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お店でする?自分でする?手洗い洗車の方法や費用に関するまとめ

愛車の洗車は何でしていますか?洗車機の人も多いのではないでしょうか。今回は手洗い洗車の利点と方法、費用などをご紹介します。手洗い洗車にはお店に依頼する方法と自分でする方法とがあります。今回はどちらの手洗い洗車もご紹介し、それぞれを比較したいと思います。

手洗い洗車なら傷がつかない?

洗車機は非常に手軽ですが、洗車傷がついたり、車の部品が破損したりといろいろとトラブルがあります。
愛車に傷がついたり、破損するようなトラブルは避けたいものですよね。

そんなときに有効なのが手洗い洗車です。
手洗い洗車なら機械の力で擦る訳ではないため、洗車傷はつかないイメージですね。
では、手洗い洗車なら本当に傷がつかないのでしょうか。

答えは「NO」です。
手洗い洗車でも方法を間違えれば、傷が付きます。
では、どんな方法で洗えば傷を最小限に抑えることができるのでしょうか。

お店で手洗い洗車

手洗い洗車の傷を最小限に抑える洗車方法とは一体どんなものなのでしょうか。
まずは、お店で手洗い洗車をしているプロの手洗い洗車を見てみましょう。

水をかける

まずは水をかけるところからスタートします。
実は手洗い洗車で傷をつけにくくするには、この水をかける工程が一番大事とも言えます。

実は水をかけているだけのようですが、この工程の本当の目的は水で汚れを落とすことです。
汚れはスポンジで落とすのではなく、最初のこの工程である程度落としておく必要があります。
なぜなら、汚れが残っていると、いくらスポンジで綺麗にしても、汚れが研磨剤のようになりボディーに傷をつけてしまうからです。

そのため、多くのお店は高圧洗浄機を使用しています。
効率よく砂などの汚れを吹き飛ばしてくれるからです。

スポンジで手洗い

水で十分に汚れを落としたら、次はもこもこも泡立てたカーシャンプーをボディにのせ、泡でボディを洗うようにスポンジで優しく洗っていきます。
スポンジではなく、泡で洗っていくイメージで優しく洗いましょう。

店によってはムートン洗車などと言って、スポンジではなく、ムートンの毛で優しく手洗いしてくれるところもあります。
お店によって使用するスポンジが違うので、いろんなところを見てみるのも楽しいですね。

ふき取り

最後はふき取りです。
水分が残らないように丁寧に何度もふき取ってくれます。

以上がプロが行う手洗い洗車の流れです。
お店で手洗い洗車を頼む場合、すでに用具が揃っていることや設備が整っていることから、手早く綺麗に洗車してくれるのがうれしいですね。

自分で手洗い洗車

では、プロの手洗い洗車がわかったところで、自分で手洗い洗車する場合の方法をご紹介です。

水をかける

自宅に高圧洗浄機がある場合はそれを使うにこしたことはありませんが、ない場合はホースでなるべく水圧を高めて水をかけていきましょう。

高圧洗浄機は便利なのですが、水圧が高いため注意すべき点があります。
万が一塗装に微細なヒビが入っていた場合は、ペロッとはがれてしまうこともありますし、テールランプ内に水が入ることもあります。
高圧洗浄機のノズル(水が出るところ)からボディーまでは、1m~1m50cm程度離すようにしてください。

ボディを手洗い洗車

バケツにカーシャンプーを入れて、ホースで水を入れながらよく泡立てます。
なるべく細かい泡が立つようにホースの水圧を高めるといいでしょう。

そのあと、スポンジに泡を取り、力を入れずに優しく丁寧に洗っていきます。
手洗い洗車の際は上から順番に洗っていきます。
ルーフ、ボンネット、リア、サイドと泡が上から下に落ちていくのを計算しながら丁寧に洗います。

手洗い洗車の際に重要なのはルーフを洗ったら流す、ボンネットを洗ったら流すというように、絶対にカーシャンプーが乾かないように、こまめに洗い流すことが大切です。
特に暖かい日や風の強い日は注意が必要です。

ふき取り

全体が洗い終わったら、水分が残らないように丁寧にふき取りましょう。
ここで水分が残ってしまうと、傷ではなくシミや水垢が付いてしまい、だんだんと塗装が傷んできます。
水分が残らないように丁寧にふき取りましょう。

手洗い洗車にかかるお金

最後に手洗い洗車にかかる費用を見ていきましょう。
自分で洗う場合とお店で頼む場合はどちらが得なのでしょうか。

まず自分で手洗い洗車する場合は、洗車道具の準備と水道代、場所が必要です。
洗車道具としては、洗車用のスポンジ、バケツ、カーシャンプー、ふき取りのクロス、ホース、ホイールを洗うならブラシ、ワックスをするならワックスが必要です。

最近なら、ほとんどの洗車道具を100均だけでもそろえることができます。
スポンジ、バケツ、クロス、ブラシ、カーシャンプーなどです。
もちろんこだわりたい方はカー用品店に出向いて探してみてください。

自分で手洗い洗車する場合は洗車道具を準備する最初だけかかる費用が高くなります。
初回は水道代を含めても5000円以内で収まりそうです。
2回目以降はカーシャンプーやワックス、スポンジなど消耗品を都度交換するだけなので、基本的には水道代のみかかると考えればいいでしょう。

自分で手洗い洗車する場合は洗車道具を準備する最初だけかかる費用が高くなります。
初回は水道代を含めても5000円以内で収まりそうです。
2回目以降はカーシャンプーやワックス、スポンジなど消耗品を都度交換するだけなので、基本的には水道代のみかかると考えればいいでしょう。

お店で手洗い洗車を頼む場合、多くの店舗で大体2000円ほどかかります。
そこにワックスや撥水コートをお願いすると6000円くらいかかります。

費用の面でみると自分で手洗い洗車をするのが安いですね。
しかし、お店で頼む場合は寒い冬でも、暑い夏でも店内で待っていれば出来上がるので、自分が濡れる心配もありませんし、道具を買いにいく必要もありません。

場所がない、道具がない、でも手洗い洗車がしてほしいという場合には、お店に頼むのが一番ですし、ムラなく洗ってくれるので綺麗に洗えます。

手洗い洗車のまとめ

いかがでしたか。

自分で手洗い洗車する際は、費用は非常に安く済みますが、場所や水道代、休みと天気に合わせて洗車する日を考えていく必要があります。

その点、お店に手洗い洗車を依頼する場合は場所や天気、道具などを一切考える必要はありません。
お金を払ってしばらく待っていれば綺麗に仕上がってきます。

どちらを選ぶかは好みですが、手洗い洗車は洗車機では落とせなかった場所の汚れも丁寧に洗うことができるし、傷を最小限に抑えることもできるので、愛車を綺麗に保つには最適です。

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