ワイパーから音がする!?気になるビビり音についてまとめてみました
2016/05/01
みーこ11
車を安全に運転するための保安部品であるワイパー。ですのでメンテナンスをするというよりも劣化する前に定期的に交換することが大切になってきます。そこで今回は知ってるようで知らない方も多いワイパーの交換についてチェックしてみたいと思います。
ワイパーの交換の仕方やタイミングなどをご紹介する前にまずはどうしてワイパーの交換が必要なのかご紹介していきたいと思います。
ワイパー
そもそもワイパーとは自動車や鉄道車両、船舶や航空機などの乗り物のガラス外側表面に付着した雨滴・雪、汚れなどを払拭して視界を確保する装置です。主要な構造はゴム(ラバー)装着のワイパーブレードを取り付けたワイパーアームを左右に振ってフロントウインドー・リアウインドー・ヘッドライトに付着した水滴などを払拭して視界を確保するものであり、基本的な構造は発明されて以来100年以上ほとんど変わっていません。
ワイパーに装着されるゴムは消耗品で、使用によって傷んだ場合や経年によって劣化した場合は水滴を十分に払拭できなくなるため、定期的な交換が必要です。またワイパーブレードにおいても、長期的に使用することで劣化・変形する場合があるため、アームから外して交換することができるようになっています。
ワイパー
長く、安全に愛車を運転するためにはワイパーの定期的な交換が必要となってくるようです。これからワイパーの交換についてご紹介していきたいと思いますので、ワイパー交換の際には少しでも参考にしていただければと思います。
車の大きさや装着される場所によってワイパーにも様々な種類があります。ここではいくつかワイパーの種類をご紹介していきたいと思います。
ワイパー
リアワイパーはステーションワゴンやミニバン、軽自動車を除く2ボックスハッチバック車に多く装備され、セダンやクーペでも見受けられます。2ボックス車はセダンなどのトランク部分がなく、リアタイヤから巻き上げる水滴などがリアウインドウに多く付着するため装備率が高くなっています。 また、かつてはクラウンのワゴンやマーク2のバンのようにリアワイパーが3本の車種も存在しました。
ワイパー
ヘッドライトに装備されるワイパー。降雪時には特に効果が高く、過去にはメルセデス・ベンツやボルボ、サーブ、日産・サファリなどに装備されていましたが、現在では大多数が高圧ヘッドランプウォッシャーに代替されています。
「定期的に」とは言っても具体的にどういったタイミングでワイパーの交換が必要になってくるのでしょうか?次はワイパーの交換のタイミングについて見ていきましょう。
ワイパー
ワイパーの交換のタイミングとしては…
・スジ状の線が残る
・ビビリ音がする
・拭きムラができる
・水がニジミ状に残る
などの症状が出てきたら交換のタイミングだといわれています。
またワイパー自体を見て交換のタイミングをチェックする場合のポイントとしては…
・ゴムにひびが入っていないか
・ゴムに癖がついて寝ていないか
・亀裂がはいっていないか
などがあります。
ワイパー
ワイパーのゴムの交換の時期はおよそ1年とも言われています。自分でチェックしてもよく分からないという方はこの時期を交換の参考にしてみてもいいかもしれません。
それでは次にワイパーの交換方法についてご紹介します。
①アームを立てる
ワイパー
ワイパーアームを立て、ワイパーゴムが上側に向くように、ワイパーブレードを少し傾けましょう。
②ワイパーブレードを取り外す
ワイパー
ワイパーゴムだけを交換する場合でもワイパーブレードをはずした方が簡単に作業出来ます。ストッパーを押さえながら、ワイパーブレードを手前側にスライドさせてやればOK!
③古いワイパーゴムを引き抜き、新しいものと交換する
ワイパー
ロック穴のある側をつかんで、少し強めに力を入れて金具から古いゴムを引き抜きましょう。そして必ず古いワイパーゴムを抜いた側から、金具のツメをワイパーゴムの溝に通しながら差し込んでいきます。この際方向を間違えないように気をつけましょう。
④ワイパーブレードをアームに取り付ける
ワイパー
取りはずした時と逆の要領でワイパーブレードをアームに取り付ければ、交換完了!最後にワイパーゴムやワイパーブレードがはずれたりしないか、必ずワイパーを動かして正常に作動することを確認しておきましょう。
いかがでしたか?
今回はワイパー交換についてご紹介してきました。最初は交換のタイミングや交換の仕方などよくわからない事も多いかもしれません。
ですので最初は1年という交換の時期のタイミングなどはあまり気にせず、ワイパーの調子が少しおかしいなと感じたらディーラーなどで見てもらったり、交換をお願いするのもいいかと思います。
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