このロゴマークがどこのメーカーか分かる方は、相当なマニアですネ！

マセラティは、1914年にイタリアのボローニャで設立されたスポーツカーメーカーです。
1914年にアルフィエーリ・マセラティ（マゼラーティ）(Alfieri Maserati) が創業し、弟のエットレ、エルネストの二人も参加しましたが、1932年にアルフィエーリ・マセラティが他界し、兄弟のビンドが合流しまし発展させました。
1993年以降はフィアット（現：フィアット・クライスラー・オートモービルズ）社の傘下となり、モデナを本拠とする会社組織「Maserati S.p.A.」が設立されて存続しています。
フィアットのスポーツカー部門において、同じくフィアット傘下にある自動車メーカー・アルファロメオと統括され、高級車を製造・販売しています。

マセラティのロゴマークは、創業の地ボローニャのシンボルの1つである『ネプチューンの噴水』に因み、ネプチューンの持つ三叉の銛（さんさのもり）“トライデント”がモチーフとなっているとか、マセラティ三兄弟の結束を表すものと言われています。

マセラティ・クーペ（Maserati Coupé ）はイタリアのマセラティで2002年から2007年まで販売されていた高級スポーツカーです。

『マセラティ・クーペ』は、先代3200GTをベースに開発されました。
デザインはジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当し、テールランプ、ボンネットグリッド以外は先代のデザインをほぼ受け継いでいました。

『マセラティ・クーペ』のトランスミッションは6速MTとパドルシフトで変速を行う6速セミATの2つが用意されています、
それぞれの『マセラティ・クーペ』6MT仕様車には"GT"、6AT仕様車には“カンビオコルサ”という名称が与えられました。

『マセラティ・クーペ』のエンジン・駆動系はマセラティ伝統のV8・FRレイアウトがとられ、4.2L 90°V8 最高出力287kW(390PS)/7,000rpm、最大トルク451Nm(46kgm)/4,500rpmと先代より大幅にパワーアップされていますし、左／右ハンドルが選べるようになっています。

『マセラティ・スパイダー』は、2001年フランクフルトモーターショーで初披露され、翌2002年のデトロイトモーターショーから生産開始されました。

デザインはクーペと同じくイタルデザイン。クーペの2シーターオープンモデルです。

『マセラティ・スパイダー』のサイズは、クーペに比べ全体的に一回り小さくなっていて、ホイールベースや全長が220mm短縮されています。
クーペと同様、“カンビオコルサ”と称するセミオートマがラインナップされており、左/右ハンドルから選べるようになっています。

2004年には、マセラティ創立90周年を記念して『Maserati Spyder 90th Anniversary』が発売されました。
前後スポイラー、サイドスカート等々、見た目以上の特別専用設計が成されました。
内外装は専用ブルーカラー、フェンダーには“Casa de Tridente”（マセラティロゴ）が付き、価格は1522万5,000円で世界限定180台が生産され、日本には8台が割り当てられました。

『マセラティ・グラントゥーリズモ』は、マセラティが2007年から製造・販売している2ドア・クーペ型の乗用車です。

開発はクアトロポルテをベースに進められ、4シーターを持つ同社の“クーペ”の実質的な後継にあたります。
2007年3月のジュネーヴ・モーターショーにて、基本グレードである“グラントゥーリズモ”が発表され、以降順次ラインナップが拡大されました。
2009年9月には、オープンモデルとして、同車の屋根をソフトトップに変えた“マセラティ・グランカブリオ”が発表されました。

ここでは、『マセラティ・クーペ』の新車価格を調べてみたいと思います。
先にも記したとおり、『マセラティ・クーペ』は2002年から2007年まで販売されていた車ですので、当然現在のカタログ等で新車価格を知ることはできません。
そこで、当時の『マセラティ・クーペ』の新車価格を記載した記事を探してみました。
すると、次のような記事を見つけることが出来ましたので、以下に記します。

続いて『マセラティ・クーペ』の中古車価格を調べます。
『マセラティ・クーペ』の中古車価格は、国内の中古車価格掲載サイトには相当数の登録があります。
それらのうちの一部を掲載します。

最後に『マセラティ・クーペ』のエンジン音をお楽しみ下さい・・・・！！