車のシートをきれいにしたい!シートの掃除方法を調べてみました!
2016/01/16
kaori7
ボンネットから白煙が出ている車を見たことはありませんか。オーバーヒートすると車は様々な不調を訴えます。白煙もまさにオーバーヒートによるものの場合があります。では車がオーバーヒートしているとき、どうすればいいのでしょうか。車のオーバーヒートについてご紹介!
ここでは、車のオーバーヒートについてまとめていきます。
車のオーバーヒートの原因や予防、もしものときの応急処置などをまとめていきます。
では、まず車のオーバーヒートとはどういう状態のことを言うのでしょうか。
車のオーバーヒートとは、エンジンの発生熱量が冷却性能を上回ってしまった場合に起きるエンジントラブルです。
つまり、エンジンが熱されすぎている状態です。
車がオーバーヒートをしている状態でそのまま走行してしまうと、熱によりエンジン自体が変形したりエンジン内部が大きな損傷を受けたりと悪影響を及ぼします。
オーバーヒートによってエンジンが故障した場合、車の修理代はうん十万するほどになってしまいます。
そうならないように、原因や予防策、万が一の対処法を覚えておきましょう。
まずは車がオーバーヒートする原因を見ていきましょう。
車がどのような状態のとき、オーバーヒートが起こりやすくなるのでしょうか。
車がオーバーヒートする原因となるのは、冷却系やオイル類などの不具合です。
また、長い坂道での低いギア走行や渋滞時のノロノロ運転が長時間続くと、車はオーバーヒートしやすい状況になります。
冷却水不足・漏れや、エンジンオイル不足・漏れなどが考えられます。
ほかにも、ウォーターポンプを回すベルトの緩み、ウォーターポンプや冷却用ファンモーター、サーモスタットなどの作動不良をはじめ、ラジエータ内部の冷却液の循環不良などが考えられます。
車のオーバーヒートの原因の中でも一番多いのが”冷却水不足”と”冷却水劣化”ではないでしょうか。
エンジン内部では車を動かす動力を生み出すために燃料の爆発を起こしています。
そのためエンジン自体が高温にさらされてしまうわけですが、その熱を冷却するのが冷却水です。
冷却水はエンジンの金属部内部の小さい穴の中を循環しており、ラジエターという装置に戻って熱を放出します。
冷却水は常に高温にさらされるため劣化もしやすく、また沸騰しないように沸点も高くなる成分が含まれています。
劣化していたり量が少なくなると本来の冷却水の働きができなくなり、オーバーヒートに直結してしまいます。
では、実際にオーバーヒートが起きると車はどうなるのでしょうか。
車がオーバーヒートしたときの症状は下記のようなことが起こった場合です。
これを知っておくとオーバーヒートの予防にもつながるので便利ですよ。
・ボンネットの前から白い煙りが出る
どこかで冷却水漏れがあり、冷却水が沸騰してる状態で非常に危険です。
・急に信号待ちなどのアイドリング時にエンジンが不安定になりエンストしてしまう
オーバーヒートになっている可能性があります。水温計でチェックしましょう。
・ヒーターが利かなくなった
冷却水が全く無い可能性があります。
注意!!!
エンジンはオーバーヒートしていても、冷却水が無ければ水温計は低いままになってしまいます。
そのためオーバーヒートしていないと勘違いします。
おかしいと思ったら、すぐに冷却水の点検をましょう。
水漏れはエンジンルームを見ればわかります。
ラジエターとつながっているゴムホースなどに水が不自然に確認できればそれは漏れている可能性があります。
また時には車内のダッシュボード下あたりに漏れる場合もあります。
では実際、車がオーバーヒートしてしまったときはどうすればいいのでしょうか。
万が一の時、慌てなくてもいいように、しっかりと応急処置の方法を覚えておきましょう。
車がオーバーヒートした場合は、周囲の安全を確認したうえで他の車の走行に邪魔にならない場所に停止させます。
そして、ボンネットを開けエンジンルームの風通しをよくします。
このとき、すぐにエンジンを切ってしまうと冷却水が循環せずに一気に温度が上昇したり、エンジンオイルの循環が停止し油膜切れを起こしてエンジンが焼き付く可能性がある
ので、エンジンを停止せずにそのままかけておく必要があります。
ただし、冷却ファンが回っていないときや明らかに冷却水等が漏れて白煙が出ているときは、ただちにエンジンを止めて自然冷却してください。
その際はやけどの危険性があるため、むやみにボンネットを開けないようにしましょう。
車がオーバーヒートした場合は基本的にはレッカーなどを手配し、専門業者に依頼するのが一番かと思いますが、山中で電波がなく連絡手段がない場合など、どうしても走らなければならないときもありますよね。
明らかに冷却水がないためにオーバーヒートした場合は、エンジンを止めてエンジンが冷えるまではそのまま待ちます。
冷えたのを水温計やらで確認したのち、普通の水を補充します。
またラジエターに水をかけたりするのもいいでしょう。
水は直接ラジエターキャップをはずしてラジエター本体に補充します。
注意!!!
エンジンが冷えるまでは絶対にキャップを開けてはだめです。
圧力がかかっているので、沸騰した高温の水が飛び出し大やけどします。
また高温の水に冷たい水を急に入れれば水蒸気爆発も起こりえます。
確実に冷えたのを確認してからキャップをあけ補充します。
水を補充したとしても、これはあくまで応急処置なので、必ず専門のお店に見てもらう必要があります。
その後、普通に走れたとしても熱による損傷の可能性があるからです。
ただし、これはあくまでも水漏れによって起こったオーバーヒートに限った話です。
それ以外にも異常がある場合は走行は厳禁です。
自分の命を守るためなので、くれぐれも判断には気を付けましょう。
では、最後にオーバーヒートを防ぐための対策をご紹介します。
先ほども述べたように車の変化にいち早く気付くのが一番なのですが、日ごろからできる対策もご紹介します。
対策としては 日頃から定期的に冷却水の点検をしましょう。
また2~3年に1回冷却水の交換が必要なので、車検の時にでもお願いしましょう。
その他にも普段から水温計も意識してみておきましょう。
水温計の見方を知っているだけでもいち早くオーバーヒートの兆候に気づくことができると思います。
メーターの針がHのほうになり気味になる場合、オーバーヒートになりやすい状態ととらえて冷却水を確認するなり、業者に点検をお願いするなり対処をした方がいいです。
いかがでしたか。
たかがオーバーヒートと思っていた人もいるでしょうが、重大な事故や故障につながる怖いものなのです。
オーバーヒートの兆候があった場合はいち早く点検に出し、オーバーヒートを防ぎましょう。
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