2015/10/29
anirupakuharu
Sエネチャージを搭載して話題となったスズキ新型ワゴンr fz。スズキ独自の先進のエコ技術や、さまざまな安全機能を装備して、新型ワゴンr fzは従来モデルより大幅な進化を果たしました。そんなワゴンr fzの特徴を詳しく紹介してみます!
ワゴンr fz
ワゴンr fzのアピールポイントはS-エネチャージです。
ワゴンr fzが進化したポイントは、従来のエネチャージを進化させた、
S-エネチャージを搭載したところにあります。
JC08モード燃費30.0km/Lからさらに進化させるのに際して、スズキはS-エネチャージという少々大掛かりな仕組みを、ワゴンRとワゴンRスティングレーのNAエンジン搭載車に導入した。
ワゴンr fzに搭載されたISGモーター
発電機とモーターの機能を一体化した、画期的なシステムです。
S-エネチャージは、オルタネーターに代えてモーター機能付き発電機のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を用い、オルタネーターよりも約30%効率よくブレーキ回生させることに加え、アイドリングストップから再始動させる際のスターターとして用い、さらに加速時にモーターとしてエンジンをアシストさせる機能をもたせたものだ。
発進時はモーターで加速し、
つられてエンジンが始動するためエンジン再始動時の独特の振動がほとんどありません。
いつエンジンが始動したのか、気づかないくらいです。
S-エネチャージはほとんどハイブリッド車なのですが、
一般的なハイブリッド車とは少し勝手が違います。
S-エネチャージ付きワゴンRは、ISGだけで駆動する瞬間はなく、駆動時には必ずエンジンが動いていて、ISGはベルトでエンジンのクランクを回して駆動をアシストするのみ。
ワゴンr fz モーターアシスト機構
ワゴンr fzのモーターアシストは6秒間まで作動します。
S-エネチャージはあくまで燃費向上が目的であって、パワーを増強する意図はないため、アシスト中はエンジンの出力が絞られる。結果として、最高出力52ps/6000rpm、最大トルク6.4kgm/4000rpmというスペックも、体感的な力強さも、通常のNAエンジン搭載車と同じだ。その代わり、JC08モード燃費は32.4km/Lと、現時点でハイトワゴンとしては最も優秀。
すなわちモーターでアシストしても、その分エンジンの出力を抑えます。
最高出力も52馬力と変わりません。
そのかわり燃費性能にシフトさせようというものです。
加速時のモーターアシスト
15〜85キロの間でモーターがアシストします。
S-エネチャージについてもう少し詳しく紹介すると、ISGがエンジンをアシストするのは、スピードが15~85km/hの間。本来はエンジンの効率が最も悪いゼロ発進時からアシストするほうが効率がよいのだが、15km/h未満のゾーンはCVTがロックアップしておらず、エンジンとISGを協調させるのが難しい。このため15km/hからのアシストとなった。
加速時もアシストし、こちらもワゴンr fzの燃費性能の向上に貢献します。
ワゴンr fzのバッテリー
Sエネチャージ専用のリチウムイオンバッテリー(ワゴンr fz)
ワゴンr fzではモーターアシストするために、
従来のエネチャージ搭載車よりもバッテリー容量を大きくしています。
ワゴンr fzのインスルメントパネル
ワゴンr fzではアイドリングストップのセッティングも変更しています。
ワゴンr fzのS-エネチャージからは時速13km/h以下になるとアイドリングストップになります。前モデルよりも早いタイミングでエンジンが停止します。
ワゴンr fzでは時速5〜30kmの範囲の時、
前方の車両をレーダーで検知して、追突しそうになったときに自動的にブレーキをかけます。
ワゴンr fz の安全装備
ワゴンr fz はレーダーブレーキサポートを標準装備しており、万が一の事故を回避します。ただし高速走行中は効果を発揮しません。(5〜30キロの範囲)
ワゴンr fzの安全装置
ワゴンr fzは急ブレーキをかけると自動的にハザードランプが高速点滅します。
このほかにもワゴンr fzには横滑り防止のESPも装備しています。
新型ワゴンr fz の動画
いかがでしたでしょうか。
以上ワゴンr fzの優れた環境性能や安全性能を紹介してみました。
マイナーチェンジによって
リッターあたり32.4キロという驚異的な燃費性能を実現しました。
ワゴンr fzの進化はとどまるところを知りませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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