免許証を紛失！！悪用される前に先手を打とう！紛失時の対処法は？

「免許証の悪用」といってもどのように悪用されるかいまいちわかりませんよね？免許証には自分の顔写真が印刷されていますし・・・。初めに、一体どのように悪用されるのか見ていきましょう。

実は、免許証の顔写真を変えるというのは少し知識があれば可能なようです。「写真が自分の顔だから他の人が使えない、悪用されない」というわけではない事を知っておきましょう。

どのように悪用されるのでしょうか？いくつかご紹介します。

①携帯電話を契約された
　自分に身に覚えのない携帯電話の請求書がきたという事案です。それも一台ではなく何台もあったそうです。

②架空口座を作られる
　本人に成り済まして口座を作られることもあります。詐欺などに悪用される可能性があります。

③サラ金に悪用される
　現在の免許証はとてもよく出来ているのですが、精巧に作られた偽装免許証を使われた場合はこのようなケースもあるようです。

④役所の手続きの成り済まし
　役所の手続きは一般の企業の手続きよりもチェックが甘いため利用されてしまうことは高いようです。個人情報をより引き出されてしまう可能性があります。

それでは、続いて免許証を紛失したら何を行えば良いのでしょうか？悪用される前に迅速に行動しましょう。

①警察に遺失届を出す
　最寄の交番、駐在所などでも可能です。いつ、どこで、落としたのか明確に伝えましょう。

②公安委員会に連絡
　免許証の発行元である各都道府県の公安委員会に連絡を入れることも大切です。

③失くしたであろう施設に問い合わせる
　場合によっては落し物として届いている可能性がありますので管理者に連絡を入れてみましょう。

④信用機関に届けを出す
　免許証が悪用されて口座を開かれる可能性があります。信用機関に届けを出しておけば悪用されることを防ぐことが出来ます。

信用機関は３種類あります。「クレジットカードの信用機関」「信販会社の信用機関」「銀行の信用機関」です。

⑤役所で個人情報についての履歴を確認する
　役所は手続きのチェックがゆるいので悪用されやすいようです。第三者が利用していないかチェックしましょう。役所で直接確認しましょう。

「本人通知制度」というサービスがあり、事前に登録しておくと利用した時に通知が来るというサービスです。

やることが思ったよりもありませんか？悪用されてからでは、もっと手続きが面倒になるケースもありますのでお早めに対処くださいませ。

免許証が無くなってしまったら、新しい免許証を手に入れなければいけません。

運転免許証の発行は本人が申請を行わなければいけません。代理人による再発行はできません。免許証を悪用させないためでしょう。

警察署で再発行する場合は後日交付になります。運転免許試験場、運転免許センターでは原則即日発効です。お急ぎの方はそちらにどうぞ。

再発行、再交付には３５００円の手数料がかかります。

申請用の写真や印鑑(認印可)などが必要になります。あとは本人が確認出来るものが必要になります。(保険証、年金手帳、パスポート、社員証、学生証、住民票など)

IC免許証の場合は、免許証を発行の際決めた４ケタの数字２組が必要になりますのでご注意ください。

免許証はどのように無くなってしまうことがあるのでしょうか？実際に紛失してしまった方のシチュエーションを参考にして確認していきましょう。

①財布に入れておいた免許証が紛失
　財布の中の免許証だけが紛失するということがあるそうです。これは、無くなったことに気づくのを遅らせその間に悪用するという手のようです。

普段から財布の奥の方ではなく、免許証があるのか確認出来る位置に入れておきたいですね。

②コンビニで紛失
　コンビニで免許証のコピーを行いそのままコピー機に置いていってしまったケースです。うっかりなミスから免許証が悪用され大きな事件にまきこめれる可能性があります。

③鞄ごと無くなった
　鞄が無くなると一大事です。カードや携帯電話、財布など大切なものがいっきに無くなってしまうと手続きの電話でてんてこ舞いになってしまい忘れがちになってしまします。免許証も無くなってた！とあとで気づくケースもあるようです。

あなたの免許証は狙われているかもしれません。

免許証は自宅で大事に保管しておくわけにもいかないものです。車の運転の際は携帯していないとダメですし、身分証として使うのに携帯しておくことも多いものです。

紛失した際は慌てずに行動しましょうね。最後までお付き合いいただきありがとうございました。