2016/06/24
showta14
RX-8とはロータリーエンジン搭載のスポーツカーで、4人乗りの4ドアクーペです。そんなRX-8の魅力を探るために購入者の走行評価、燃費評価、乗り心地評価を見ていきます。RX-8のもつメリット、デメリットを紹介できればと思います。
マツダのRX-8は通称「8(エイト)」と呼ばれ、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。
では、RX-8とは一体どのような車なのでしょうか。
走行評価、燃費評価、乗り心地評価、総合的な評価からその魅力に迫る前に、軽くRX-8について紹介します。
RX-8はRX-7と同じFE型のプラットフォームで、同じ13B型エンジンを搭載していますが、マツダのロータリースポーツ車の新規車種として設計・生産されたため、どちらも手が加えられた新しいものとなっています。
また、RX-8はアメリカなどの保険の関係によりフォード側から4ドアにすることを絶対条件とされたため、大人4人が乗れる形での登場となりました。
しかし、4ドアにすると車体が大きくなり重量も増すため、マツダが考えるロータリースポーツの旨みである「軽快さ」が失われていまいます。
そこでマツダが開発したのが、前後観音開きになる「フリースタイルドア」です。
RX-8のリアドアは室内にドアノブが存在し、フロントドアが開くことによって初めて開閉が可能になります。そのためフロントドアがリアドアをロックする役割も兼ね備えています。
そのためリアシートに乗っている人は、降車時に前席の人か、外からフロント側のドアを開けてもらう必要があります。
そのほか、RX-8はボディーの上下を結ぶ骨組みをドアに組み込んだビルトインピラーを他社に先駆けて採用し、剛性低下を防いだことでも注目を集めていました。
そのため安全面では、国土交通省による衝突安全性能総合評価において、運転席、助手席とも最高ランクの六つ星を獲得し、ブレーキ性能試験においても100km/hからの停止距離が38.6m(湿潤時は44.4m)と、この記録は試験を行った歴代全車両の中で2003年販売時点でトップであり、この記録は2015年現在も破られていません。
しかし、一方で歩行者頭部保護性能試験では頭部保護機能を持ったボンネットを採用しているものの、低いフロント形状の特性ゆえレベル1に留まっています。
ここまでで、RX-8の特徴と安全性能の高さがわかりました。
次はRX-8購入者による評価です。
走行評価、燃費評価、乗り心地評価、総合的な評価を見ていきたいと思います。
RX-8の搭載エンジンはポートやハウジングを含めほとんどが新設計された13B型エンジンです。
排気ガス規制の強化や燃費向上のため、ターボチャージャーは搭載せずNAとなっているものの、レブリミットは9,000rpmという高回転型ユニットとなっています。
ターボチャージャーを廃したことで、伸びやかでストレスなくレブリミットまで回転する、よりロータリーエンジンの旨みを引き出したエンジンとなりました。
早速、RX-8の走行評価を見ていきましょう。
高速巡航では路面に吸い付くように安定して走ります。また、フロントミッドシップのお蔭で、他の車の前輪から曲がっていくような感覚と違い、自分を中心に旋回しているような曲り方でコーナリングが楽しい。
高速道路で路面に吸い付くような安定した走りをするという評価はとても多く、RX-8の安定した走行性能がよくわかります。
またRX-8はアドバンストフロントミッドシップというもので、エンジン位置をより低くしたことで高い旋回能力も誇っています。
そのほかの評価は
思ったように動く素直な車ということですね。
RX-8はスポーツカーでありながら、ファミリーカーとしても使える一台にというテーマもあったようなので、誰でも乗りやすい、扱いやすいということなのだと思います。
次はRX-8の燃費に関する評価です。
RX-8の猿臂のカタログ値は10・15モード燃費で9~10㎞/lのようです。
これを踏まえたうえで評価を見ていきましょう。
その評価は
RX-8の燃費評価で一番多かったのが平均7km/lという数字でした。
高速でも10km/lくらいというのがほとんどでした。
現代のスポーツカーから考えても、燃費は悪いほうになってしまうと思います。
次はRX-8の乗り心地についての評価を見ていきます。
リアシートの乗り心地も気になりますね。
その評価は
18インチを履いている割には、予想外に良い乗り心地。足回りは比較的締まっているが、突き上げてくる感じではなく路面の凸凹を伝える程度で、我慢したり文句が出ることはない。風切音やエンジンノイズがほとんどなく、排気音も適度に調整されており快適性も想像以上に高いです。
RX-8の乗り心地はいいようですね。
しかし、多くの人がポテンザを履いているとロードノイズがうるさいなどとタイヤで変わるという評価をしていました。
そのほかの評価は
後部座席はゆったりとといった感じではないようですね。
RX-8と同じプラットフォームを使用したRX-7にも後席がありましたが、あくまでも補助的なもので基本的には2人乗りといった使われ方をされていたため、ボディのサイズを変更せずに4人乗りにしたところで、やはり狭さが際立ってしまったという感じですね。
最後はRX-8の総合的な評価を見ていきます。
走行性能は申し分なかったものの、燃費がネックとなりました。スポーツカーだからと思えば納得のできる数値ではありますが、購入者はどのように感じているのでしょうか。
その評価は
もはや、このエクステリア、エンジンが好きだから乗るという車だと思います。それ以外の方が購入するには単純に維持費的に選択肢には上らないでしょう。3000キロにつきオイルを交換してます。こだわるなら専用オイルで交換だけで16000円します。燃料にエンジン洗浄剤入れたりもしてます。でも、この車がよいのです。そういう魅力がこの車にはあると思います。
やはり、デザインやロータリーエンジンが好きだからというのが購入者の一番の理由なようです。
スポーツカーに乗っている方に多いのはこのタイプです。このエンジンが好きだから、このボディが好きだから乗る!という方は実は非常に多いのです。
そういった方はやはり、燃費や維持費についてさほど気にしていないというのが実情でしょう。
そのほかの評価は
バリバリな、走り系を求めない方にお勧めかと思います。スムーズに速くといったイメージと言ったら解りやすいかと。ガソリンがレギュラーで大丈夫との事で、その辺りは、少しは懐に優しい(笑)自分は、ロータリーを乗り継いだ経験ありますが、NAロータリーは、気持ちが良いので、一度は味わって頂きたいなと思います。
同じロータリーでもやはり、ターボとNAでは走りが変わってきます。
ターボは後から後からもりもりと力が湧いてくるそんな感じで、NAはどちらかというとマイルドに乗れると思います。
NAのロータリー車を探している方、スポーツカーだけどファミリーカーとしても使いたい方、RX-8の購入を検討中の方は、ぜひRX-8の評価も参考にしてみてください。
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