2016/03/12
みーこ11
自動車の運転の様子を録画するドライブレコーダーが、近年普及し始めています。ドライブレコーダーがあることによって、交通事故が起こったときどのように役立つのでしょうか?また、実際にどのような映像が映し出されているのか、危険運転の実態を捉えた事故動画も紹介します。
まず、ドライブレコーダーとはどのようなものなのでしょうか?
自動車やバイクなど運転の状態や車内の様子を録画する車載カメラのことを、ドライブレコーダーといいます。元々はタクシーが防犯目的や交通事故対策で装備することが多かったようですが、近年では個人でも車にドライブレコーダーを設置することが増えています。
ドライブレコーダー付きカーナビ
ドライブレコーダーにはさまざまな種類があります。車の前方と後方を録画できるものや、GPSと連動して、カーナビ機能を持っているドライブレコーダーもあります。また、事故の衝撃による感知のみで録画するタイプや常に録画するタイプ、駐車監視用のバッテリーを搭載するタイプもあり、状況や必要に応じて選ぶことが出来ます。
ルームミラー型ドライブレコーダー
視界の妨げにならないルームミラー型ドライブレコーダー。4.3インチミラーモニター搭載で、撮影状況の確認や録画データの再生も、その場で行えます。リアルタイムで映像を見る必要がない場合は、電源をOFFにすれば、普通のルームミラーとして使用可能です。価格は税込8480円。
最新型のドライブレコーダーはルームミラー型ドライブレコーダーが人気で、ミラーと一体型なので視野をさえぎらず、場所も取らないのでとても人気です。
スマートフォンアプリ ドライブレコーダー
ドライブレコーダーのアプリは多数あり、無料でダウンロードできます。あとは市販のスマホ設置用ホルダーを購入すれば、車内のどこでも設置できます。設置用ホルダーは、1000円未満でも購入でき、安上がりです。
他にもスマートフォンのアプリでドライブレコーダーをダウンロードして、車載器などを購入すればコストも抑えられ手軽にドライブレコーダーを利用できます。
ドライブレコーダーを設置する人の理由として、最も多いのが事故にあった際の証拠能力の期待です。
万一の事故の時に
ドライブレコーダーを搭載しておくことによって、万が一事故に巻き込まれたとき、相手が自分は悪くないと思いこんでいたり、嘘を言っていても、その映像が証拠となり、自分の正当性を証明できます。ちなみに、わざと車に接触して事故を起こし、慰謝料を請求する「当たり屋」対策としても効果的です。
また、自動車保険の新等級制度で、事故で保険を使った人は、今までより余分な保険料を支払わなくてはならないようです。保険料を余分に払うことを防ぐには、小さな事故なら自分の過失割合を下げることが必要です。そのためドライブレコーダーは、事故の時に特に役立ちます。
ただ、デメリットとしては、自分が事故を起こしてしまった時も、証拠の記録が残されてしまうということです。ドライブレコーダーが問題視されている点として、自分が不利な場合データを消去することもできるようです。
それでは、実際にドライブレコーダーが録画した交通事故の動画を紹介します。
交通事故動画
交通事故動画
交通事故動画
交通事故動画
交通事故動画
ドライブレコーダーの交通事故や危険運転の動画をまとめてみましたが、無茶な運転が事故の引き金になっていることがよく分かります。ドライブレコーダーは事故の他にも、駐車時などの当て逃げや、車上荒らしの抑止、さらに誤認検挙されたときなどもドライブレコーダーが力を発揮してくれるようです。
ドライブレコーダーは強引な割り込みや追い抜き、急な飛び出しなど交通事故が発生した瞬間を映像に記録することが出来、事故状況の事実を証明することが出来ます。もちろん自分が事故を起こしてしまった時も、記録されてしまいますが、あとで記録された映像を見直すことにより、交通事故を起こしやすい運転行動を振り返って、安全運転に対する意識を向上することもできます。とくにトラックなどの運送業者は、客観的に見ることが出来るので、とても効果的ですね。
ドライブレコーダーは現在あまり普及していませんが、万が一の事故のために活用して、安全運転を心がけてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局