デミオで車中泊しよう!コンパクトカーデミオで車中泊はできるのか?
2015/11/08
anirupakuharu
マツダが新型デミオのセダンモデルを「Mazda2 Sedan」として海外での販売を開始し、2015年1月にタイでの発売を開始しました。日本での発売は未定ですが、そのスペック、評価、魅力について調べてみました。また、デミオのセダンモデルはトヨタにOEMされます。
デザインテーマは「魂動(こどう)」
前面からデミオとわかるがセダンになったことに違和感をそれほど感じないのが非常にいい。
新型デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」登場
新型デミオセダン「Mazda Sedan2」は、端正なプロポーションと力強いスタイリング、上質かつスポーティなインテリア空間、優れた走りと環境安全性能を高次元で実現するコンパクトセダンです。
新型デミオセダン「Mazda Sedan2」のスペックは以下のとおりです。
・全長:4,320mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,500mm
・ホイールベース:2,570mm
・エンジン:1.5L 直4 SKYACTIV -D
・最高出力:105ps/4,000rpm
・最大トルク:25.5kgm/2,500rpm
・JC08モード燃費:26.4~30.0km/L
流れるようなルーフライン
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」はクーペのようなルーフラインをもつスポーティデザインです
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」はリア部分がハイデッキなセダンです。一般的にセダンのリアルーフは居住性確保のため高めのデザインとなりますが、デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」は、BピラーからCピラーをイッキに傾斜させたルーフラインデザインとなっています。
搭載されるエンジンは、新開発の「SKYACTIV-D 1.5」
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」に搭載されるエンジンは、マツダの技術革新で生まれた「SKYACTIV-D 1.5」
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」は、小排気量クリーンディーゼルエンジンである「SKYACTIV-D 1.5」を搭載し、タイのエコカー優遇制度に認定されました。認定条件は、燃料4.3リットルで100Km以上の走行距離が可能な燃費、CO2の排出量が走行1Kmあたり100g以下などとなっていて、認定を受けると新車税が軽減されるなどの優遇措置が適用されます。
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」のリアショット
少し腰高の印象がありますかね~~~
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」室内
後部座席の居住性も改善されていそうです。
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」のトランク
トランクはかなり広く、使い勝手もよさそうです。
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」はコンパクトなセダンモデルとなっていて、ハッチバックから無理にセダンに変更したという感じは全くありません。というか、デミオは元来セダンではなかったのかと思うくらいです。
マツダのセダンには、アテンザ・アクセラがありますが、デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」は少し外観が異なると思います。後部座席の居住性が心配されますが、スタイリッシュなセダンモデルなので、日本で発売されれば、受け入れてもらえるはずです。
デミオセダンモデルはOEMされトヨタサイオンiAとしても発売
画像上段がデミオセダンモデルの「Mazda Sedan2」
画像下段がトヨタサイオンiA
デミオセダンモデル「Mazda Sedan2」は、トヨタの北米向けブランドであるサイオンにOEM供給され、サイオンブランドとして初めてのコンパクトセダン「iA」として発売されます。
画像を見てわかるように、フロントバンパーとヘッドライトまわりのイメージが大きくちがいますが、その他は違いがないようです。
日本では最近、セダン車の売れ行きがあまりよろしくないそうです。マツダもデミオセダンモデルを日本で発売する予定は今のところないそうです。
しかしながら、この「Mazda Sedan2」は日本のセダン車市場を開拓してくれるのではないかと思います。
そこで、デミオセダンモデルが日本で発売された場合のライバルとなる車をまとめてみました。
カローラ アクシオ
トヨタのスタンダードセダン「カローラ アクシオ」
世界のトヨタが誇るスタンダードセダン「カローラ アクシオ」です。価格もほとんど同じでよきライバルとなると思われます。デミオセダンと比較すると室内はこちらのほうが広いように思いますが、外観のデザインは圧倒的にデミオセダンが優位ではないでしょうか。
トヨタ プレミオ
コロナの後継車 プレミオ
プレミオはあの伝統的なセダン「コロナ」の後継車です。初代モデルのキャッチコピーは「コロナの新しい成熟」と、コロナの系統であることを前面に出しています。でも見た感じは、コロナよりもゼロクラウンの印象が強いように感じます。
デミオセダンと比較すると購買層はかなり年配となるのではないでしょうか?
ホンダ グレイス
車名の由来は、英語で「上品」・「上質」
デミオセダンモデルが日本で発売されたら、真っ先にライバルとなるクルマだと思われます。
日産 ラティオ
ティーダの派生車「ティーダ ラティオ」として誕生しましたが、ティーダがノートに吸収されたことで、ラティオに改名されました。
CMが無いため、知名度は高くありませんが、事実上「サニー」の後継車と言われているクルマです。ただ、購買層はかなり年配となっているため、デミオセダンモデルのライバルにはならないでしょう。
先代も日本では発売されていなかったことを考えると、タイで発売されたデミオセダンモデル「Mazda Sedan2」ですが、同様に見送られる可能性があると思われます。
しかしながら、日本のマーケットも変化していて、小型セダンへ回帰している傾向にあるそうです。
各メーカーが上述のようなコンパクトセダンを積極的に前面に打ち出す姿勢をみせています。
このようなコンパクト セダンは、販売台数こそ多くありませんが中・大型セダンからの受け皿と
なる重要なカテゴリだと思います。
マツダには、コンパクトセダンのユーザが他社に比べあまりいませんが、コンパクトセダンが話題になり始めれば、デミオセダンがひとつの選択肢として注目されるでしょう。
マツダには、他メーカーには無い小排気量クリーンディーゼルがある。
これは十分な武器になります。
小排気量クリーンディーゼルを搭載した新型デミオセダンを投入することで、
ユーザの選択肢が増え、今までいなかった新しいユーザ層を誘い込み販売台数の
増加に貢献することでしょう。
このように考えると、デミオセダンが日本で発売される可能性は十分にあることが予想されます。
予想される価格は、デミオXDツーリング程度の約200万円前後となるのではないでしょうか。
発売される日がくることを期待して待ちましょう!
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