軽自動車といえばもちろんスズキ、スズキといえばもちろん軽自動車!
2015/11/17
19860120
スズキ・マイティボーイはセルボをベースに、Bピラーより後方を切り取り、ピックアップ型にした軽自動車です。スズキ・マイティボーイは軽トラックという位置づけではなくスタイリッシュなピックアップトラックとして扱われ、現在でも人気がある一台です。
スズキ・マイティボーイは1983年に発売されました。
スズキ・マイティボーイの特徴と言えば、何といっても形にあると思います。
では、スズキ・マイティボーイとは一体どんな車なのでしょうか。
スズキ・マイティボーイは旧規格の軽自動車なので、現在販売されている軽自動車よりも小さく、非力ですが、それでもなお人気が衰えず、今でも路上ですれ違うこともあります。
そんなスズキ・マイティボーイの性能、デザイン・乗り心地、価格について、オーナーの評価も交えながら紹介していきます。
まずはスズキ・マイティボーイの性能を見ていきましょう。
スズキ・マイティボーイにはF5Aエンジンが搭載され、最終的に出力31ps/6000rpm、トルク4.4kg-m/3500rpmになり、後部が荷台である事による軽量な車重と相まって、当時としては軽快なドライブフィールが得られました。
ただし標準タイヤがバイアスだったためにグリップ性はやや劣っていました。
1985年のマイナーチェンジでLタイプに限りフロントディスクブレーキ、5速MT、トリップメーター、タコメーター等が標準で装備されることとなりました。
ここでオーナーの評価を見ていきましょう。
現代車と比べるとパワー不足は否めないものの、旧車としての楽しみは存分に味わえるようですね。
次にスズキ・マイティボーイのデザインや乗り心地について紹介します。
スズキ・マイティボーイの特徴はやはり形です!
スズキ・マイティボーイは2代目セルボをベースにBピラーより後方のルーフを切り取ってピックアップトラックにした形です。
スズキ・マイティボーイの荷台の全長は660mmで積載能力は他の軽トラックよりも遥かに劣っていました。
しかし、その分キャビンが広くとられていてシートもスライドやリクライニングが可能でした。さらには座席の後ろのスペースも収納場所としては広く使えました。
スズキ・マイティボーイはセルボがベースであることからフロントガラスの傾斜が強く、どちらかと言えばスポーツカー的な要素が強いです。
スズキでも商用車としてではなく、スタイリッシュなピックアップというコンセプトでマイティボーイを売り出していました。
スズキ・マイティボーイのグレードはLタイプとAタイプの2種類で、Lタイプの荷台部分にはデッキカバーと言われる幌が装備されていました。
1985年にマイナーチェンジが行われました。
ヘッドランプをシールドビーム式の角型タイプに変更しました。
Lタイプに標準で付いていたデッキカバーは廃止され、代わりにルーフレールが装着されました。
ここでスズキ・マイティボーイのオーナーの評価を見ていきます。
今でも人気があるのは、見た目の可愛さからくるのかもしれません。
スズキ・マイティボーイは男らしいと言えば男らしい、でも女性からも人気が高い、そんなデザインとなっています。
次にスズキ・マイティボーイの価格を見ていきます。
スズキ・マイティボーイの当時の車両本体価格は45万円で、四輪車としてはもっとも低価格でした。
いかがでしたか。
今なお人気のあるスズキ・マイティボーイの魅力は伝わったでしょうか。
スズキ・マイティボーイはパーツの流用がきくため、今でもネット上で盛んな交流が行われています。
上の写真のように、ハコスカ風にカスタムしたものまであるほどです。
軽四のピックアップトラックをお探しの方、2シーターの車をお探しの方、スズキ・マイティボーイの購入を検討中の方は、ぜひスズキ・マイティボーイの紹介を参考にしてみてください。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局