軽自動車のベンチマーク!?スズキ ワゴンRの歴代モデルを一挙紹介
2016/02/17
里ちゅーん
日本一の販売台数を誇った3代目から進化した、4代目ワゴンR(MH23S型)。「快適、スタイリッシュワゴンR」をコンセプトに、MH23S型はつり目型ヘッドライトを採用し、非常にスマートなデザインが特徴です。快適性がさらに磨かれ、中身もイケメンに仕上がっています。
ワゴンR MH23S
ワゴンR MH23SのFXリミテッドです。
軽自動車界に衝撃を与えた初代デビューから丸15年経った9月25日、先代から5年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「スズキ ワゴンR」が発表された。今モデルで4世代目となる。先代モデル途中から追加された「ワゴンR スティングレー」も併せてフルモデルチェンジし、2つの顔で販売台数「軽No.1」の地位をさらに強固なものとする。
縦目のライトから、切れ長のつり目のライトにデザインを大幅に変更したMH23S型のワゴンR。それでも「ワゴンRらしさ」をちゃんと残しているところに、デザイナーのセンスを感じます。
ワゴンR MH23S スティングレー
ワゴンR MH23Sのスポーツモデルがスティングレーです。
なおスポーツグレード「RR(ダブルアール)」は先代モデル末期で既に消滅しており、その役割は新型 ワゴンR スティングレーが一手に担うことになる。時代が求める環境性能もさらに向上させ、クラストップの燃費性能を実現。また新プラットホーム採用により、室内空間を拡大した。さらに走りや静粛性、安全性なども高めている。
ワゴンR MH23SからはスポーツグレードのRRが廃止になって、スティングレーのみになりました。
顔つきもスティングレーは専用となっています。スティングレーとしてはこれが2代目。デザインは前作モデルのキープコンセプトです。しかし中身はさらに上質に仕上がっています。
ワゴンR MH23Sのサイドビュー
基本構造を新規開発したワゴンR MH23Sは、ホイールベースを延長しています。
ボディサイズは全長x全幅x全高が3395x1475x1660mmと先代とほぼ変わりない。それに対しホイールベース(前後車軸間)は2400mmと先代に比べ40mm延長した。
ワゴンR(MH23S)は高速域の走行安定性に優れているのが特徴です。
その理由がホイールベースの延長によるものが大きいです。
高速道路でも疲れにくく、楽にドライブできるのもMH23Sの良いところです。
ワゴンR MH23S ドライブインプレッションの動画
ワゴンR MH23Sは、がっしりした足回りの良さを感じるクルマになっています。
ワゴンR MH23S 室内空間
ワゴンR MH23Sは後席の居住スペースが広くなりました。前席を一番後ろに下げても、足元にはまだ余裕があります。軽自動車としては驚異的です。その分、ラゲッジスペースが狭くなりましたが、シートを倒せば相変わらず広大な積載スペースを確保できます。
同社「パレット」から採用が始まった新プラットホームによるパッケージングの見直しと相まって、室内長は+105mm、前後乗員間距離は+140mmとそれぞれ拡大。特に後席の足元空間が広くなった。
3代目も後席は十分なスペースを確保していましたが、4代目はさらにゆとりある室内空間を実現しています。
ワゴンR MH23S 運転席
前作のワゴンRではコラムシフトでしたが、MH23Sはインパネシフトを採用し、シフト操作がしやすくなりました。
ワゴンR MH23S FTリミテッド
ワゴンR MH23Sのターボモデルです。
K6Aターボエンジン搭載
ワゴンR MH23Sのターボモデルはスティングレーのみと思いきや、
実は標準モデルにもターボ仕様が存在します。
それがFTリミテッドです。
エンジンはK6A、水冷直列3気筒DOHC12バルブインタークーラー付ターボで、
軽自動車の制限いっぱいの64馬力を発生します。
MH23Sは、スティングレーよりもこちらの外観のほうが好み、
でもターボがほしい!というなら迷わずこのグレードになります。
ただし生産台数の少ない希少車なので、店頭で見つけるのは奇跡に近いです。
ネットを駆使して全国各地で探すしか方法がないですね。
熟成の域に達した、4代目ワゴンR (MH23S)
いかがでしたでしょうか。ワゴンR MH23Sはひと世代前のモデルにはなりますが、長い歴史の中で改良され、完成された魅力的なクルマになっています。
現行型のようにエコ技術はありませんが、その分構造がシンプルで、信頼性の高いクルマとなっているのです。あらたためてMH23Sを見直してみてはいかがでしょうか。
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