自動運転の実用化をリードする!日産のIDS CONCEPTの詳細まとめ!
2015/12/16
m.kondou
リーフは日産自動車から2010年に発売された、5ドアハッチバック型の電気自動車です。あまり聞きなれない電気自動車とは、日産リーフとは、どのようなものなのでしょうか?今回はその日産リーフの性能や価格を調べてみました。気になる方は是非ご覧ください!
まずは日産リーフの概要について説明します。
日産のリーフ
リーフの由来は、英語で「葉」を意味する。植物の葉が大気を浄化することから車名に選ばれた。
リーフは日産自動車から、2010年12月に日本とアメリカで5ドアハッチバック型の電気自動車として、発売されました。2014年1月末までに、累計販売台数は世界で10万台を超え、これは世界で走る電気自動車の中で最大の販売台数です。日産リーフは、100%電気自動車なので走行中に一切排出ガスを出しません。リチウムイオンバッテリーと高性能モーターによる、加速性能や高い安定性や静粛性などは、今までにない運転感覚を味わうことが出来ます。
そして日産リーフは、2016年に新型が登場するとみられています。2014年までは米国で最も売れた電気自動車でしたが、今年に入って売り上げは停滞しました。そのため新型リーフは、リチウムイオンバッテリーをアップグレードし、1回の充電で走行できる距離を伸ばす他、より一般的に受け入れられやすいデザインにするのではないかと言われています。
そんな日産リーフについて、もう少し具体的にまとめてみます。
日産のリーフ
まずは、日産リーフの性能について紹介します。
グレード X
型式 AZZ-AZE0
駆動方式 FF
ハンドル 右
動力分類 電気
全長 4445㎜
全幅 1770㎜
全高 1550㎜
前輪サイズ 205/55R16
後輪サイズ 205/55R16
最小回転半径 5.2m
車両重量 1440㎏
定員 5人
最高出力 80kW(109PS)
最高トルク 254N・m(25.9kgf・m)
日産リーフの場合は燃費ではなく電費ですが、いったいどれくらいの電気代や電費がかかるのでしょうか。ここで、購入者の月々の電費や電気料金などを見ていきましょう。
お車利用時の電気料金:1759.3円
電力使用量合計:144.7kWh
・電力消費量:195.3kWh
・発電量:50.6kWh
走行距離:1426.5km
平均電費:9.9km/kWh
電気料金:372.8円
電力使用量合計:18.6kWh
- 走行距離:156.8km
- 平均電費:8.4km/kWh
今月走っているようであまり遠出しなかったのでこんなもんです。
利用時の電気料金:1431.8円
利用状況:
- 電力使用量合計:165.7kWh
(内訳)
・電力消費量:242.5kWh
・発電量:76.8kWh
- 走行距離:1431.2km
- 平均電費:8.6km/kWh
日産リーフはバッテリー容量24kWhで、JC08モード大体200㎞の走行が可能です。これらは当然エアコンの使用量や、走行状況などで誤差が出ます。
ちなみに自宅で充電する際に24kWhバッテリー搭載車を満充電にした場合、1回300円かかります。また、公共の充電設備だと無料で充電できるところもあるようです。
リーフの走行用モーターは最高出力80kW。馬力に直すと109馬力だ。数値としては1.5リットル級大衆車程度のものでしかない。カーナビにパワーメーターを表示させて走ってみたところ、フルスロットルにするとメーターは直ちに80kWのゲージいっぱいまで上がる。エンジン車の場合、80kWを出せるのはエンジン回転数の上限近くのみ。その点、どの速度域からでも瞬時に100%出力に持っていけるEVのパワー感は格別のものがあった。イメージ的には2リットル級スポーツエンジンないし2.5リットル級エンジン搭載車くらいの加速力である。
走り出すときはスーッと静かに発進して、気持ちいい。ECOモードを解除したら、一気に加速するのが、ガソリンエンジンでは味わえない感覚でした。が、すぐに電力がガクッと減るので常にECOモードで安全運転を心掛けました。
このように、日産リーフの走行性能は高い評価でした。
続いて、日産リーフの乗り心地評価やデザインを紹介します。
日産リーフの特徴の一つとして、高い静粛性があります。電気自動車はもともと、ノイズが小さいと思われがちですが、実際には音の遮断対策を行わなければモーターやインバーター(バッテリーの直流を動力用の交流に変換する装置)の音が騒音となって車内に響いてきます。しかし、日産リーフはその点無音に近いくらいのノイズ対策がなされており、他の電気自動車などと比べても、さらに静かなので快適なドライブを楽しめます。
ただ、購入者の声としてロードノイズが気になるという評価もありました。路面の荒れや段差による突き上げが大きめなどの評価もあり、タイヤの性能はあまり良くないのかもしれません。
日産リーフのエクステリア
風切り音を低減する空気流制御ヘッドランプ、ボディ後方の空気の乱れを整える、ボディーコーナー形状とリヤルーフスポイラーなどを採用。これにより風切り音が減少し静粛性を高める。
日産リーフのインテリア
クリーンで明るいEVイメージを醸し出す、シンプル、ヒューマンで流麗なインテリア。
日産のリーフ
最後に日産リーフの価格を紹介します。
24kWh:280万円~362万円
30kWh:319万円~401万円
日産リーフについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
電気自動車は、実際乗っている人の評価を調べてみると、充電の心配があるので長距離で出かけるのは怖い、バッテリーの耐久性が不安、公共の充電設備があまり整ってないなどの不安材料がありました。まだあまり理解されていないのが現状かもしれませんが、これから先の将来は不安材料がなくなっていき、もっと安心して電気自動車に乗れる日が来るのではないでしょうか。
日産リーフはその電気自動車の最先端として、進化していくと思います。
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