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日野ポンチョ小型ノンステップバスのほんのちょっとの魅力と詳細

日野小型ノンステップバスポンチョ、ポンと乗ってチョこっと行くことから街の移動車両として活躍しています。小型で小回りの利く小さくかわいらしい日野ポンチョをいろいろな視点でチェックしてみました!日野ポンチョに興味がある方は要チェックです!

日野ポンチョの紹介

日野自動車が販売している路線用小型ノンステップバス
愛称の由来は、ポンと乗ってチョこっと行くことから。また衣服のポンチョにもかけている。

日野ポンチョ

2002年から2005年に発売された初代ポンチョと2006年以降の2代目ポンチョ(ポンチョIIとも言う)の2種類があるが、両者を扱う。

初代日野ポンチョのスタイル

初代日野ポンチョ

エンジンもフロントエンジンを採用している点で特徴的である。93kw(127PS)のインタークーラー・ターボ付き2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンを横置きし、変速機は5速マニュアルトランスミッションのみのラインナップとなる。

価格も単一(1,530万円)

2代目日野ポンチョのスタイル

日野ポンチョ

純日本製のバスとなった。日野自動車・いすゞ自動車のバス製造事業統合に伴い、ジェイバス小松事業所で製造

エンジンはリアエンジン式で、排気量4.7リッター・ターボ付き直列4気筒のJ05D (J5-IIF)型(132kw/180ps)となる。あわせて排出ガス浄化システムに「DPR」を採用

新長期規制(平成17年排出ガス規制)に適合。また、ABSが標準装備

2006年12月20日には電子制御式5速オートマチックトランスミッション車が追加

日野ポンチョ

2006年度のグッドデザイン賞を受賞

車両価格は初代とほぼ同じ1,541万円

日野ポンチョ フルフラットエリア

ロングボデー2ドアタイプは中扉・後扉のどちらからでも車いすの
乗降が可能で、車いすの回転ができる通路幅も確保されています。

日野ポンチョの乗降扉はワンボックス車のような外側スライド式で、ロングでは2扉となる。このほか、ロングでは定員30名以上を確保しており、非常口も設置されている。仕様としては、ロング・ショートともに「前向きタイプ」・「横向きタイプ」・「前向きタイプ・寒冷地仕様」の3種類が設定

日野ポンチョ 排出ガス浄化システム「DPR」とは

DPRとは、Diesel Particulate active Reduction system(ディーゼル・パティキュレート・アクティブ・リダクション・システム)の略で、DPFによって捕集され堆積したディーゼル排ガス中のPM(粒子状物質)を燃焼させてDPFを再生させるシステム。

高性能DPFや酸化触媒と組み合わせることで、ほぼ全てのPMの除去を実現する。

日野ポンチョ 排出ガス浄化システム

 高耐熱性セラミックフィルターでPMで効果的に捕集されていて
排出ガスの全量が高耐熱性セラミックフィルターを通過させて
高いPM捕集率が実現されています。

日野ポンチョ 運転席インジケーター

日野ポンチョ燃費効率に優れた低回転・高トルクを実現。

エ日野ポンチョはンジンの高効率な燃焼、吸排気により、低回転・高トルク化を実現。スムーズな発進性を確保するとともに、低燃費走行にも貢献しています。

日野ポンチョ

●J05E(J5-V)
●最高出力(ネット) : 132kW(180PS)
●最大トルク(ネット) : 530N・m(54.0kgf・m)

日野ポンチョの装備

日野ポンチョにはどの様な装備が付いているのでしょう

前方向幕窓

バスカードリーダー

後方向幕窓

日野ポンチョ 運転席

日野ポンチョ 2006年グッドデザイン賞受賞

デザイナーのコメント

「親しみやすさ」「使う喜び」「街との調和」をコンセプトに”夢や願い”といった新たな価値を狙った小型ノンステップバスです。外形はシンプルで丸みのあるスタイルとし、室内はフルフラットフロア面積を最大限確保し明るく開放感な空間としました。ユニバーサルデザインの指標をもとにスタンションポール(手すり)や各部品に取り組み、内装カラーはノンステップ標準規格に適合させました。

デザインのポイント

1.子供でも描けるシンプルでわかりやすい形を狙い、親しみ易さと愛嬌のある丸みあるデザインとしました。
2.クラス最大のフルフラットフロアで利便性を向上させ、高い天井によって明るく開放感ある室内としました。
3.手すりは直感的に使える形状としカラーはオレンジ色でまわりの部品と明度差をつけ色弱者に配慮しました。

審査委員の評価

環境の世紀において、公共交通手段におけるモーダルシフトの動きは鉄道やLRTとともに小型バスへの需要が高まっている。低床式で外プラグドアーのこのバスは、車輪の配置に工夫が見られ、小回りの利く車体として、また広い室内空間を実現、更に車椅子対応の他交通弱者といわれる小中学生から高齢者までユニバーサルデザインへの配慮がなされており、親しみ易い表情とともにトータルなコンセプトは評価できる。

日野ポンチョのまとめ

いかがでしたでしょうか
簡単に日野ポンチョについてまとめてみました
交通、移動車両として活躍しているので機会があったら乗ってみてはどうでしょう。

日野ポンチョ

東京モーターショー2013 日野ポンチョ・ミニ

[Official] 日野自動車 東京モーターショー2013 「日野ポンチョ・ミニ」 デモンストレーション

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