2016/09/25
るおう
ついつい速度を出しすぎてしまう高速道路ですが、ちゃんと法定速度があります。高速道路で速度違反で、捕まってしまうと罰金を取られてしまいます。そうならないために、高速道路の正しい法定速度や交通ルール、速度違反の取り締まり方法についてご紹介します。
高速道路とは
高速道路とは交差点をなくすなどの出入り口制限の実施や、上下分離することで高速走行を可能とした道路のことである。国や地域によって名称や規格などは異なっている。高速道路の役割としては国や地域の道路網の中核を担う役割を担っている。また、平行して走る一般道路の渋滞緩和の効果もある。道は、居眠り運転防止のため少し荒くしてある。
高速道路は、信号機や交差点がなく、速度を出しやすいように、極力道路のカーブやアップダウンをなくした道路設計です。主に長距離を運転する人にとっては必要不可欠で、一般道に比べ高い速度域で走ることができるため、つい速度を出しすぎるなんてことはありませんか?速度指定の標識などがなくても、きちんと制限速度はあります。それでは、高速道路の法定速度を見てみましょう。
高速道路の法定速度
最高速度100㎞/h⇒大型乗用自動車、普通乗用自動車(三輪、けん引自動車を除く)、軽自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車
最高速度80㎞/h⇒大型貨物自動車(最大積載量5000㎏以上の貨物自動車)、三輪の普通自動 車、大型特殊自動車、けん引自動車(トレーラー)
最低速度50㎞/h⇒上記すべての自動車
これらは、速度指定の標識がない区間のみの法定速度であり、標識や標示に速度指定がある場合は、その速度を守らなくてなりません。
悪天候の高速道路
また、悪天候の場合は状況に応じて安全な速度で走りましょう。特に車間距離には注意です。路面が乾燥していてタイヤが新しい場合は100㎞/hで100m、80㎞/hでは80mの車間距離が必要ですが、路面が濡れてタイヤが減っている場合は、その2倍の車間距離をとるように心がけましょう。
高速道路で注意すること
高速道路は一般道に比べて、速度域が高いので、ちょっとした不注意や交通ルール違反が大事故に繋がります。様々な交通ルールを守って、安全に走行しましょう。
1:本線車道を走行している他車の通行を妨げないためにも、本線車道へ入る場合、十分に加速する必要があります。
2:走行中は、左側の白線を目安に車両通行帯のやや左寄りを通行すれば、後方から追い越し時の接触防止につながります。
3:追い越しをする場合、早めに合図し、追い越し車線のクルマの動きに注意して車線変更します。追い越し後、元の車線に戻る時は、追い越したクルマの全体がルームミラーに映る距離まで離れてからになります。
4:高速走行での急ブレーキは大変危険です。エンジンブレーキとフットブレーキを併用し、徐々に速度を落とします。もちろん、急ハンドルも厳禁です。
5:強風の時は速度を落とします。トンネルや切り通しの出口でも横風にハンドルを取られることがあるので要注意です。
6:トンネル入口や出口近くでは速度が変化しやすいので注意が必要です。またトンネル内では視力が一時的に低下します。
他にも高速道路は、故障などでやむを得ないとき以外は駐停車が禁止されていたり、路肩を走行してはいけないなどのルールがあります。ほとんど自動車学校などで教わることではありますが、忘れていることもあるので自分の運転を見直して、正しい交通ルールで安全に高速道路を運転しましょう。
高速道路での速度違反の取り締まり方法とは?
高速道路での速度違反の取り締まりは、主にオービスと覆面パトカーで行われます。
オービスとは?
オービスとは、自動速度取締機のことです。高速道路だけでなく国道などにも設置されている速度違反を取り締まる機械です。制限速度を大幅に、超過している車を検知し「超過速度」の記録と車のナンバープレートと運転手の撮影を行い、撮影されると30日以内に警察から出頭通知が送られてきます。
ちなみに、オービスに撮影されたかどうかを判断する方法は、撮影された瞬間に光ることで運転手に速度超過を知らせてくれます。オービスを通過する前に、予告の看板があるようですが、普段からなるべく速度超過にならない程度の速度を心がけましょう。
覆面パトカーとは?
高速道路での取り締まりで多いのが、覆面パトカーによるものです。一見一般の車のようですが、いざというときに、赤色灯が出現しパトカーに変身します。高速道路で速度の取り締まりを行っており、大抵は左側車線を違反しない速度で走っています。そして、追い抜いていく違反車両を見つけた途端に加速して、違反車両の後ろに付き、速度を測定し、速度違反だと分かるとパトランプを光らせ路肩などに止めて検挙します。
覆面パトカーに最も多いのは、白、黒、シルバーのクラウンです。クラウン以外だと、キザシ、インプレッサWRX、レガシィツーリングワゴンなどもあるようです。高速道路で違反車両を追いかける目的があるため、軽自動車やコンパクトカーやハイブリッドカーなどは覆面パトカーに採用されていません。
覆面パトカー取り締まりの瞬間
高速道路はスピードが出せるので、法定速度をオーバーしてしまいがちです。高速道路だけではありませんが、特に高速道路は交通ルールを守らないと大きな事故になるリスクが高いので、今回紹介した法定速度や交通ルールを守って、安全運転を心がけてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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