三菱の人気軽自動車「EKワゴン」がリコール！内容をまとめました！

本題であるEKワゴンのリコール内容について見て行く前に、
そもそも今回の主役であるEKワゴンとはどんな車両なのか、ということから
ご紹介しておきたいと思います。

EKワゴンは、三菱自動車工業が製造・販売している軽トールワゴンおよびブランド、
かつて製造・販売していた軽セミトールワゴンのシリーズのことをいいます。
EKワゴンの車名は、「いい軽」を造ろうというプロジェクトに由来しており、
「excellent K-car」の頭文字であると同時に「いい軽」の語呂合わせでもあるそうです。

今回の主役であるリコール対象となったEKワゴンは、3代目となるモデルです。
三菱の50年以上にわたる軽自動車づくりのノウハウと、三菱と日産の合弁会社である
NMKVのマーケティング手法によって、今の時代に求められる「いい軽」を追求したモデルです。
扱いやすく経済性が優れているだけでなく、質感も高いことから女性ユーザーを中心に
非常に人気があります。

エクステリアでは大型メッキグリルを装着し、たくましさが演出されています。
エンジンは新開発の660cc 直3ユニットでNAとターボがラインナップされています。
トランスミッションは副変速機付のエクストロニックCVTとなります。

そんな人気軽自動車EKワゴンの燃費とは一体どれくらいなのでしょうか？

公式サイトによれば、EKワゴンの燃費は、

【EKワゴンの燃費】JC08モード燃費 25～30.4km/L
となっています。

それでは、気になるEKワゴンの価格とはどれくらいなのでしょうか？

EKワゴンの価格は、年式やグレードなどによっても異なりますが、
おおよそ以下の通りとなっています。

【EKワゴンの価格】
・新車時価格: 105万円～170万円
・中古車相場: 40万円～157万円

今回はそんなEKワゴンのリコール内容について、詳しくまとめてみたいと思います！

先述したとおり、2015年9月3日、三菱自動車によってEKワゴンのリコールが
発表されました。
その内容を詳しくご紹介したいと思います。

今回のEKリコール内容ですが、大きく分けて2つの不具合が発覚したようです。
以下に詳しくそれぞれご紹介したいと思います。

排気ガス再循環装置(EGR)のEGRクーラーおよびEGRバルブハウジングにおいて、
一部の材質が不適切なため排気ガス凝縮水により腐食し、その腐食片が
EGRバルブに噛み込んだり、EGRバルブハウジングに穴あきが発生したりするものがあるそうです。
そのため、燃焼不良となり、エンスト、再始動不能に至るおそれがあるとのことです。

燃料ポンプにおいて、製造時の燃料流量の管理が不適切なため、燃料流量が少ないものがあるとのことです。
また、エンジンを制御するコントロールユニット(エンジン ECU)の制御プログラムが不適切なため、燃料噴射量が過剰となることがあるそうです。
これらに加えて、点火プラグの仕様が不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、始動不能に至ったりするおそれがあるとの不具合が発表されました。

EKワゴンのリコール内容についておわかりいただけたかと思います。
それでは、リコール対象となるEKワゴンとは一体！？

【リコール対象となるEKワゴン】

型式：DBA-B11W
リコール対象車の車台番号：B11W-0000054～0130045
製作期間：平成25年5月17日～平成27年6月18日
生産台数：84,336台

今回のリコール対象となったEKワゴンについてご紹介しましたが、
もしもあなたのEKワゴンがリコール対象車だったら、どうしたらよいのでしょうか？

あなたのEKワゴンがリコール対象車だった場合、
三菱自動車から「リコールのおしらせ」の通知が届くはずです。

通知の内容を確認し、最寄りのディーラー店へリコール修理の依頼をしましょう。

修理内容は不具合の出た部品を新品に交換するので、所要時間などは
ディーラー店へ直接確認するようにしましょう。

お疲れさまでした！
以上がEKワゴンのリコールについてのまとめでした。
いかがでしたか？

大事な命を預ける車ですから、不具合の出ないように企業努力をお願いしたいものです。
リコール対象になってしまった場合慌てないためにも、
今回のまとめが少しでもお役にたてれば幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。