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ホンダのセダンと言えばアコード!その人気の理由を大紹介!

そのシックなデザインで古くから人気のあるホンダアコード。今ではハイブリッド車となりましたが、それ以前のホンダアコードについてどのくらいご存知ですか?気になるホンダアコードの変遷、そしてその性能について詳しくご紹介します!

ホンダアコードとは?

ホンダのセダンと言えばアコード!という方も多いはず。
まずはホンダアコードの基本情報についておさらいしましょう!

ホンダ アコード 初代

ホンダアコードは1976年から生産・販売され、現在までに8回のフルモデルチェンジがされているホンダの人気車種です。
2012年~2015年1月はホンダのフラグシップモデルにもなっており、まさにホンダのセダンの象徴とも言える存在になっています。

もともとはホンダシビックから、より上位の車種への買い替えを求める層の受け皿として開発されました。開発責任者はシビックと同じ方が担当されたそうです。

ちなみにアコードとは英語で調和、一致、和解を意味し、「自動車の理想の姿を、人とクルマの中の調和に求める」という思想で命名されました。

2013年からはハイブリッド仕様のものが再び販売されました。
再びというのも、ホンダアコードハイブリッドは一度2007年まで販売されていたのです。
しかし、燃費性能が悪かったため生産中止となっていたそうです。

2013年から販売されたホンダアコードハイブリッドは燃費性能が大きく改善されました。

ホンダアコードハイブリッドは、発売されて約1ヵ月で累計受注台数がなんと7000台を突破しました。
この数字は、同じモデルの月刊販売目標の約7倍に該当するということです。

ユーザーの年齢層は、約70%が50歳代ということなので、そのコンセプト通りアッパーミドルクラスの車となっているのでしょう。

新型はすべてハイブリッドになっていますが、ここではそれ以前のハイブリッドではないホンダアコードについて見ていきます。
それでは次にその性能について詳しく見ていきましょう!

ホンダアコードの性能はどうか?

それでは初代から簡単にその性能を見ていきましょう!

ホンダ アコード3代目

初代

初代は1976年、中型の3ドアハッチバック車として登場しました。
その後、追加として4ドアセダンタイプのものが発売されます。

当時の排出ガス規制をクリアしたEF型 1.6L 直列4気筒 CVCC SOHC エンジンを搭載しています。
設備投資を抑えるためにシビック用1.5Lエンジンを最大限までストロークアップしたエンジンとなっているそうです。

2代目

2代目は1981年から発売され、こちらのエンジンはEP型 直列4気筒 CVCC-II SOHC 1.6LとEK型 直列4気筒 CVCC-II SOHC 1.8Lの2種があります。

世界で初めてカーナビゲーション(自社開発のもの)がメーカーオプションとして用意されたとか。

ホンダアコード2代目 

こちらが世界初のカーナビです。

3代目

3代目の発売は1985年から始まりました。

こちらのエンジンは新開発のもので、直列4気筒 DOHC 16Valve 1.8L CVデュアルキャブ仕様のB18A型と2.0L PGM-FI仕様のB20A型及びSOHC 12Valve 1.8L シングルキャブレター仕様のA18A型で、1987年のマイナーチェンジの際に2.0L シングルキャブレター仕様のA20A型が追加されました。

B20A型のエンジンは、エンジン重量あたりの出力効率で当時世界一だったそうです!

4代目

4代目の販売は1989年からです。

こちらでは初代から続いていた3ドアハッチバックのタイプがなくなり、4ドアセダンのみの販売となりました。後にクーペとワゴンが加わります。

エンジンはエンジンは新開発F型になり、全車4valveになりました。1.8LはSOHC 電子制御キャブ仕様のみ、2.0LはDOHC/SOHC PGM-FI仕様とSOHC 電子制御キャブ仕様でしたが、後にHAM産のワゴン、セダンおよびクーペに2.2L SOHC PGM-FIが追加されました。

スタイルは先代のコンセプトと同じでしたが、サイズが大きくなりキャビンも全高が上げられたので、かなり居心地がよくなりました。

ホンダ アコード 5代目

5代目

5代目の販売は1993年から始まり、ここから全車3ナンバーボディ(全幅1,760mm)となりました。

エンジンは全てPGM-FI仕様になり、トルク及びパワーの性能がより向上しました。

6代目

1997年から販売された6代目。
4ドアセダンと5ドアワゴンの2種類があり、セダンは4代目以来の5ナンバーボディ、ワゴンは3ナンバーとなっています。

エンジンはVTECで、F18B型1.8L SOHC VTEC、F20B型2.0L SOHC/DOHC VTECの3種類、ワゴンはオデッセイと同じくF23A型2.3L SOHC VTECがあります。

