トヨタの販売店は何故分かれているのか?ネッツ店について総まとめ!
2016/01/26
るおう
トヨタ社が平成27年11月25日にヴィッツなど22車種についてリコールを提出しました。リコール対象の車はどれ?トヨタ社が発表したリコールの内容、どうしてリコールが起こったのかについてまとめてみました。是非、ご確認ください。
平成27年11月25日付けでトヨタからリコールの届け出がありました。
トヨタのリコールの内容は、エアバックが作動した際にインフレータ装置が破損して飛び散り、出火したり乗っている人が怪我をする恐れがあるということ。
海外では、今回のトヨタのリコールと同じエアバックを使用していた車で死亡事故が起こっています。その人数は8人以上。
エアバックが死亡の原因である可能性が高いとされています。
死亡事故が発生している重大なリコール問題。
トヨタのリコールの詳しい内容が気になりますよね。
このエアバックのリコールはどのような内容で、トヨタはどう対応したのかをご紹介します。
今回のトヨタのエアバックのリコール対象車は、「タカタ製のエアバックが搭載されている車」でした。
トヨタ車の助手席用の一段展開制御式エアバックがリコールの対象になります。
トヨタのタカタ製エアバックが搭載されているリコール対象の車一覧をご紹介します。
トヨタ社リコール対象車一覧
車種:製造年
ヴィッツ:平成17年~20年
ノア:平成16年~19年
ヴォクシー:平成16年~19年
アルファードG:平成16年~20年
アルファードV:平成16年~20年
アルファードハイブリッド:平成16年~20年
プロボックス:平成16年~20年
サクシード:平成16年~20年
カローラ:平成16年~18年
カローラランクス:平成16年~18年
アレックス:平成16年~18年
カローラフィールダー:平成16年~18年
ベルタ:平成17年~20年
イプサム:平成16年~20年
マークⅡ:平成16年
ヴェロッサ:平成16年
マークⅡブリット:平成16年~19年
ブレビス:平成16年~19年
WiLL サイファ:平成16年~17年
ガイア:平成16年
オーパ:平成16年~17年
WiLL VS:平成16年
あなたのトヨタ車はリコール対象車でしたか?
もしリコールの対象車だった場合、トヨタのディーラーさんに連絡して対応してもらいましょう。
トヨタのディーラーさんに確認して、リコール対象車だった場合のトヨタの対応をご紹介します。
リコール対象車をトヨタに持っていくと、インフレータを新品と交換してくれます。
しかしトヨタのリコール対応車が多いため交換用部品が不足。インフレーターに機密不良が無い場合は修理を後回しにしていました。
トヨタ以外の車メーカーも、今回のリコールに対して同じ対応をしていました。
しかし、機密不良が認められず修理が済んでいなかった車両で2015年10月に異常破裂が発生しました。日本で初めての異常破裂でした。
これを受けてトヨタは、リコールの交換用部品が不足した場合は助手席用のエアバックの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示するとしました。
トヨタのリコールで問題のエアバックとなったのは、「タカタ製のエアバック」でした。
タカタのエアバックは、インフレータが作動した際に燃焼材の異常や除湿不足により、爆発圧力が設計値を超えて異常上昇し、金属製の圧力ケースが破損して破片が飛散することが今回のリコールの原因とされています。
タカタは米国で「高温多湿の地域でのリコールを優先する」と答弁していることからも、おそらく既述の「除湿不足」と同内容と考えられます。
今回、事故が起こってからトヨタのリコールの対応は迅速だったといえるでしょう。
対応する車の台数が多かったため、すべての車を対応するためにトヨタがとった対策は迅速でした。それでもあらゆる可能性に適切に対応できていたか、というのは事故が起こってしまった以上言えませんが、その後のトヨタの対応も素早かったのではないでしょうか。
アフターサービスもしっかりしているトヨタ車に、今後も期待したいですね。
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