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スタイリッシュ4ドアセダンの元祖!アルファロメオ156魅力!

アルファロメオが1997年に発売したアルファロメオ156。そのスタイリッシュで流麗なデザインとスポーツカーのような走行性能は、イタリアらしい4ドアセダンでした。今回は、生産を終了したアルファロメオ156について、様々な面から改めて調べてみました。

アルファロメオ156ってどんなクルマ?

アルファロメオ156

1997年のフランクフルトモーターショーで生産型が発表され、1997年から2005年にかけて製造、販売していた4ドアセダンです。デザインはワルテル・デ・シルヴァが担当。155の後継にあたり、スポーツワゴンもラインナップしました。

日本仕様車のエンジンは2リッター直列4気筒と、2.5リッターV型6気筒の2種類。トランスミッションは発売当初は、2リッターに5MT、2.5リッターには6MTが組み合わされました。

アルファロメオ156

・全長 4,435mm
・全幅 1,755mm
・全高 1,415mm
・ホイールベース 2,595mm

それでは早速、アルファロメオ156を性能・デザイン・価格など、ユーザーレビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

アルファロメオ156の性能は?

アルファロメオ156の性能はどのようなものだったのでしょうか?それでは見ていきましょう!

アルファロメオ156

【2.0ツインスパーク】
直列4気筒・DOHC-16バルブ 
総排気量(cc) 1,969cc 
最高出力(ps/rpm・DIN) 155/6,400 
最大トルク(kgm/rpm・DIN) 19.1/3,500 

【2.5-V6】
V型6気筒・DOHC-24バルブ
総排気量(cc) 2,492cc
最高出力(ps/rpm・DIN) 190/6,300
最大トルク(kgm/rpm・DIN)22.6/5,000

2.0ツインスパークの1,969cc DOHC-16バルブエンジンは、エンジンの要求に応じてマニフォールドの長さを変化させる、バリアブルジオメトリーインテークシステムが採用されています。

アルファロメオ156

2.5-V6は、定評あるアルファ ロメオのV型6気筒エンジンに、新たに4バルブ・シリンダー・ヘッドを採用した、2,492cc DOHC-24バルブ V6エンジンを搭載しています。

アルファロメオ156はのスポーツ・キャラクターは、サスペンション、エンジンなどのあらゆる個所に表れています。フロントにハイダブルウッシュボーン、リアにマクファーソンストラットのサスペンションを備え、いかなるステアリング操作にも、スムースにナチュラルに反応します。

2002年に2リッターエンジンは、ツインスパークから三菱自動車のGDIエンジンのパテントを獲得した直噴エンジンJTSに換えられ、さらに3.2リッターV6エンジン搭載のスポーティモデルGTAがラインナップに追加されました。

アルファロメオ156

それでは、実際に所有しているアルファロメオ156のユーザーレビューを見ていきましょう!

『2.5Lで190HPとカタログスペックはしょぼいですが50Km/h前後からMTを駆使して加速する爽快感、加速性能の良さは目を見張るものがあります。もちろん高速域でのスタビリティも完璧。速度が上がれば上がるほど安定します。』

『FFでありながら、そこいらのFRを凌駕するクイック且つハイレスポンスのハンドリング。エンジンフィールは、冷蔵庫から出したバターに熱したナイフをスッと差し入れるようなトロトロの感覚。こんな回り方をするエンジンって無い・・・』

アルファロメオ156のユーザーは、故障などのメンテナンスに不満が残るものの、トータルの走行性能には概ね満足している方が多いようです。

アルファロメオ156の乗り心地とデザインは?

では続いて、アルファロメオ156の乗り心地とデザインについて見ていきましょう!

アルファロメオ156

アルファロメオ156のエレガントなボディは、アルファロメオの象徴であるフロントグリルを中心に、滑らかでありながらダイナミックな、イタリアン・デザインならではの造形美を感じさせるものです。

アルファロメオ156

アルファロメオ156は、大きな2眼メーター、ドライバーに傾斜したインパネなどを見てもスポーツセダンを感じさせます。

アルファロメオ156

リアサイドウィンドウのフレーム内にカモフラージュされたリアドアハンドルは、一見して2ドアクーペ・ボディを思わせる、アルファ156ならではのデザインです。

では続いて、アルファロメオ156の乗り心地とデザインについて、ユーザーのレビューを見ていきましょう!

『4ドアセダンでありながら、抜群のスタイリング。モデル発売後10年以上経過しても、その魅力は色褪せることがない。内装もシンプル&シックでグッド。』

『何年も前のデザインだがまったく飽きない。パドルシフトはドライブしてて楽しい。
リアのドアハンドルがピラーに隠してあって一見クーペに見えるスタイリングがすばらしい。』

『見た目、ササる人には非常に刺さります。内装の雰囲気(質感ではない)も含め、4ドアセダンでありながら、スペシャリティーな感じ。デビューから15年くらい経ちますが、サイズ、デザイン、どれをとっても色あせないですね。』

アルファロメオ156の価格は?

それでは気になるアルファロメオ156の価格について見ていきましょう!

アルファロメオ156

2003年9月に外観を変更し、ジョルジェット・ジウジアーロのデザインしたアルファロメオ・ブレラに似たフロントマスクが採用されました。

2.0 ツインスパーク 3,590,000円
2.0 ツインスパーク セレスピード(左) 3,690,000円
2.0 ツインスパーク セレスピード(右) 3,810,000円
2.5 V6 24V 4,090,000円
2.5 V6 24V Qシステム(左)4,295,000円
2.5 V6 24V Qシステム(右)4,495,000円

アルファロメオ156の総括

アルファロメオ156

アルファロメオ156は、1997年から8年間、アルファロメオ159に変わるまで生産されました。アルファロメオ史上、商業的に最も成功したモデルでした。

さていかがでしたか?今回はアルファロメオ159を性能面を含め、様々な角度から見てきました。現在販売は終了していますが、アルファロメオ159のデザインは、今でも4ドアセダンらしからぬ美しいクルマですよね。

これをきっかけに、改めて4ドアセダンについて見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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