ホンダ アコード 8代目

・7代目

7代目は2002年から発売となりました。

エンジンは、新開発された前方吸気、後方排気のホンダ・K型エンジンで、排気量別にDOHC 2.0LのK20A型と2.4LのK24A型の2種類があります。より全域で扱いやすいトルク特性となりました。

オプションとして、車速/車間を調節してくれる・車線をはみださないようにしてくれるというホンダのシステムを付けることができます。

8代目

そして8代目、こちらは2008年から販売されています。
9代目からは全車ハイブリッドになっているのでこれで最後です。

エンジンは先代と同じK24A型があります。

スタイルも先代と同じですが、安全面、居住性、乗り心地といろいろな面で進化しました。
ボディを大幅に拡幅して肩やひじ周辺にゆとりを持たせる、ドライブポジションの操作性と調整自由度を広げるなど、長時間乗る人にとっても非常に快適な車です。

ホンダ アコード バック

ホンダアコードの気になる燃費ですが、大体どのタイプでも10km/L~13km/Lとなっているようです。

それでは実際に乗っている人の声を少し聞いてみましょう!

エンジンに関しては、
「せっかくアコードを買うなら2400ccの方がいい!値段は上がるけど走行性能は断然こちらの方が上です。」
との声が。

シートについては、
「8代目は運転席や助手席は広くて快適だが、リアシートは少し狭い気がする。」
との声がありました。

乗った人の感想を見ていると、走りに関しては静粛性といい文句の付けどころはないようですが、海外に売ることも考えて作った車なので、日本人の求めている快適さとは少しズレがあるのでは?というふうにまとめられそうです。

ただ、そういったズレが気にならなくなるのでしょう、総合評価は総じて高いと言えます。

ホンダアコードの乗り心地やデザイン

次はホンダアコードの乗り心地やデザインについて実際の声をどんどん見ていきます!

ホンダ アコード インテリア

インテリアもオーソドックスなセダンタイプといったところでしょうか。
黒を基調としたシックなデザインになっています。

ホンダアコード

このような色だとより高級感を感じますね。

ホンダアコード

斜め後ろからの角度からも隙が無いですね。
いわゆるオジさんカラーでしょうが、このくらいシックな色合いの方が落ち着きを感じさせます。

・デザインは高級感があっていいし、加速もいいので乗っていて気持ちいい。ただ、前輪駆動と電動パワーステアリングなのでカーブの多い高速は疲れるね。

・トルクとパワーのバランスが良く、快適な運転ができます。

・サスペンションが柔らかめなので好き嫌いが出そう。

・ボディの大きさの割に視界がいい!

・エクステリア、インテリアともに満足!乗っていると優越感に浸れる(笑)

・ステアリングの硬さが調節できるのがいい。

性能の評価と比例して乗り心地の評価も高くなっているようです。

デザインはセダンとしてはオーソドックスな部類ながらも、スタイリッシュなサイドビューなどでファンも多いです。
この頃のホンダアコードのデザインが好きだと、今のホンダアコードハイブリッドのデザインはかなり新しいものとなっていますので違和感を感じるかも?

ホンダアコードの価格

ホンダアコードの価格はいくらなんでしょうか?

ホンダ アコード

価格は新車で249.8万〜390.3万円となっています。

この価格の評価は妥当~少し高いという意見が多いです。
「ちょっと高いかな?」と思って購入し、その後所有しての評価により価格の評価は変わるのだろうと推測できます。

ホンダアコードについてのまとめ

ホンダアコード 初代 カタログ

いかがでしたか?
「ゆとりと調和のアダルトカー」
そんなうたい文句で登場したホンダアコード、その歴史を少しでも知ることができたでしょうか?

デザインは落ち着きがあり、性能には驚きがある大人の車・・・。
その人気の秘密はオーソドックスなデザインと信頼の性能から来ているのですね。

こちらの記事でホンダアコードの魅力を少しでも伝える事が出来たら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

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