新車の洗車、正しい知識と正しい仕方でいつまでも納車時の輝きを!
2016/03/12
とっぱらや
毎回洗車場に行って洗車するのはお金がかかるし面倒。出来れば自分のタイミングで洗車したい!と思ってるそこのあなた!ここでは洗車の方法や必要な道具まで詳細にまとめてみました!洗車の方法が分からない方は是非読んでみてください!
はじめに、洗車はどうして必要なのか調べてみました!
洗車のあれこれ
洗車とは、車が汚れたらするものだと皆さん思いがちです。汚れたら洗うのは確かですが、毎日使うとチリや埃、降雨の水滴などをそのままにしておくと、外装ボディや骨格に錆が進行したりして、自動車各部の異常の発見が遅れたりするので、各自動車メーカーが定期的な洗車を奨励しています。
さらに室内に乗ってくる人が車外からチリや埃、水滴など様々なものを持ち込むので内装の掃除も必要となります。お子さんの食べカスなどが残っていたらシートは悪くなってしまいますよね?
愛車を長持ちさせるためにも洗車をして綺麗にしてあげましょう。
ここでは、機械での洗車方法についてまとめていきます。
一般的な洗車機
こちらは一般的なガソリンスタンドや洗車場の洗車機です。
下回り洗浄
自分では洗えない下回り洗浄をしてくれる洗車機もあります。
ブラシのない洗車機
こちらは、ブラシのない洗車機です。水圧で洗車する方法なのでキズが付きにくく安心です。ですが、普通の洗車機よりもちょっとお高めです。
手洗い洗車
こちらは機械ではないですが、頼んで手洗いしてもらう洗車方法です。とても綺麗になる分、オプションであれもこれもとやってもらうと高くついてしまいます。
と、いくつか洗車機を載せてみましたが、やはり洗車機だけだと細かい汚れなどが取れないし、キズも付いてしまう、何よりお金がかかりますね。
なので次は、手洗いで洗車に必要な道具について見ていきましょう!
それでは洗車をする方法に入る前に、洗車に必要な道具はどんなものがあるのか紹介していきます。
バケツ
バケツは水を入れるために必要な道具です。
100円均一などで売っているバケツで十分ですが、底が深いと一度に沢山水を汲んでおけるので便利ですね。しかし、汚れたタオルを入れるので、すぐ水が汚れてしまいます。
なので、量を沢山入れず、頻繁に水を取り替えてあげましょう。汚れた水のまま使うと洗車傷が付いてしまいます。
カーシャンプー
「洗車道具と言えばカーシャンプー」と連想する人も多いと思いますが、実はカーシャンプーはそれほど使用頻度は高くないです。ですがシャンプーがないと綺麗にならないので必要な道具ですね。
しかし、毎回カーシャンプーを使用していると徐々に汚れやすいボディになってしまうのです。
もし今水垢などの汚れが溜まっている場合は、水垢落とし用のカーシャンプーを使い一度綺麗にしましょう。
それと、ワックス系が入っているカーシャンプーを毎回使っていると、ピカピカになって綺麗に見えますが、一時的なものですぐに輝きは消えてしまいます。それに、車が汚れる原因になるので注意しましょう。
シャンプースポンジ
洗車道具の中で、シャンプースポンジは出来れば1回使ったら新しくしましょう。
洗車が終わりスポンジも綺麗にしたつもりでも、スポンジの穴内部に入り込んだ細かい砂粒などの汚れを取り除くことは不可能に近いので、次回の洗車時にそれが原因で細かい洗車傷を作ってしまいます。
マイクロファイバータオル
タオルは適当に選んではいけません。洗車に一番大切なのはタオルなのです。
汚れを取ったり、吹き上げまで担当する道具を安易に選んで使っているとボディに傷を付ける原因になってしまいます。
タオル選びで重要なことは、吸水性と吸着性です。セーム素材のタオルは吸水性では抜群なのですが吸着性に弱いので、ここではマイクロファイバータオルを推奨しています。吸水性ではセーム素材に劣りますが、埃などの汚れを吸着する力は抜群に良いです。
ファインクロス
洗車やコーティングの最後に仕上げとして車を磨き上げるのに必要な道具です。
仕上げにファインクロスで磨いてあげると、段違いに輝きが増します。なので、高密度の繊維で出来ているものがおすすめです。
ホイールスポンジ
アルミホイールを洗う時に必要な道具です。
アルミホイールは、色々な形をしていますので、このような棒タイプのスポンジが便利です。ホイールの隅々まで綺麗に洗え、角度がつけられるものだと狭い隙間まで洗えて良いと思います。
脚立
車の屋根を洗う時便利な道具です。
車の屋根を洗う時、脚立がないときちんと真ん中まで届きませんよね。そんな時に脚立を用意しておくと自分が濡れることなく隅々まで洗うことが出来ます。
と、こんな感じでまとめてみました!
それでは、次は洗車の方法などを紹介していきます!
お待たせしました!
本題の洗車の方法について見ていきたいと思います。
洗車をするのに道具は揃えたが、いざ始めようとしたらどこから洗ったらいいの?と思っているあなた!下記に洗車の方法の順序をまとめてありますので是非読んでください!
簡単な洗車の方法 順序
洗車は上から下へ洗っていきましょう。
しかし、タイヤホイールが汚れがひどい場合は最初に洗っておくのも手です。
泡たっぷりのシャンプー液を作ろう!
