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多人数で移動するなら7人乗りSUV。日産エクストレイルを紹介します。

日産エクストレイルは、ミディアムクラスの本格的SUV。ラインアップは、2.0Lレギュラーガソリンエンジンとハイブリッドエンジン、2WDと4WDを用意し、それぞれに5人乗りの2列シート車に加え、7人乗りの3列シート車を設定。今回は7人乗りエクストレイルを紹介。

7人乗りエクストレイル

 エクストレイルは、日産自動車が2000年から製造・販売するミドルサイズのクロスオーバーSUV型の乗用車です。

7人乗りエクストレイル

7人乗りエクストレイルの価格

 7人乗りエクストレイルの価格は、次のようになっています。

7人乗りエクストレイル

20X エマージェンシーブレーキ パッケージ:2WD 2,485,080円、4WD 2,691,360円
20Xt エマージェンシーブレーキ パッケージ:2WD 2,890,080円、4WD 3,096,360円
20Xt ブラック エクストリーマーX エマージェンシーブレーキ パッケージ:4WD 3,258,360円
モード・プレミア エマージェンシーブレーキ パッケージ:2WD 2,971,080円、4WD 3,177,360円
20X ブラック エクストリーマーX エマージェンシーブレーキ パッケージ:4WD 2,985,120円
20X エクストリーマーX エマージェンシーブレーキ パッケージ:4WD 2,896,560円

 「エマージェンシーブレーキパッケージ」は最近よくある自動ブレーキのことで、安全性能を高める効果があります。

7人乗りエクストレイル

 エクストレイルには「エクストリーマーX」「ブラックエクストリーマーX」というグレードもラインナップされています。これは17インチアルミホイールやフロント & リヤのアンダーカバー、マッドガードなどが追加されるグレードとなっています。

 モード・プレミアについても同様で、主な違いはフロントバンパーやフルカラーエクステリア、デュアルエキゾーストマフラーなどの専用外装が付くかどうかです。見た目はプレミア感がアップするので、外見をかっこよくしたいならアリですが、予算に限りがあったり、外見にそれほどこだわらないなら選ぶ必要はないでしょう。

7人乗りエクストレイルのインテリア

 5人乗りの場合、後部座席にはリクライニング機能が付いていません。7人乗りでも3列目を倒せば荷室は確保できますので、後部座席の快適性を重視するなら7人乗りを選んだ方が便利かもしれません。

7人乗りエクストレイル

 7人乗り仕様のインテリア。セカンドシートにスライド機能が追加され、さらにフレキシブルなシートアレンジを加えることが出来る。

 しかし、7人乗りの2列目シートは5人乗りに比べて足元が少し狭くなっています。スライド位置を後端に寄せても、5人乗りよりは20mmほど前側に位置するから、広々感が少し削がれます。

7人乗りエクストレイル

7人乗りエクストレイルのセカンドシート。前後スライド式となる

 7人乗りの3列目シートは完全な「補助席」と考えた方が無難です。シートが小さく、床と座面との間隔も乏しいから膝が大きく持ち上がってしまいます。また、足元が窮屈でそのままでは人が座ることが難しいでしょう。

7人乗りエクストレイル

セカンドシートの下側に用意されたベルトを引くとシートのロックが解除されてサードシートに乗り込むスペースができる

 3列シート仕様車には、2列目シートにスライド機能が装着されていますので、スライドを前寄りにセットしないと3列目に座ることは困難です。そのため、 3列シート全てに人が座った場合には、3列目だけでなく2列目シートの足元も窮屈になってしまい 、多人数の移動は短距離に限られてしまうでしょう。

7人乗りエクストレイル

 7人乗りエクストレイルのインテリア。サードシートへのアクセスはこんな感じ。

 7人乗りエクストレイルの価格アップは約7万円。スライド機能と併用だから妥当でしょうが、決して安い装備ではありません。

7人乗りエクストレイル

サードシートは左右分割可倒式。シートバックのロックを解除して格納するときには座面も後方にダイブダウンする複雑なヒンジ構造となっている

 7人乗りエクストレイルの購入を検討している方は一度3列目シートに実際に座って確かめてください。

7人乗りエクストレイルのカーゴルーム

7人乗りエクストレイル

 7人乗りエクストレイルのラゲッジスペース。サードシート格納時には445Lの容量となります。

7人乗りエクストレイル

7人乗り仕様の荷室。サードシート後ろにはラゲッジアンダースペースがあり、7人乗車時でも荷室空間を確保する。

7人乗りエクストレイル

7人乗りエクストレイルのラゲッジスペース。サードシート格納時には445Lの容量となります。

7人乗りエクストレイル

7人乗り仕様でも車両後方側のラゲッジアンダースペースを利用できる

まとめ

 7人乗りエクストレイルについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。日産エクストレイル7人乗りに興味を持たれた方は、日産のショールームを訪ね、実車をご覧になってください。

7人乗りエクストレイル

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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