アキュラはホンダがアメリカ・カナダで開業した高級車ブランドです。

ホンダがアメリカ合衆国・カナダで開業した高級車ブランド『アキュラ』。顧客満足度調査において第1位を獲得しているほどのホンダ関連企業ですが、よく知りませんよネ~~~!今回『アキュラ』を調べました。生い立ちから販売、モータースポーツ参戦まで見てみませんか?!

『ホンダとアキュラ』って・・・・?

アキュラ(英語:Acura)は、本田技研工業(ホンダ)が1986年にアメリカ合衆国・カナダで開業した高級車ブランドのことです。

アキュラは、現地開発モデルを含む6車種で展開され、2005年時点では販売台数の7割を北アメリカ生産車が占めています。
当初は北アメリカ特化型のホンダ関連事業でしたが、2006年には中国での販売が開始され、ロシアでの開業も計画されるなど、世界ブランドへと変化しつつあるようです。

Acura Integra

ホンダ・アキュラは、1986年に、アメリカ合衆国で開業されカナダでもアキュラ「レジェンド」と「インテグラ」の販売が開始されました。
1990年には、ホンダ・アキュラはアメリカにおけるCSI(顧客満足度調査)で、自動車ブランドとして5年連続の第1位を獲得しました。

アキュラ NSX

2002年7月には、アメリカにおけるアキュラ車の累計販売台数が200万台に達し、2004年にはメキシコでの販売を開始しました。
2005年7月、中国での販売計画が発表され、開業予定は2006年春とされました。
2005年12月には北米向けNSXの生産が終了され、2006年9月には中国での販売を開始しました。

『ホンダとアキュラ』の概要

アメリカにおけるホンダの歴史は、1959年、ロサンゼルスに販売会社・アメリカンホンダモーター(American Honda Motor)が設立されたことに始まります。
小型バイク、スーパーカブを始めとする二輪車の販売で成功したホンダは、1973年の第一次石油危機に際して、低燃費の小型車ホンダ・シビックによりアメリカ自動車市場への進出に成功しました。

Honda Civic 1982

ホンダは、1982年にはオハイオ州メアリーズビルの自社工場において、乗用車・アコードの生産を開始しましたが、これは日本の自動車会社として初めてのアメリカ現地生産でした

大衆車の販売で成功したホンダは、より上級の自動車市場への進出を計画し、1985年にはアメリカ現地での研究所としてホンダR&Dアメリカ社の技術開発センターをオハイオ州に完成させました。
翌1986年にアキュラが開業し、全米60店舗のディーラーを通してスポーティーカーのインテグラと、フラッグシップのレジェンドの販売が開始されました。

Acura Legend

これは、日本の自動車会社による高級車ブランド設立の第一例であり、トヨタ自動車のレクサスや、日産自動車のインフィニティ(いずれも1989年に開業)に先立つものでした。

ホンダ・アキュラ開業初年には、早くも自動車ブランド別の顧客満足度調査において第1位を獲得し、アメリカでの高評価が定着しました。
カナダでも1986年からアキュラブランドの販売は開始されましたが、同地においては独立したディーラー網の展開はなく、ホンダブランドとしての併売となりました。

『ホンダのアキュラ』の販売車種の特徴

ホンダ・アキュラは、スポーティーさを特徴とする高級セダン・SUVを展開しています。
1990年のNSXの発売終了以降は全車種が前輪駆動車やそれをベースにした四輪駆動車となっていますが、直列4気筒エンジン搭載のモデルが存在する一方で、最大でもV型6気筒エンジンに留まるなどの特徴は、従来アメリカで認識されてきた「高級車ブランド」像とは異なるものであります。

ホンダ・NSX C30A型エンジン

また、レクサスやインフィニティなどが、日本製による品質とイメージの維持を図っているのに対して、アキュラでは、現地開発・現地生産による現地化に注力しているのも特徴です。

インフィニティ「Q70」

ホンダ・アキュラの2006年のアメリカ合衆国における販売台数は20万1,223台であり、そのうち約13万台が北米現地生産車でした。

『ホンダとアキュラ』の名称とロゴマーク

ここでは、(ホンダ・)アキュラの名称のいわれやロゴマークの意味について、調べてみたいと思います。

『アキュラ』というブランド名は、「Accuracy(正確さ)」を連想させる造語であるようです。
ホンダのエンブレムの「Hマーク」をちょうど逆にした「A」に起縁し、またアルファベット順に並べた場合に、他のどのブランドよりも先頭にくることが考慮されたとも言われています。

アキュラのエンブレムは、カリパス(ノギス)を象ったものに手を加えて「Aマーク」と見えるようにしたものです。
ホンダのエンブレムと並べて見てみましょう。

モデル名は当初、「アキュラ・レジェンド」、「アキュラ・ビガー」など、同型車がホンダブランドで発売される際と同一の名称が使用されていましたが、その後は全モデルがアルファベット2文字か3文字の名称に変更・統一されるようになりました。

『ホンダのアキュラ』モータースポーツ

従来、モータースポーツ活動は「アキュラ・スパイスSE90CL」(NSXのエンジンを搭載し、1991年より2年間IMSAシリーズのキャメル GTP Light クラスに参戦。ドライバーズ,マニュファクチャラーズの両タイトルを2年連続で獲得)等での参戦があった程度で積極的に行われてはいませんでした。

ACURA SPICE SE90CL

ホンダ・アキュラは、2007年よりアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のP2クラスにおいて、エンジン(V8 3,400cc NA)や車両(COURAGE LC75ベースのAcura ARX-01a)の開発及び供給を行なっています。
なおオペレーションは、現在ホンダブランドでインディ・レーシング・リーグ(IRL)へのエンジン供給を行っているホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)が担当します。

アキュラは、2009年からは、P1クラスにステップアップすることが発表され、2010年度のル・マン24時間レースのP2クラスにアキュラ・ARX-01がエントリーしています。

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