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ルパンの愛車としても有名なフィアット500!詳しくご紹介します!

ルパンが愛した車両として、国内外でも非常にファンの多い名車、フィアット500!ルパンと言えばこのフィアット500を思い出す方も多いと思います。今回はそんなフィアット500について、性能や魅力など詳しくご紹介したいと思います!フィアット500が気になる方必見!

ルパンの愛車、フィアット500とは?

それでは早速、ルパンの愛車であるフィアット500について、詳しくご紹介
していきたいと思います。
まずはフィアット500がどんな車両なのかということから
ご紹介していきたいと思います。

ルパンの愛車、フィアット500

フィアット500 ルパン

フィアット500は、イタリアの自動車製造会社 フィアットが製造・販売していた自動車です。
フィアット500は1936年に発表され、1955年まで製造されていました。

2人乗りの小型車ではあるが、発表当時としては高度なメカニズムを多数取り入れ、
戦前・戦後を通じて大きな商業的成功を収めたモデルであり、
総計約60万台が生産され、大ヒットとなりました。

日本では「ルパン三世の愛車」として非常に人気のある車両です。
当初ルパンはメルセデス・ベンツSSKに乗っていたものの、設定変更や作画の都合から
当時の作画監督であった大塚康生の愛車でもあった同車が選定され、
初期シリーズ後半以降は頻繁に登場するようになりました。

フィアット500 ルパン

特に有名なのは劇場版「カリオストロの城」で登場するクリームイエローのフィアット500で、
現行のフィアット500では日本国内限定で同じ色の特別仕様車がたびたび登場するなど、
ルパンがフィアット500の人気に大きく影響していることがわかります。

ルパンの愛したフィアット500の優れた性能

以上がフィアット500についての基礎知識でした。
ルパンがフィアット500に乗るようになった経緯がおわかりいただけたかと思います。
次は、フィアット500の性能について迫ってみたいと思います。
ルパンのアニメや映画の中でも激しいカーアクションをこなすフィアット500!
その優れた性能とは?

フィアット500 ルパン

ルパンの乗っているフィアット500に搭載されていたのは、
簡素でコンパクトなパワーユニットとして開発された479cc・15PSの
空冷直列2気筒OHVエンジンです。
オイルフィルターは遠心分離式となっています。

最高速度は軽量なボディと相まって95km/hに達し、当時のコンパクトカーとしては
非常に高性能でした。

他方マウントにスプリングを利用するなど配慮は見られるが、
音が大きく振動が激しいため乗り心地には悪影響を及ぼしており、このことはフィアット500
シリーズ最大の欠点になっています。

フィアット500 ルパン

ルパンの映像を見ていると、ルパンと次元がガタガタゆれるフィアット500に
乗っているシーンが多く登場します。
これもご愛敬の一つ、といったところでしょうか。

ルパンのフィアット500には、ボディの表面積を減らしつつ丸みを持たせることで
軽量化と強度を両立させるデザインが用いられています。
薄い鋼板でも丸みを帯びたプレス加工を行うことで、補強や工程の追加なしに
必要な剛性を確保する手法でした。

フィアット500 ルパン

フィアット500がルパンの中にたびたび登場する激しいカーアクションにも
耐えられたのは、この点にあるのだと思います。

ルパンも絶賛?フィアット500のデザイン

ルパンが愛したフィアット500の優れた性能についておわかりいただけたかと思います。
次はフィアット500のデザインについてご紹介していきたいと思います。
美女と宝石に目がないルパンが愛した、フィアット500のデザインの特徴とは?

フィアット500 ルパン

フィアット500の最大の特徴である、2ドアモノコックボディの丸みのあるユーモラスなフォルムは、
設計者のジアコーサ氏自身が手掛けたものです。
ジアコーサ氏によれば、自らる粘土模型を毎日撫で回すように手作業で削り出していたら、
自然に出来てしまったのフォルムなのだそうです。

また、ルパンのフィアット500は旧世代の自動車ということもあり、
現代の車とは使い勝手が異なる部分が多いのが特徴です。
以下にまとめると、
・キー:オンオフ・パーキング。セルモーターはワイヤー式でレバーを引いて動作させる。
     シフトノブ後方に設置されている。
・ワイパー: オンオフのみ。動力は電気モーターにて駆動される。
       初期型から最終型まで同じ仕様である。 
       電気モーターなので簡単な回路の追加で速度調整や間欠動作が可能である。
・ウインカー:最初期型以外はハンドルのコラムスイッチにて操作する。
・ガソリンタンク:容量は21Lでフロントフード内に設置されており、給油時にはフードを
          開ける必要がある。フロントフード下はトランクだがガソリンタンクと
          スペアタイヤで占領されており物を入れるスペースはほとんどない。
・燃料計:残量5リットルで警告灯が点灯する。

ルパンファンからも愛されるフィアット500!

ルパンのフィアット500について、性能やデザインの特徴などが
おわかりいただけたかと思います。
最後に、フィアット500がルパンファンから愛されている実例をいくつか
ご紹介したいと思います。

フィアット500 ルパン

ルパンの愛車として有名なのは2代目の500Fと呼ばれるグレードのバニティイエローになります。

この2代目フィアット500には世界中の愛好者がいる事でも知られ、
生産終了から30年以上経過した今でもレストアして乗り続けているオーナーは多数いて、
日本国内にもオーナーズクラブが存在しています。

フィアット500 ルパン

ルパンの影響もあり日本でもフィアット500が大人気となっている一方で、フィアットを生産している本国のイタリアでは逆にルパン三世が大人気となっています。
今現在でも週に1回はテレビアニメシリーズの再放送が流されていて、年に1回ほどのペースでスペシャルの特番も組まれているほどの人気です。

ゆえにイタリアでも当然フィアット500の2代目の根強いファンが多く、
排ガス規制で旧車の扱いが厳しくなる中で、2代目フィアットには優遇措置が取られる
通称フィアット500保護法と呼ばれる法案も存在するほど、その人気の高さは実証済みです。

ルパンの愛したフィアット500のご紹介を終えて

お疲れさまでした。
以上がルパンの愛したフィアット500についてのまとめでした。
いかがでしたでしょうか?

フィアット500 ルパン

フィアット500について調べているうちに、何度も見ているのですが、
またルパンが見たくなりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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