ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
メルセデス・ベンツW114。!メルセデス・ベンツのコンパクトカーです。調べました!!この凄さはメルセデス・ベンツのW114ならではです。メルセデス・ベンツW114の性能・価格を、一緒に見て行きませんか?!中古車価格も・・・・!
『W114』は、ドイツの自動車メーカーのダイムラー・ベンツがメルセデス・ベンツブランドで展開していた自動車です。
メルセデスベンツW114
ここでちょっと・・・・。
ダイムラーとかメルセデスとか、何のことかご存知でしたか・・・・?
メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)は、ドイツの自動車会社、ダイムラー(2007年~ )が所有する乗用車、バス、トラックのブランドのことなんです。
「メルセデス」は、命名された1899年当時、ダイムラー車のディーラーを経営していたオーストリア・ハンガリー帝国の領事、ユダヤ系ドイツ人エミール・イェリネック(Emil Jellinek )の娘の名前から採られたそうです。
領事エミール・イェリネックとその末娘 メルセデス
「ダイムラー」という硬い響きを持つブランドネームを避け、当時流行していたスペイン風の響きを持つ名前をあえて選んだといわれており、スペイン語では『慈悲深い人』という意味だそうです。
そして「メルセデス」ブランドは非常に有名になったこともあり、ダイムラー・モトーレンは1902年、「メルセデス」を商標登録しました。
余談ですが、欧米では一般に「メルセデス」「メルセデス・ベンツ」と呼ばれるのに対して、日本ではメルセデス・ベンツ日本の広告(「メルセデス・ベンツ」と表記)やモータースポーツ記事の一部(チーム名に「メルセデス」が使われる関係上)を除き「ベンツ」と呼ばれることが多いようですネ・・・・!
話を戻しますが、『W114』はW110の後継として1968年から販売され、1976年にW123にバトンタッチするまで活躍しました。
Mercedes-Benz W 110
W114/W115は1968年に発売され、コンパクトという呼称で上位モデルSクラスと区別されました。
「Sクラスより小型で扱いやすい」との意味から付けられたそうです。
Mercedes W115
『W114』は、モデル240D 3.0、300Dとして世界初の5気筒ディーゼルエンジンを採用した車種でもあります。
Mercedes Benz 300D
1973年にはマイナーチェンジを行い、より高い位置に上げられたフロントバンパー、雨天走行時の窓汚れを低減するAピラーとリアウインドウのレインチャンネル、ヘッドライトワイパー、泥などの汚れが付着しにくい凹凸形状のリアコンビネーションランプ、大きなセンターパッドをもつ衝撃吸収式ステアリング・ハンドル、フロント三角窓の廃止、猫の耳のような形状のヘッドレストなど、当時の安全実験車ESFでの研究成果を採り入れたものでした。
Mercedes-Benz ESF 13
クーペモデルはピラーレスハードトップで、モデル表記では数字の次にCが付き、250C(2.5Lキャブレター)、250CE(2.8L燃料噴射)と280CE(2.8L燃料噴射ツインカム)がラインナップされました。
Mercedes-Benz W114 Coupe 280CE
ダイムラー・ベンツは1950年代からガソリンエンジンの燃料噴射技術に積極的に取り組んでおり、300SLRなどのレース専用モデルのみならず、市販型300SLなどの高価なスーパースポーツモデルにも採用してきました。
1950 Mercedes-Benz 300 SLR
1969年、250CEにダイムラー・ベンツの汎用乗用車として初めて機械式燃料噴射システムを採用しました。
以後、ボッシュ製K-ジェトロニック燃料噴射システムを採用するまでは、自社製燃料噴射システムを採用していました。
Mercedes Benz 250CE(W114)
ここでは、『W114』の中古車価格について見てみたいと思います。
調査のため、いくつもの中古車価格掲載サイトを調べてみましたが、『W114』の中古車価格登録は思ったより多くありました。
より調査してみると、その理由は骨格がしっかりしている事に加え、今なお殆ど全ての部品がメーカーから供給されていることだと思われます。
外装、内装の生地までオリジナルが揃いますし、シート内部のウレタンでさえ今でも供給があるんだそうです。
以下に、国内の中古車価格掲載サイトから『W114』の中古車価格情報の一部を記載します。
≪メルセデス・ベンツ ミディアムクラス W114 4D≫
●本体価格:応談
●年式:1975(S50)
●走行距離:7.7万km
●車検有無:車検整備付
●色: 白
●排気量: 2300cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式: 2WD
●ハンドル: 左
●ミッション : その他AT
●ボディタイプ: セダン
●乗車定員: 5名
●ドア数; 4
メルセデス・ベンツ ミディアムクラス W114 4D
本体価格:応談
≪メルセデス・ベンツ ミディアムクラスクーペ W114 250CE≫
●本体価格:応談
●年式:1971(S46)
●走行距離:6.3万km
●車検有無:車検整備別
●色: 白
●排気量: 2500cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式: 2WD
●ハンドル: 右
●ミッション : フロア4AT
●ボディタイプ: クーペ
●乗車定員: 5名
●ドア数; 2
ルセデス・ベンツ ミディアムクラスクーペ W114 250CE
本体価格:応談
≪メルセデスベンツ250(W114)≫
●本体価格:応談
●年式: 1971年
●走行距離:29,200km
●車検有無:28年7月
●色: パステルホワイト
●排気量: 2500cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式: 2WD
●ハンドル: 左
●ミッション : コラム4速AT
●ボディタイプ: セダン
●乗車定員: 5名
●ドア数; 4
メルセデスベンツ250(W114)
本体価格:応談
『W114』は、前述したとおり1968年から1976年まで販売されていた車両です。
従って、当時の新車価格の資料程度はすぐに見つかるかと思っていました。
ところが、なかなか新車価格として価格を載せている資料に行き当りませんでした。
そんな中、次の表を掲載しているサイトを見つけました。
当時の新車価格表
要約すると、
●メルセデス・ベンツ 240D (価格) 449/486.2 (万円)
● 300D (価格) 535/555
● 250 (価格) 573
● 280S (価格) 603
● 450SE/SEL (価格) 870.5/946
● 280CE (価格) 703
● 450SLC (価格) 966
と書いてあります。
ここまで『W114』の誕生から新車価格、中古車価格までいろいろとみてきましたが、『W114』の価値はその高い信頼性です。
1968年から1976年まで約8年間製造されたW115/114シリーズは、約200万台もの販売台数を誇ったメルセデスの歴史が始まって以来の人気車種でした。
その数は戦後1945~1968年に生産されたすべてのメルセデスに匹敵するほどなんです。
メルセデスの伝説になっているギリシャのタクシーの240Dは約28年間で4,600,000kmを走破したほどです。
最後に『メルセデス・W114』のオーナー達の『W114』に対する感想です。
現代で言うところのEクラスに相当するが、上位モデルのSクラスよりもコンパクトで扱いやすいという定評が当時よりあり、W201の190クラスが登場するまでは“コンパクト”と呼ばれ、ヨーロッパ各地ではタクシーとして使われるなど、40年以上経った今でも日常の足としても使いやすく、未だに世界中のファンから愛されているモデルだ。
ちょっと古めのメルセデスファンやヒストリックカー愛好家など、本車両をコレクターアイテムとしてではなく、ファーストカーとしてぜひ選んでいただき、現行車両では決して味わう事のできない旧き良きメルセデスのクルマ造りに対するスピリットを味わっていただきたい。
ということだそうです・・・・!!
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