のエンブレムを持っています。
それぞれのエンブレムを見ていきましょう。
ネッツはトヨタの販売チャンネルの一つです。
ネッツのエンブレムは、トヨタのDNAを受け継いでいくということを象徴しており、DNAのらせん構造とネッツの頭文字のNとを合わせてデザインされています。
トヨタカローラも販売チャンネルの一つです。
カローラは花冠を意味するため、昔は花冠をモチーフにしたエンブレムでしたが、現在は左のようなエンブレムになっています。
レクサスは、トヨタ自動車が展開する高級車ブランドです。アメリカ合衆国では1989年から、日本では2005年から展開が開始されています。
そのエンブレムは、LEXUSの頭文字であるLからデザインされています。
トヨタには他にもトヨペット店やトヨタ店を販売ディーラーとして持っていますが、これらは固有のエンブレムを持っていません。
さて、次は車種固有のエンブレムです。
トヨタが製造・販売する車種の中には、その車種固有のエンブレムを持つものがあります。その中から幾つか紹介しましょう。
CROWN
クラウンはトヨタが製造・販売するセダンタイプの車種ですが、その名の通り「王冠」をモチーフにしたエンブレムを付けています。
年代によってそのデザインは少しずつ変わっていっています。
HARRIER
ハリアーはトヨタが製造・販売するSUVです。その車名は、タカ科のチュウヒの英名であるHARRIERから名付けられており、エンブレムもチュウヒをモチーフにしたものになっています。
ALPHARD
アルファードはトヨタが製造・販売する高級ミニバンです。「星座の中で最も明るい星を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語」から名付けられていて、そのエンブレムもαをモチーフにしています。
トヨタの車はそれぞれ特徴のあるエンブレムを持っていて面白いですね。
今回は、トヨタ自動車に関するいろいろなエンブレムについて見てきました。
同じ会社の車でも、様々な意味のエンブレムがあって面白いですね。
ぜひトヨタだけでなく、他のエンブレムについても調べてみてください!
ここまでご覧いただいてありがとうございました!
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