カーシャンプーは汚れを擦り落とすのではなく、泡の力で浮き上がらせて落とすので泡たっぷりに作っておきましょう。
カラのバケツに規定量のシャンプー液を入れて、蛇口全開で勢いよく水を注ぐと泡がたくさんできてあっという間に出来上がります。
洗い始めはタイヤから。
車両の中で一番汚れているのはタイヤホイールなので最初に洗っておきましょう。
まずは水をかけて泥や砂を大まかに落とし、シャンプー液を含ませたスポンジで洗っていきましょう。
最初に洗っておけば、ボディに泥汚れが飛び散って台無しってことにはならないですもんね。
そして、ボディ用とホイール用のスポンジがあれば尚更良いと思います。ホイールについたブレーキダストなどがボディに付いてしまうと傷の原因にもなりかねません。
次にボディの水洗い!
埃や砂の付いたままスポンジで擦るとボディを傷つけてしまいます。上から下へ順番に水をかけていきましょう。
この時、ホースがボディに当たらないよう気を付けましょう。ボディに当たってしまうと傷の原因になってしまいます。屋根やボンネットの奥にかける時は特に気を付けましょう。
軽く撫でる感じで洗う!
たっぷりの泡とシャンプー液をスポンジに含ませ、スポンジが少し凹むくらいの力でスイスイ洗っていきましょう。
あまり力を入れて擦ると傷が付く原因になります。水垢のひどい場所は少し強めに、その他は優しく洗ってあげましょう。
そして、せっかくシャンプーで洗ったのに乾いてしまうとボディに汚れがこびりついてしまうので、特に夏場は部分ごとにシャンプーしては流すを繰り返しましょう。
細かなところは使い古しの歯ブラシで!
エンブレムやナンバープレートなどは造りも細かいのでスポンジが当たりません。そんな時は使い古しの歯ブラシで優しくブラッシングしてあげましょう。
吸水性の高い洗車用のクロスを使う!
濡れたボディにクロスを広げペタッと置いて、手前に引っ張ると簡単に拭き取れます。ボンネットやルーフなど広い所にはオススメです。
水道水に含まれるカルシウムや塩素などが短時間で乾燥すると「イオンデボジット」と呼ばれる輪ジミになって普通の洗車では落とせなくなってしまいます。
なので、気温が高く水が乾きやすい時期は特に注意しましょう。
鉄粉を取る!
電車の車輪と線路の擦れた時や金属加工の工場、車のブレーキをかけた時にも、目に見えない紺かな鉄粉が空気中に舞い散っています。その鉄粉は洗車をするだけでは取れません。そんな時には鉄粉取り専用粘土などがあります。
粘土状クリーナーを使うのは必ず洗車後に。使う方法は、キズ付きを防ぐためにボディに水をかけながら粘土を滑らせるように動かしましょう。使っていた部分が黒くなってきたら折りたたむように中へ練り込んでまた綺麗な面でクリーニングしていきましょう。
水垢をとる!
洗車では落とせなかった水垢は、専用クリーナーで落としてあげましょう!
スプレータイプやチューブタイプ、同時にワックスもできるタイプなど様々なものが売っているので、自分に合った方法で選び使いましょう!
ワックスを塗り込む!
ワックスは沢山付け過ぎずに、少し擦りつけた状態で付く程度で大丈夫です。
使う方法はタテ→ヨコ→タテで、最後にタテ(車の進行方向)で終えるのがワックス効果を最大限に発揮させる塗り方です。ボンネットや屋根などは50cm四方くらいづつ塗り込んでいきましょう。
その後タオルで拭き取りましょう。タイミングはワックスが白く乾燥してから。生乾きで拭いていたらまた塗り延ばしてしまうだけです。
目安は、夏場で5~10分、冬場で15~20分くらいです。
コーティング液をクロスに取って塗っていこう!
塗り残しが無いよう、部分ごとに仕上げていきましょう。吹き上げがいらないものを選んでおくと便利です。
このひと手間をしておくことで、雨や汚れのこびりつきを防ぎます。効果が薄れるまで期間がありますからその間は水洗いだけでピカピカのボディを保つことが出来ます。
仕上げはタイヤクリーナー!
タイヤには、アスファルトのタールや泥水、砂埃などたくさんの汚れが付いています。そこで専用クリーナーを付けておけば泡と一緒に汚れが流れ落ちていき、新品のような黒ツヤが復活します。
専用クリーナーを使うことで手も汚さず綺麗に仕上がるので、スプレータイプのものが便利です。
ウインドウ専用クリーナー
洗うだけでは落ちない油膜には、専用のクリーナーを使いましょう。細かな研磨剤が入ったクリーナーで擦るようにクリーニングしてあげることで簡単に落とせます。
雨の日の視界良好にコーティング!
最後に綺麗なウインドウにコーティング剤を塗っておくことで、雨の日の視界は断然に良くなります。白っぽくなるまで乾かし、その後水で絞ったタオルで拭き取ればokです。
ウインドウの内側は水拭きが基本!
固く絞った濡れタオルで拭き、水が完全に乾ききる前に乾いた綺麗なタオルで乾拭きするのがポイントです。
タバコのヤニなど、水拭きで取れない汚れは、ガラスクリーナーで。家庭用のものではなく、ギラツキ成分が入っていない車専用のガラスクリーナーを使いましょう。タオルにスプレーしてから使うと飛び散りを防げます!
と、以上が洗車の方法手順でした!
様々な方法があって分からなくなってしまう人もこれを見れば順序も間違わずに洗車できますね!
いかがでしたでしょうか?
今回は、洗車に必要な道具から手順方法までまとめてみました!
せっかくの愛車ですから、この記事を読んでご自分で洗車をして、愛車を長持ちさせてみてはいかがでしょうか?
上記の洗車方法だけが正解ではありません。ご自分でやり易い方法でチャレンジしてみてください。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局