GMとの共同開発で誕生!スズキ カルタスの魅力を徹底的に調査!
2015/11/23
ヒロメリー
スズキ ワゴンRは軽自動車の中でも、偉大なるクルマです。限られたスペースの中で、最大級の室内空間を維持しながら、乗用車としての快適性、走行性能を兼ね備えた素晴らしいパッケージングが特徴です。軽自動車のあり方を変えた、歴代スズキ ワゴンRを紹介します。
スズキワゴンRとは、スズキが発売する背の高いワゴンタイプの軽乗用車です。
かつては商用バンタイプも販売されていました。
スズキ ワゴンR 歴代モデル
スズキワゴンRは1990年代に初代モデルがデビューし、現在で5代目です。
誕生当時、軽自動車の弱点であった室内の狭さを、背を高く取ることで克服した軽の革命的モデルである。男性にも受ける軽自動車を作ろうと開発がスタートし、1987年頃すでに原型はできあがっていたが、紆余曲折を経て1993年に発売(当初のキャッチコピーは「クルマより楽しいクルマ、ワゴンR」)。
スズキ ワゴンR 室内
軽自動車の限られた枠内に、広大な室内空間を確保したのがワゴンRの革新的なところです。
それまで軽自動車と言えば、低車高の乗用型もしくは、商用車派生型のワンボックスモデルしかなかったが、ワゴンRの場合はフロアパネルを二重構造とし座面も高く取ることで、足を窮屈に曲げずに座ることで圧迫感を軽減し、視点を高くすることにより眺望性・視認性および開放感を向上させた。床面が高く乗降に不便なワンボックスカーに対し、ワゴンRでは床面は地面からワンステップの高さのため乗降もスムーズとなった。
それでは初代から最新型まで、
さらにはスポーツモデルのスズキワゴンRを順に紹介していきましょう!
スズキ ワゴンR 初代
1993年 スズキワゴンR
初代モデル、スズキワゴンRです。
トールスタイルが、軽自動車の世界に革命をもたらしました。
今までの軽自動車の概念を変えた「軽ワゴンタイプ」という全く新しいジャンルの車として誕生したワゴンR。個性的なデザイン、広く快適な居住空間、乗り降りしやすいシート、使い勝手の良いラゲッジスペースなどの特長で、発売直後より高い評価と人気を得、軽自動車を代表する車の一つとなった。
優れたパッケージングが評価され、
スズキワゴンRはその年のカーオブザイヤーを獲得しました。
スズキ ワゴンR 二代目
1998年登場。軽自動車規格変更に伴い、フルモデルチェンジした2代目スズキワゴンRです。
52馬力のOHC、55馬力のDOHC、60馬力のOHCターボの3種。駆動方式はFFとフルタイム4WD。組み合わされるミッションは5MTと3ATで、2WDモデルには無段階変速のCVTも用意。リヤシートは座面がスライドしながら後席足元に下がるタイプの、ダブルフォールディング5対5分割可倒式。
スズキワゴンR RR
エンジンや足回りをグレードアップした、スズキワゴンRのスポーツモデルがワゴンR RRです。派手なスタイリングとスポーツ走行性が話題となり、ラジコンやプラモデル、ミニカーでもたくさんの種類が発売されました。
スズキ ワゴンR 3代目
2003年デビュー。より上質にクオリティアップした3代目 スズキワゴンR。スポーツモデルのRRには、直噴エンジン仕様も登場しました。
スズキワゴンR スティングレー
スズキワゴンRのスポーツモデル、RRは廃止になって、3代目の後期よりスティングレーに一本化しました。デザインはスタンダードと違うものにしています。
※写真は3世代目の最新スティングレー
スズキワゴンR 4代目
2008年に登場した4代目ワゴンRはデザインもスタイリッシュになりました。プラットフォームを一新しています。
ロングホイールベース化した新プラットフォーム、室内長、前後乗員間距離を拡大して快適な室内空間を実現した。660ccの自然吸気直列3気筒DOHC VVTエンジンと、新開発DOHCターボエンジン搭載の2ユニット。簡素化したベーシックグレード「FA」(2008年12月発売)、CDプレーヤーやキーレスエントリー、スモークガラスなど充実装備の「FX」、キーレスプッシュスタートシステムや14インチアルミホイール、フルスポイラーを装着した「FXリミテッド」、フルオートエアコンやLEDサイドターンランプ付ドアミラーを装備したターボ搭載「FTリミテッド」の4グレードをラインアップする。
4代目スズキワゴンRは、
ホイールベースを延長して優れた高速安定性を可能にしました。
スズキワゴンR 5代目
2012年に登場した5代目モデル。Sエネチャージやレーダーブレーキサポートなど、先進の環境技術や安全性能を手に入れた最新型のワゴンRです。毎回改良を続け、クラストップの低燃費性能を実現しています。
いかがでしたでしょうか。
歴代のスズキ ワゴンRについてまとめてみました。
初代はパッケージング、2代目は大型化、3代目は上質さがアップ、
4代目はスタイリッシュに、5代目はエコカーへと進化していますね。
変わらないようでも進化しています。
現代の日本人の生活環境にピッタリ密着した、ワゴンRはそんなクルマです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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