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やっちゃってる日産の進化し続けるEV!新型日産リーフの進化とは?

2010年に登場した日産リーフ。発売から6年目を迎え着実に進化を続けています。インフラにおいても急速充電器約6000基、普通充電器約9000基の設置が完了した2015年、リーフもマイナーチェンジで新型になりました。今回は新型日産リーフについて調べてみました。

新型日産リーフってどんなクルマ?

新型日産リーフ G

2010年に日産が発売した5ドアハッチバック型の電気自動車です。発売当初のグレードは、「X」と「G」の2グレードでしたが、2012年のマイナーチェンジで廉価版の「S」が追加になり3グレードになりました。

また、2012年のマイナーチェンジでは、それまで1回の充電に付き、最大200kmだった航続距離を、228kmまで伸ばしています。さらに、今回ご紹介する2015年マイナーチェンジモデルでは、24kWhと30kWhの大容量駆動用リチウムイオンバッテリーが選択できるようになり、30kWhのバッテリーを選択すれば、280kmの距離を航続できるようになりました。

新型日産リーフ G

・全長 4,455mm
・全幅 1,770mm
・全高 1,550mm
・ホイールベース 2,700mm

それでは早速、新型日産リーフを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

新型日産リーフの性能は?

新型日産リーフ パワートレイン

リチウムイオンバッテリー搭載電気モーター
総電圧 360V
定格出力 70kW
最高出力 109ps / 3008~10000rpm
最大トルク 25.9kgf・m/0~3008rpm
JC08モード 一充電走行距離 280km
※24kWhバッテリーの場合、228km

インバーター

新型日産リーフには、半導体によるエネルギー損失を低減するインバーター回路を装備しており、高度な温度管理により、優れたエネルギー効率を実現しました。また、高レスポンスを実現するインバーター制御技術により、アクセルペダルでのコントロールに即応した、気持ちのいいモーターのレスポンスを実現しています。

EV専用プラットフォーム

新型日産リーフは、リチウムイオンバッテリーを高剛性EV専用プラットフォームの中央床下に搭載することで、優れた重量バランスと低重心を実現し、正確な駆動力制御を行うことで操縦安定性を向上させています。ステアリング操作の反応も良く、スムースなハンドリングが楽しめます。

では、新型日産リーフのレビュー記事を見てみましょう!

上り坂の合流でも、パワフルに、そして滑らかに加速していくリーフ。変速しながら車速を上げていくエンジン車とは違って、モータードライブは振動もなく、シームレスな加速を披露。

出典:http://autoc-one.jp

リーフの走行安定性で注目されるのは、下り坂のカーブを曲がりながら、危険回避などのためにブレーキを踏んだ時だ。リーフであれば、ボディの中央に駆動用電池が搭載され、下りコーナーの制動でも後輪の接地性が保たれる。一般的なコーナリングや車線変更でも、優れた走行安定性を実感できるから、ドライバーの安心感も高い。ボディの補強と相まって、乗り心地も重厚感が伴って上質だ。

出典:http://autoc-one.jp

航続距離が伸びた新型日産リーフは、これまでの走行性能も含めて、概ね高評価のようですね。特に剛性の高いシャシー性能がもたらすハンドリングは、その性能はもちろんですが、乗り心地にもいい影響を及ぼしているようです。

新型日産リーフのアピールポイントは?

空力デザイン

新型日産リーフには、ドアミラーの風切り音を低減する空気流制御ヘッドランプや、ボディ後方の空気の乱れを整えるボディコーナー形状とリヤルーフスポイラーを採用。さらに、ボディ下面に空力性能を最大限に引き出す大型フラットフロアカバーなどを装備しています。風切り音を減少することで静粛性を高め、空気抵抗の低減により電費を向上しています。

ツインデジタルメーター

新型日産リーフには、アーチ状のデザインとブルーイルミネーションが先進的なツインデジタルメーターを搭載しており、充電状態や出力・回生状態を確認できるほか、エコドライブのアシスト機能も備えています

エマージェンシーブレーキ&車線逸脱警報

新型日産リーフに標準装備されるエマージェンシーブレーキは、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性が高まるとメーター内の警告灯やブザーによりドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減するシステムです。
また、フロントカメラによりレーンマーカーを検知し、意図せずに走行車線から逸脱しそうな場合、メーター内の警告灯とブザーで注意を喚起し、クルマを車線内走行に戻す操作を促します。

新型日産リーフの価格は?

さて、それでは気になる新型日産リーフの価格を見ていきましょう!

新型日産リーフ NISMOパフォーマンスパッケージ装着車

新型日産リーフには、ニスモのレーシングテクノロジーを惜しみなく注ぎ込み開発したエアロパーツ、ホイール、サスペンション、 スポーツリセッティングを同時装着することで、空力性能&バランス、操安性能、デザインバランスなど全ての面において ニスモの狙った性能を最大限発揮することが可能となるNISMOパフォーマンスパッケージが用意されています。

新型日産リーフの価格は以下の通りです。

新型日産リーフ S( 30kWh) 3,197,000円(税込)
新型日産リーフ X( 30kWh) 3,648,240円(税込)
新型日産リーフ G( 30kWh) 4,018,680円(税込)
新型日産リーフ Sエアロスタイル( 30kWh) 3,500,280円(税込)
新型日産リーフ Xエアロスタイル( 30kWh) 3,972,240円(税込)
新型日産リーフ Gエアロスタイル( 30kWh) 4,288,640円(税込)

新型日産リーフには、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金を活用できます。

バッテリー容量が24kWh 270,000円
バッテリー容量が30kWh 510,000円

新型日産リーフの総括

リーフNISMO RC

日産リーフ NISMO RCは、現在のところ近未来のモータースポーツのあり方を提言するコンセプトカーとしながらも、レースカーとしての性能追求、乗員保護、安全性やメンテナンス性を配慮した本格的な設計が高い評価を受けています。

さていかがでしたか?
今回は新型日産リーフの性能面を含め、様々な角度から見てきました。新型日産リーフは、世界でもまだ珍しい電気自動車の1台です。空力を追求したボディは居住性、機能的にもよくデザインされ、インバーター、バッテリー性能も改良されより航続距離を伸ばした新型リーフは、日本が世界に誇る電気自動車でした。
これをきっかけに電気自動車をご購入予定の方は、新型日産リーフついてご検討されてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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