ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
ハッチバックのボディにリアスライドドア、広い居住空間、多彩なシートアレンジを内包し、新しいコンパクトカーのスタイルを開拓。2代目トヨタラウムはユニバーサルデザインの設計思想の下、さらに使い勝手を向上させた。トヨタラウムの性能とデザイン、乗り心地を検証する。
ラウム(RAUM )は、トヨタ自動車が1997年5月から2011年10月まで販売していた1500ccクラスの小型乗用車です。
トヨタラウム
ボディサイズは、全長 4,045㎜、全幅 1,690㎜、全高 1,535㎜(FF)/1,545㎜(4WD)
ホイールベースは2,500㎜
トヨタラウム
コンパクトカーとしては珍しく、左右のリヤドアにスライドドアを採用しています。ラウムのバックドアは右へ開く横開き式です。
助手席側の前後ドアが、ピラーごと開く新設計の「パノラマオープンドア(センターピラー内蔵ドア)」とした事に伴い、助手席には背面大型アシストグリップ・簡易テーブル機能付のタンブルシートが採用された。
トヨタラウムは、2011年10月に生産終了、14年半の歴史に幕を下ろしました。
トヨタラウムの性能について紹介します。
トヨタラウムのエンジン
1NZ-FE型 1496cc DOHC 直列4気筒 横置き
2WD車
最高出力 80kw(109PS)/6,000rpm
最大トルク 141N・m(14.4kgf・m)/4,200rpm
4WD車
最高出力 77kw(105PS)/6,000rpm
最大トルク 138N・m(14.1kgf・m)/4,200rpm
トヨタラウムのエンジンは「1NZ-FE」、駆動方式はFF/4WD、変速機はロックアップ機構付電子制御電子制御4AT(Super ECT)で、電気式ブレーキアシストを搭載している。
トヨタラウムの燃費は、14.8〜16.0km/L(10・15)です。
トヨタラウム
トヨタラウムの性能について、ユーザーの声を紹介します。
「普通のエンジンですがいいと思います。エンジンのノイズも小さ目です。パワーも必要量は出せます」
「文句なしです。振動のおさまりもいいしエンジンノイズも気になりません、ロードノイズもコンパクトカーよりは静かです」
トヨタラウムのデザインと乗り心地について紹介します。
トヨタラウム
特徴的な山型のベルトライン。これはドアハンドルを誰もがつかみやすい地上高920mmに設定した点と、運転席からの良好な視界の確保という点を両立した結果だそうです。
トヨタラウムのインパネ
分度器を3つ並べたようなメーターも見やすい。警告灯の絵文字には「バッテリー」「オイル」といった日本語表記付き。極め付きは「販売店に連絡」という表示。国産車に今までなかったのが不思議な、当たり前の配慮だろう。タコメーター下のデジタル時計は、時間合わせの必要ない「電波時計」。品質感の高い空調パネルの操作も分かりやすい。
トヨタラウムのインテリア
4メートルそこそこのサイズを思えば、車内は驚くほどルーミー。明るいベージュ内装がその印象に拍車をかける。
トヨタラウム
助手席側ドアがピラーごと開閉するパノラマオープンドアは、1.5mという開口部により優れた乗降性を確保。
トヨタラウム
横開きバックドアで使い勝手良好!
トヨタラウムのデザインと乗り心地について、ユーザーの声を紹介します。
「見た感じも取り回しもコンパクトだけど、室内は広く動きやすいです。助手席側にはセンターピラーが無いのでちょっと不安もありますが、解放感抜群で乗り降りしやすい車です」
「内装色は明るい雰囲気でいいです。室内空間は不満のない広さが確保されています。安っぽさはさほど感じません。」
「内装は、コンパクトカーの割には上質感があると思います」
「乗り心地はいいです。大きすぎず小さすぎず、ちょうど良い大きさです。高速道路を走ってもエンジン音はあまり響きませんし、シートも大きいので窮屈な思いはしません」
トヨタ ラウムの価格について紹介します。
トヨタラウム
トヨタラウムの価格は、¥1,596,000~¥1,984,500 です。
トヨタ ラウムの性能とデザイン、価格について紹介してきました。いかがでしたでしょうか。ラウムは2011年10月に生産終了しましたが、実質的な後継車種であるトヨタスペイドが、2012年7月23日に発売されました。
トヨタラウム
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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