2015/09/19
あんず飴
マークXジオはマークXと言う名を使っていますが、マークXとは駆動方式もプラットフォームもまったく異なった新設計です。そんなマークXジオの購入者の走行評価、燃費評価、乗り心地評価から、マークXジオの魅力を紹介したいと思います。
マークXジオとは2005年に東京モーターショーで発表されたコンセプトカー「FSC」を前身とし、2007年9月26日に発売された車です。
ではマークXジオとは一体どんな車なのでしょうか。
実際にマークXジオを購入者した人との走行評価、燃費評価、乗り心地評価から、マークXジオの魅力を紹介したいと思います。
評価を見る前に、まずはマークXジオについて軽く紹介します。
マークXジオはミニバンとステーションワゴンの中間に位置するため、当初トヨタ公式サイトではミニバンではなく「新コンセプト」として取り扱われていました。後にはワゴンの取り扱いとなりました。
マークXジオはXマークがついているものの、マークXがNプラットフォームを採用したFRタイプとは違い、新MCプラットフォーム採用のFFであり、内外装のデザインもエンジンラインナップもセダンのマークXとはまったく異なっていて、マークXとの共通点はネーミング以外皆無というものでした。
マークXジオは「4+Free」というコンセプトのもと、独立4座+セダンモード・ワゴンモード・ミニバンモードの3種類のシートアレンジが可能です。
サードシートはあるものの、あくまでオケージョナルシート的な存在のため、使用しないときはトノカバーで覆い隠すこともできます。
マークXジオは5人乗り、6人乗り、7人乗りと、乗れる人数も様々に組み合わせることができました。
マークXジオの当時の販売価格は2,470,000円~3,819,000円と仕様やグレードによって幅が広いです。
ここまではマークXジオについて紹介してきましたが、ここからは実際にマークXジオを購入した人の評価を見ていきます。
走行評価、燃費評価、乗り心地評価、総合的な評価から、マークXジオのメリット、デメリットを探っていきたいと思います。
まずはマークXジオの走行評価です。
マークXジオに搭載されているエンジンは
2AZ-FE型 2.4L 直4 DOHC
2GR-FE型 3.5L V6 DOHC
の2種類で、2.4LにはCVTが、3.5Lには6速ATが組み合わされています。
その評価は
そのほかの評価は
通常は街中や郊外を走ることが多いのですが、まったく問題ありません。高速での走行時も力不足を感じることはありません。
アルファードからの乗り換えでしたので小回りの良さ、ステアリングの切れなど満足しています。
マークXジオの走行評価で多かったのが、日常使いでも高速でもまったく問題がないという評価でした。
2400㏄や3500㏄と言えば、排気量でいえば結構あるほうなので、当然と思われるかもしれませんが、近場でも遠出でも不自由なく使えるのはうれしいですね。
次はマークXジオの燃費に関する評価です。
ちなみにマークXジオの燃費のカタログ値は12km/l前後と掲載されていたようです。
実際の評価は
マークXジの購入者が出している燃費の評価は大体同じようなものでした。
思っていたよりもよかったと評価している人が多かったのも驚きましたが、ミニバンからの乗り換えの方も多く、前の車より燃費が良くなったので満足という方が多かったです。
次はマークXジオの乗り心地評価です。
その評価は
特に 2列目は他車に比べてゆったりとしています。
3列目は狭いので非常用と割り切りが必要です。日常的に 3列目を使う方にはお薦めできません。我家は 4人家族なので、3列目はいつも倒してステーションワゴンのようなシーティングで使用しています。
3列目はエマージェンシーシートで狭くしてある分、2列目がゆったりしているのも特徴といえそうですね。
2列目の乗り心地評価は結構良かったので、後席の乗り心地はいいと思います。
子供が2人いるので非常時でも優雅に大人は4人乗れ、更に2人子供が乗れるのは非常に大きいです。通常は座席を倒し荷物スペースにしてありますが、その大きな荷物スペースは助かるのです。
たまにおじいちゃんやおばあちゃんを乗せて出かけるという家庭にとっては、普段荷室として使っている部分に、人が乗せられるので便利なようですね。
最後はマークXジオの総合的な評価です。
そのほかの評価は
マークXジオに限ったことではないですが、この手の車種は後部視界が良くないので、バックモニターは必要だと思います。
エクステリアは好みが分かれるところだと思います。あまり他の車には見られないこの押し出しの強いデザインを私は気に入っています。
インテリアはトヨタ車らしく値段の割に高級感のあるものです。メーター類も見やすいです。
マークXジオを購入した人の多くは、この独特のフォルムに惹かれての購入となったようです。
また内装も結構評価が高く、さすがトヨタというべきかと感じました。
マークXジオのリムジン
いかがでしたか。
マークXジオは走行評価、燃費評価、乗り心地評価、総合的な評価、どれをとっても評価は高かったと思います。
またシートのアレンジが自由であることも魅力のひとつで、使い方を購入者のライフスタイルに合わせることができるのが便利ですね。
マークXジオの生産はすでに終了しているため、中古車の購入となるでしょうが、検討されている方は、ぜひマークXジオを実際に乗っている人の評価も参考にしてみてくださいね。
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