ブレーキランプ切れてない？ブレーキランプは自分で交換できる？

車には様々なランプが付いています。ブレーキランプもその一つ。ご存知の通り、フットブレーキを踏むと点灯しますね。
一方、ヘッドライトを付けていると、テールライトが点灯します。ブレーキランプは、このテールライトと兼用されている場合もあります。その場合、テールライトより5倍以上明るくしなくてはならない、と決められています。

テールライトとブレーキランプが兼用になっている場合、別々の電球を使っている訳ではありません。1つの電球に2本の電線を繋いでいます。ヘッドライトを点灯させていない時は、ブレーキランプのみの電線から電気が流れます。

いつの間にか切れてしまうブレーキランプ。知らない間に切れてしまった時、そのまま車を走らせるのは違反になるのでしょうか？

チェックしなくてはいけないとは分かっていても、ついつい忘れてしまうブレーキランプのチェック。
実は、ブレーキランプが切れたまま運転するのは『整備不良』となり、反則金7,000円となります。違反点数は1点の青切符。
れっきとした違反になるので、チェックを忘れていた！と言う方は早めにチェックしておきましょう。

ブレーキランプの確認は、誰かに見てもらうのが一番早いですよね。また、後ろにトラックが来たらそれで確認する、という場合や、壁に近付けて確認する場合もありますね。
でも、後ろにトラックがいなくても、駐車場がコンクリートで囲まれていても確認できる方法もあります。それは、100円ショップなどで売っている突っ張り棒を使う方法です。
やり方は簡単。ブレーキペダルと座席の間に突っ張り棒をセットするだけ！これならしっかり確認できますね。

ブレーキランプが切れた場合、自分で交換は可能でしょうか？カー用品店などでは、混雑している時は待たされることもありますよね。また、工賃として500円程度はかかるところが多いようです。

車のメンテナンスの中でも、電気系は難しそうなイメージがありますよね。しかし、ブレーキランプの交換って実は簡単なんです。それでは次は早速ブレーキランプの交換方法を見てみましょう。

ワイパーの交換やタイヤの交換など、自分でできることは結構あります。ブレーキランプの交換は、そんな車のメンテナンスの中でも特に簡単！特別な道具もありません。ではブレーキランプ交換の手順をご紹介します。

まず始めに、交換するためのブレーキランプを用意します。ブレーキランプは、車種や型番によって違うので、購入前に調べておきましょう。車種や型番は車検証で確認できます。
不安な場合は、カー用品店の店員さんに聞くのもアリですね。

次に、車のバックドアを開けましょう。バックドアを開けると、ブレーキランプの入っているテールライトのユニットがボルトで固定されています。
このボルトをメガネレンチで緩めましょう。

また、トランク内にブレーキランプ用のスペースがある車もあります。その場合、ふたの部分はマイナスドライバー等を差し込めば外れますよ。

ボルトが外れたら、テールライトのユニットを外します。ちょっと引っ張れば外れる場合が多いですが、外れにくい場合は慎重に。

ユニットが外れたら、いよいよ電球の交換です。ブレーキランプのソケットを外して、電球を交換します。
この時に注意した方が良いことがあります。それは、電球を素手で触らないこと。手の脂が電球の表面に付くと、異常加熱などの原因になり、電球の寿命を縮めてしまうそうです。

電球を交換したら、後は逆の手順で戻していくだけです。ボルトを締めたら完了です。お疲れさまでした！

気が付いたら切れていることの多いブレーキランプ。切れたままにしておくと、違反になります。また、何より危険！今までチェックしていなかった、と言う人はこの機会にぜひ確認してみて下さい。そして、ブレーキランプが切れていたら、出来るだけ早く交換してくださいね！