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標識の意味しっかり認識していますか!?駐停車禁止の標識!!

運転免許を取得する際にはもちろん標識についても勉強します。でも、免許を取って時間がたつと標識の意味って忘れちゃったり、うろ覚えだったりしませんか?!駐停車禁止の標識のわかりますか?!ここでは駐停車禁止の標識について再確認します。

道路標識について!!

道路標識には大きく分けて本標識と補助標識があるのを知っていますか?!
本標識も4種類に分けられます。
補助標識とは、その名のとおり本標識の補足を示す標識です。
例えば、本標識の適用区間を示したり、本標識の適用される日時を示したりします。

本標識① 規制標識!

規制標識は、特定の交通方法を指定したり禁止する標識です。
例えば、車両通行止め、転回禁止、駐停車禁止など

規制標識の一例!!
赤が使われてるのが多いです。

本標識② 指示標識!

支持票式は、特定の交通方法が可能なことを示したり、道路交通上決められた場所を示したりする標識です。
例えば、駐車可、安全地帯など

指示標識一覧!
青い標識が多いですね。

本標識③ 警戒標識!

警戒標識は、前もって道路上の危険や注意すべきものを知らせる標識です。
例えば、踏切あり、落石のおそれあり、右(左)屈曲ありなど

警戒標識一覧!
黄色い標識です。

本標識④ 案内標識!

案内標識は、地点の名称や距離などを示す標識です。
例えば市町村、県、高速の入り口など

案内標識の1例です。

駐停車禁止の標識について!!

駐停車禁止の標識の意味知っていますか?!
駐停車禁止とは文字通り駐車も停車も禁止という意味です。

駐車とは車が継続的に停止することを言います。
具体的には、人待ち・荷待ち、5分を超える荷物の積み下ろし、故障・その他の理由
停車とは車を一時的に停止することを言います。
具体的には、人の乗り降り、5分以内の荷物の積み下ろし、車から離れない停止もしくは車から離れていてもすぐに運転できる停止

道路交通法上は駐車と停車ははっきりと区別されています。今一度確認しましょう!

駐停車禁止の標識!!

駐停車禁止の場所とは?!

駐停車禁止の標識があるところ以外にも駐停車禁止場所はあります。
具体的に駐停車禁止の場所を説明します。
・交差点とその端から5m以内の場所。
・道路の曲がり角から5m以内の場所。
・横断歩道と自転車横断帯とその端から5m以内の場所。
・踏切とその端から10m以内の場所。
・安全地帯の左側とその前後10m以内の場所。
・バス・路面電車の停留所の表示板から10m以内の場所。
・軌道敷内
・トンネル
・坂の頂上付近や急こう配の坂

もちろん駐停車禁止の標識のあるところは駐停車禁止です。

駐停車禁止に違反するとどうなる?!

駐停車禁止の標識に違反したり、その他駐停車禁止場所に駐車をすると運転免許に違反点数が加算され反則金が科せられます。

駐停車禁止場所に駐車した場合と駐車禁止場所に駐車した場合で違反の点数や反則金の金額は違います。
また駐停車禁止場所や駐車禁止場所に駐車した車種によって罰金が異なります。大型ほど反則金は高くなります。
駐停車禁止や駐車禁止の場所に停止して駐禁を切られる場合、放置と非放置でも違反の点数、反則金が異なります。

駐車違反の張り紙です。
放置駐車違反の際に車に置かれてます。

放置駐車違反とは?!

放置駐車違反とは、駐停車禁止場所や駐車禁止場所に車が停止していて、警察官等が移動命令を直接出せない場合の事をさします。
車に戻ると切符が切られている場合はこれに当たります。
駐停車禁止場所に駐車する違反の場合の違反点数、反則金をご紹介します。

放置の場合 違反点数 3点
         反則金 大型25,000円 普通18,000円 二輪・原付10,000円 

非放置駐車違反とは?!

非放置駐車違反とは、駐停車禁止場所や駐車禁止場所に車が停止していて、警察官等が移動命令を直接出せる場合の事をさします。
駐停車禁止場所に駐車する違反の場合の違反点数、反則金をご紹介します。

非放置の場合 違反点数 2点
          反則金 大型15,000円 普通12,000円 二輪・原付7,000円

駐車禁止場所に駐車した場合は、違反点数が上記-1点、反則金も下がります。

駐停車禁止の標識と紛らわしい標識は?!

駐停車禁止の標識とよく似た標識があります。
駐車禁止と駐停車禁止の標識はとてもよく似ています。
斜め線1本が駐車禁止、斜め線が×になっているのが駐停車禁止の標識です。
駐停車禁止の方が規制が大きいので×と覚えれば間違えないかと思います。

駐車禁止の標識!

こんな場所もあります。
標識上に時間が区切られていて、駐車禁止の時間帯と駐停車禁止の時間帯のある場所です。
また補助標識で曜日や例外が示されています。
標識も複雑になると混乱しちゃいそうですがしっかりチェックしてください。

駐停車禁止の標識 まとめ!!

駐停車禁止の標識について調べてみて、改めて駐車と停車の違いを再確認しました。
また、標識がないところでも駐停車禁止の場所が意外と多いことに驚きました。
免許を取る際に学んでるので驚いたではいけないのですが、同じように感じた方もいるのではないでしょうか?!
駐停車禁止の場所には、それを規制する意味があります。
事故の原因になったり、緊急車両が通れずなんてこともあり得ます。
少しだから大丈夫とか、この辺は車少ないし駐禁の取り締まりもないからとか安易な理由で違反をしないようにしましょう。
これを機会に忘れている標識などの交通ルールを再確認しましょう。

時間帯入りの駐停車禁止標識!
指定時間帯以外は駐車禁止です。

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