ミディアムクラスサルーンBMW5シリーズ。525Iの2.5Lは170馬力を発生
2016/02/05
とっぱらや
傑出した美しさと圧倒的なダイナミズム、bmwの新たな「4シリーズ」のグランクーペ。bmw特有のショート・オーバーハング、ロング・エンジンフード、流れるようなルーフラインの完璧なまでに美しいプロポーション。4シリーズ グランクーペの市場での評価をお届けします。
bmw 4シリーズ グランクーペが日本国内で2014年6月21日に販売開始されました。エレガントなスタイリングに実用性とスポーティさを兼ね備え、BMWの伝統を感じさせながらもそのスタイリングにはBMW流の革新性も垣間見えます。果たしてどのような車に仕上がっているのでしょうか?
bmw 4シリーズ グランクーペ
bmw 4シリーズ グランクーペ
bmw 4シリーズ グランクーペのラインアップは、エンジンは3種類、
・2L 直列4気筒DOHC bmwツインパワー・ターボ・エンジン搭載の「420i グランクーペ」、フルタイム4wdの「420i xDriveグランクーペ」、
・2L 直列4気筒DOHC bmwツインパワー・ターボ・エンジン搭載の「428i グランクーペ」、
・3L 直列6気筒bmwツインパワー・ターボ・エンジン搭載の「435i グランクーペ」
を設定。
それぞれ、「ラグジュアリー」/「Mスポーツ」を用意。8速スポーツATトランスミッションを組み合わせる。
bmw 4シリーズ グランクーペ
bmw 4シリーズ グランクーペの2014年11月(平成26年11月) 発売モデルの価格は以下の通りです。
・bmw 420iグランクーペ:5,220,000円
・bmw 420iグランクーペ Mスポーツ:5,630,000円
・bmw 420iグランクーペ ラグジュアリー:5,650,000円
bmw 4シリーズ グランクーペ
・bmw 420i xDriveグランクーペ:5,530,000円
・bmw 420i xDriveグランクーペ Mスポーツ:5,940,000円
・bmw 420i xDriveグランクーペ ラグジュアリー:5,960,000円
bmw 4シリーズ グランクーペ
・bmw 428iグランクーペ:6,330,000円
・bmw 428iグランクーペ Mスポーツ:6,740,000円
・bmw 428iグランクーペ ラグジュアリー:6,760,000円
bmw 4シリーズ グランクーペ
・bmw 435iグランクーペ:7,720,000円
・bmw 435iグランクーペ ラグジュアリー:7,930,000円
・bmw 435iグランクーペ Mスポーツ:8,090,000円
市場で、bmw 4シリーズ グランクーペのデザインがどのように評価されているか調査してみました。
bmw 4シリーズ グランクーペ
グラン クーペは、クーペに4ドアの機能性とラゲッジの利便性を合わせた多機能クーペで、ドアは4枚あるが後席の乗降性などはあまり重視していない。この点、3シリーズのGTは後席の居住性を犠牲にせず、ファーストバックのボディーとしたもので似て非なるものだ。ちなみに、ディメンションは2810mmのホイールベースは変わらないものの、トレッドは4シリーズの方が広く、グラン クーペが1550/1600mm(フロント/リア、420i グラン クーペ)に対して、GTでは1540/1585mm(同、320i GT)と狭くなっている。
ちなみに、全長はGTの4825mmに対して4640mmと短い。全幅も1830mmから1825mmとなっており、全体の第一印象は寝かせられたルーフ、四隅に配されたタイヤの効果もあって、グンと引き締まった印象だ。
bmw 4シリーズ グランクーペ
3シリーズベースの4ドア+リアハッチモデル(つまりは5ドアハッチバック)と言えば、3シリーズグランツーリスモを思い出すが、試乗会場にズラリと並んだ4シリーズ グランクーペを見た途端に、明らかに別のクルマであることが分かる。グランツーリスモが少々背の高い5ドアハッチバックであるのに対し、グランクーペは、4ドア化のためルーフラインが2ドアクーペから112ミリ延ばされてはいるものの、そのラインは低く滑らかなまま後方に収束し、サッシュレスの伸びやかなサイドガラスエリアと相まって、ロングノーズ、ショートデッキのクーペらしいスタイリングがきちんとキープされているからだ。
bmw 4シリーズ グランクーペ
グラン クーペは常用で4人が乗るのではなく、ときおり後席も使うというユーザーに適しているし、スタイリッシュなクーペスタイルに4枚のドアと大きなテールゲートを設けたことによる利便性の高さを狙っている。ラゲッジスペースではGTやツーリングの方が広いので、クーペの延長と考えて選んだ方がよいだろう。とはいえ、実用性は高く、後席を使っているときでも480Lのラゲッジルームを確保。さらに後席をすべて前に倒した場合は1300Lのスペースを生み出せるので、大抵の荷物は載せられる。
bmw 4シリーズ グランクーペ
bmw 4シリーズ グランクーペ
箱根の上りでは、4000回転を超えると「クォーン」というレーシーな快音を発して7000回転まで回る6気筒を味わうと、やっぱりBMWはこれだよな、という気になってくる。ドライビングパフォーマンス・コントロールをスポーツモードに入れてやれば、バリアブルレシオのステアリングは長い鼻先をスパスパと出口に向けてくれ、まるでライトウエートのスポーツカーを操っているような気分が味わえるのだ。
試乗した車は、4シリーズ グランクーペのトップモデル、435iグランクーペ Mスポーツ。
bmw 4シリーズ グランクーペ
bmw 4シリーズ 435i グラン クーペに搭載される直列6気筒DOHC 3.0リッターツインパワーターボエンジン。最高出力225kW(306PS)/5800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1200-5000rpmを発生する。
4シリーズ グランクーペの走りはまったくBMWそのものである。というか、3シリーズならではの軽快なハンドリングと足さばきは継承される。軽めのパワステやコーナリング時のリアサスのねばりはまったくBMWのキャラクターだ。
特に4気筒ユニットを積んだ428i系はその特性が強い。
綿々とつづいてきた3シリーズ的要素をすべて兼ね備えるといった感じだ。手のひらに伝わる走りのフィーリングは鳥肌モノである。
bmw 4シリーズ グランクーペ
435i グラン クーペ M Sportはフロント:225/40 R19、リア:255/35 R19のブリヂストン製ランフラットタイヤを採用しているが、さすがにBMWはランフラットを履きこなしている。タイヤ開発も進んでいるので、タイヤから感じるゴツゴツした突き上げは最少で、グリップなどの運動性能とのバランスもよく取れている。
市街地での取りまわしでも幅広タイヤによる煩わしさは感じないし、ちょっと速度の出るような高速道路でも安定して一定のグリップ感があるのは好ましい。ワインディングでもスポーティなステアリング応答性を示し、グリップも適度に高いので安心感がある。
試乗した車は、4シリーズ グランクーペの435iグランクーペ Mスポーツ
bmw 4シリーズ グランクーペ
bmw 4シリーズの市場での評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。bmw 4シリーズの購入を検討しておられる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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