2015/09/08
万屋ワークス
数々の愛称があるスカイライン。ハコスカやケンメリ、ジャパンなど、モデルが変わるごとに愛称が付けられ愛されています。数あるモデルの中でも、スカイライン鉄仮面はどんな特徴があるのでしょうか?愛称の由来は?スカイライン鉄仮面について調査しました!
直線的なデザインでキリッとした印象のあるスカイライン鉄仮面。
そんなスカイライン鉄仮面がどんな車なのか調べてみました。
魅力たっぷりのスカイライン鉄仮面の特徴を紹介します!
スカイライン鉄仮面
日産オフィシャルのスカイライン鉄仮面壁紙
スカイライン鉄仮面 正面
スカイライン『鉄仮面』の愛称の由来は何なのでしょうか?
ヒントは特徴的なこの顔にあるようです。
初代スカイラインは1968年発売のプリンス自動車から発売されました。
1966年にプリンス自動車と日産自動車が合併し、1968年に合併後初めて3代目スカイラインが新規発売されました。
現在は2014年発売の13代目が販売されています。
日産祭 歴代スカイライン
歴代のスカイラインが集合した素敵な写真です!
6代目の鉄仮面は前から3列目の赤いスカイラインです。
歴代スカイラインの愛称を簡単に紹介します!
2代目→羊の皮を被った狼(2代目以降スカイライン全体を指す愛称となる)
3代目→ハコスカ・愛のスカイライン
4代目→ケンメリ
5代目→ジャパン
6代目→ニューマンスカイライン マイナーチェンジ後→鉄仮面
7代目→セブンス
8代目→超感覚スカイライン
9代目→GT9
スカイラインGT-Rは、のちに「GT-R」の車名で発売されていますが、
もともとはスカイラインのグレード名でした。
1981年8月、6代目R30型スカイラインが発売されました。
広告キャラクターとしてアメリカの俳優ポール・ニューマンを起用し、ニューマンスカイラインの愛称が付きました。
R30 スカイライン後期RS-X CM (15秒)
レーサーとしての経歴も持つポール・ニューマンが出演するスカイライン鉄仮面のCM
『鉄仮面』は、ニューマンスカイラインと呼ばれる6代目スカイラインの後期RS(レーシングスポーツ)の愛称です。
1983年8月のマイナーチェンジにより、6代目後期型スカイラインへ。
後期型のRSはラジエーターグリルが無く、薄型のヘッドランプというデザインで、その見た目が騎士の鉄仮面に似ている事から、鉄仮面という愛称が付いたと言われています。
スカイライン鉄仮面 黒
こうして見ると中世ヨーロッパの騎士が身につける鎧の、鉄仮面部分に似ていますね!
6代目前期型でラジエーターグリルのあった部分までボンネットが伸び、バンパーも大型になったのが後期RS鉄仮面の特徴です。
スカイライン鉄仮面 赤×黒
格好いい角度の写真ですね!
1981年10月、6代目スカイラインに追加された2000RS。
直列4気筒16バルブDOHC FJ20E型エンジン(150ps/6,000rpm)が搭載されたモデルです。
1983年2月には、ターボチャージャーを搭載した、FJ20ET型エンジン(190ps/6,400rpm)の「2000ターボRS」が登場。
「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーでした。
歴代のスカイラインの中でも出力が最高だったことから付けられたものです。
そのRSシリーズが1983年8月にマイナーチェンジされて以降、スカイライン鉄仮面と呼ばれています。
スカイライン鉄仮面 ボンネット内
見た目が鉄仮面となった1983年のマイナーチェンジと同時に「2000ターボRS-X」が追加されます。
RS-Xは、パワーランバーサポートとパワーステアリング、またパワーウインドウとカセットコンポの豪華な装備がされています。
丸い二連のテールランプ RS-X
丸テールと呼ばれ、スカイラインの特徴のひとつとなっています。
1984年2月、2000ターボインタークーラーRS/RS-Xが追加されます。
文字通りインタークーラーを搭載したモデルで、通称「ターボC」と呼ばれます。
1984年8月、エンジンの点火系が変更されたプラズマスパークシリーズが発売されます。
1985年8月、モデルチェンジして7代目スカイラインが発売されます。
このように、スカイライン鉄仮面は1983年8月~1985年8月までの2年間の販売期間でした。
スカイライン鉄仮面 内装
シートの色も赤×黒で印象的
スカイライン鉄仮面の愛称は聞いたことがありましたが、詳しい事は知りませんでした。
今回調べて、販売期間が思っていたより短かった事に驚きました。
愛称の由来となった見た目だけで無く、走行性能でも販売当時のインパクトが強かったのだと思います。
スカイライン鉄仮面 後ろ姿
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局